きぬたのブログ一覧

今日は晴れのち曇り。寒い。

朝起きたら天気が良いのに、冷え冷え。
昼には風が吹き始め、更に冷え込みが。
これで雨雲が有ったら雪だったんだろうなと。

一日仕事。午後は暇。
今月はいろいろと出費が多くて頭が痛いです。


さて６９年前の今日、東京がB29の空襲を
受けて、１０万人以上の死傷者を出しました。

作戦立案はカーチス・ルメイ少将。
悪魔に魂を売ったような作戦を立案した
張本人です。

いろいろと見解が有るでしょうけれど、
”戦略”爆撃の手法で日本を早期に屈服
させる目的で原子爆弾投下も含めて
た～くさん爆弾をばら撒いてくれました。

一般人が大量に虐殺された、というわけです。
勿論、国際法違反で戦争犯罪ですが、
戦勝国ゆえに特に裁かれたりはしてません。
寧ろ日本から勲章まで貰ってます。

それは一意に、”結果として”戦争終了が
早まり、米軍のみならず日本人も多く
助かったからでしょう。

特攻作戦や、万歳突撃など、それまで日本は
生き残る事、戦後の事など考えない無茶な
戦い方をしてました。

鬼畜米英という言葉にも表されているように、
捕虜や、戦死者の扱いが酷く、人として
扱われてなかったとかいろいろ有ったし、
日本の戦陣訓でも捕虜になるくらいなら死ねと
教えていたから皆、死を選んだわけです。

普通の精神状態ならそろそろ屈服しても
良いのにって所まで追い込まれながら、
本土決戦まで企画して準備してた日本に
業を煮やして非人道的大量殺戮作戦が
実行されたわけです。

恐ろしい事に、日本中の都市の無差別爆撃
では日本はちっともへこたれなかった。

決め手は原子爆弾か、ソ連の参戦か
とも言われてますが、終戦の詔勅を
読む限り、日本を打ちのめしたのは
原子爆弾だったようです。
新しい残虐な爆弾の登場で陛下の御聖断が
下った、と言えます。

もしこれでも屈服せず本土決戦となった場合、
米軍のオリンピック作戦に続いて予定されていた
コロネット作戦が実施され、予定戦場と
なっていた私の地元では、万歳突撃をやって全滅、
そして私は生まれて居なかったでしょう。
なんせ地元自警団の主要装備は”竹やり”
でしたから。

ベトナム戦争のように領土的野心の無い状態の
ソ連のような国が補給の一切を支援し
という環境があれば、日本も粘れば
負けまでいかずとも、と思う人も居るかも
しれませんが、残念ながらもっと粘っていれば
人口は激減、国土はソ連や米国などなどに
分割占領して、日本人は居なくなって居たでしょう。

当時の日本の内情、誰もがもう負けてると思いつつ
それを口に出したくない、卑怯者と言われたくない
負けるくらいなら死んだ方がマシなどなど
敗戦を語るなんてぜ～んぜん有り得ない
精神状態だったし、実話ですが、
終戦に傾きつつある昭和天皇を退位させ
皇太子殿下（今上陛下）を即位させ
松代大本営に立て籠もるなんて話も
有ったくらい。

また玉音放送のレコード盤を巡って
近衛第一師団での騒乱というか反乱も
有ったし。
厚木基地では小園大佐の反乱、
それが終わった後も、一部士官は
武器を携えて徹底抗戦する為に
富士の樹海まで逃げたとかいろいろ
話は有るのです。

殆どの人は納得しないまでも、玉音放送で
終戦を命じられ、ホッとしたんじゃないかと。

そういう国内の内情を知ってるからこそ、
佐藤内閣において、カーチス・ルメイに
勲章を出したんじゃないかと思ってます。

いまでも、米国の戦争犯罪を裁くとか
騒いで居る人、一杯居ますが、
戦争自体が非人道的で犯罪的って
忘れてませんかね？
理由はなんであれ、武力行使を始めたのは
日本ですから。

米軍が”紳士的に”粛々と軍事施設だけ
爆撃して、それから上陸作戦が始まろうものなら、
捕虜になる事が禁止となってた日本、
一般人も竹やりもって突撃して、
も～っとも～っとたくさんの人が死んでたかも
しれませんよ？

いつまでも負けを引きずって、恨みつらみだけ
吠えてるよりは、これからの日本が明るく
楽しく平和であるように努力する方が
ナンボかマシと私は思います。

それに、しつこいと隣国と同じじゃないかと。
忘れなくても良いけれど、騒ぐのはやめましょ。

尚、平和を愛さない諸国民が隣国にいます。
そういう前提ではない現行憲法は改正すべきだし、
日本に手を出すと痛い思いするという程度の
軍隊は持たないと、襲われるという事も理解しましょう。

通り魔も、強そうな奴には襲い掛からんもんですｗ