2014年07月02日
今日は晴れ。
風は涼やかだけど、晴れて暑い日。
一日晴れて気分は良いけど、お仕事。
そこそこに多忙な感じで充実。
夜はなんか疲れて居眠り。
宿題進まず・・・。汗
さて昨日、集団的自衛権行使に関して
従来の憲法解釈を変えますと閣議決定が出ました。
所謂解釈改憲って奴ですね。
1944年連合国は憲章作成を始めました。
日本は1945年8月ポツダム宣言受諾して無条件降伏しました。
1945年10月、ソ連の批准を得て国連憲章成立。
1947年、GHQの監督の下、日本国憲法成立。
9条には、陸海空軍及び”その他”の戦力を保持しない、
と明記され、当時の吉田茂総理大臣は、自衛の為の
戦争もしないんだと答弁しました。
1950年朝鮮戦争勃発、それを受けて、GHQは
警察予備隊という名の武装組織を結成させました。
1951年、サンフランシスコ市で講和条約に日本は
サインし、独立を果たしました。
1952年、警察予備隊令が失効するので、
保安庁法を成立させ、警察予備隊が
保安隊に改組されました。
こうやって並べてみると、日本国憲法9条が
当初の意味を保持できたのは1947年から1950年まで。
日本のあらゆる法律を超越するGHQの指令だった
とはいえ、3年で意味を歪めています。
GHQの箍が外れた1951年、講和条約の際、
国連憲章に明記されている集団的自衛権について
日本国政府はなんの留保条件も付けずに調印。
通常、条約を結ぶとき飲めない条文があれば
外交的には留保条件を付帯させることができますが、
これをしてないのです。
1952年、確信犯的に保安隊の成立。
つまり、国内的に集団的自衛権は持ってるけど
使いません、と答弁してた方が寧ろ、
国連憲章を解釈改憲してたようなもので、
国民は政府の怪しげな答弁で右往左往してた
という事に。
国連に加盟した時点で憲法の書き換えやって
おかないから現時点があるとも言えますね。
日本が鎖国せず、国連に加盟したまま、
世界の中での独立国として振る舞っていくには、
覇権は狙う必要ないけど、そこそこの軍事態勢は
保持して、国土防衛くらいはきちんとやる
体制を作る義務があるかと思うし、
今時の国土防衛って当事国のみでやる
というよりは、世界で協力してやってるという
現状からしても集団的自衛権はきちんと
行使できないといけないかなと。
さて次は憲法改正なんでしょうけれど、
国民が憲法の内容とかに関心を示し
十分知識が行き渡った所でやるのが
順当なんでしょうね。
講和条約発効後、うむやむにされてきた
憲法が今後矛盾のない文面になってくれる
事を期待しましょう。
Posted at 2014/07/03 11:47:15 | |
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みんから | 日記