今日は曇り時々雨。
午前中から起きだして、事務雑用。
なかなか進まず。
同時に電話で外のお仕事確認したり
予定組んだりで時間潰れる。
昼食後、少しウトウト。
夕刻施設で仕事。
帰宅して、雑用の続き。
明日早いので早寝。
さて
ニュース
トヨタが未だに勘違いしている点が書かれています。
30年前のバブリーな時代、インフレなこの頃、
給料が年々下がっていくなどとは誰も考えず、
借金してローン組んでも年々負担は軽くなる
現実が存在していました。
よって、家も建てたし、車も買ったし、
当然家族が増えてもなんとかなる。
車も、その時々で買い替えれば良いしと、
生活設計が楽でした。
バブルが弾けて30年、年々労働者の平均年収は
減少し、デフレスパイラルに入りました。
つまり、ローンを組んでしまうと、年々負担が
増えていくわけです。
特にボーナス払いを入れてローン返済に
してしまうと、真っ先に給料カットで狙われる
ボーナス削減で首が締まった人は多いはず。
よって、車を車検ごとに買い替えとかは論外。
一度購入したら壊れるまで使うコースに。
更に二酸化炭素排出基準問題で、
税制上は燃費の良い(?ように見える)車が減税の形で優遇。
そうなってくると、スポーツカーという、
乗って楽しむ車は非常に贅沢なマニアックな
存在に”浮いてきて”しまうわけで。
更にそれに乗じて、”所有する喜び”なる
非常に無意味な言葉が業界で流行し、
一部のお金持ちが、眺めるためにスポーツカーを買う
という流れを作ってしまいました。
車は乗ってナンボなんですけどね。
現在の若者はその流れを、親が苦労した姿を
子供の頃から見て育った世代です。
価値観自体が激変してるとも言えるし、
車を自由に乗り回し、操り楽しむという
楽しみを知らない世代になっているのです。
というわけで、トヨタの重役さんの主張は
概ね的外れと思います。
マツダの貴島さんの指摘はあってますが、
マツダ自身も値段設定間違ってますね。
バブル期最後の日経平均株価38000円。
現在16000円。半分です。
ワーキングプアという言葉が産まれた時、
境界線は年収300万。
それが今では年収200万に下がってます。
乱暴に言えば、お金の価値が2倍違うわけで、
当時300万の車、今だと150万でないと
買えない勘定です。
デフレのまんまだとローンも組めません。
そうした夢も無い若者たちにどうやって
車の楽しさを知らせるのか?
まずは、トヨタなど大会社が当面の損を覚悟で
政治力を発揮し、税制上での高燃費車に
対する優遇税制を止め、安倍政権がとっくに
とりくんでいるインフレ政策に乗じて
社員の給料を年功序列に改め年々微妙にでも上げ、
非正規雇用から正規雇用に変え、
テレビやネットで車の”運転の楽しさ”を
伝える番組を報じていくならば、
多少は世の中変わると思います。
尤もグローバル化の世の中、賃金安い国に
進出して安い部品で製品づくりという
世界的な企業経営上の潮流に反しては
居るので、儲けは激減するかと思いますが。
世界経済の中での日本の役割として
もう一度、インフレでワッショイ(までいかずとも)
将来設計しやすい給与体系とか経済状態
になることが重要と思います。
幸いにして日本はバブル期と異なり、
内需の国になってきているのです。
あとは政治家や企業家が日本で
復活の火を点火するかしないかだけ。
どこかやってくれないかな~。
Posted at 2016/07/24 00:49:26 | |
トラックバック(0) |
みんから | 日記