
今日は晴れ。
一日仕事。結構暇。
昨日最高気温が16度くらいと20度を
大きく下回り、今日は20度越え。
お陰で私のお腹はピーピーと泣いて
いるわけで、他所様も体調崩している
人が多い。
というわけでキャンセルだらけで暇でした。
今年の梅雨は空梅雨かとか言う以前に
気温差激しい梅雨なのかなと、ちと憂鬱。
空いた時間と夜は宿題。
さて
ニュース
先日行われたイギリスでの総選挙の結果、
与党が惜敗し過半数維持が出来なくなったようです。
EUからの離脱交渉に向けて足元を固めておきたいと
願ったメイ首相の願いは反って裏目に出たと言う事で。
イギリス国民もEUってものどう扱うべきか迷っているんでしょう。
そもそもEUの目指すところは何か、となるわけですが、
単純に言えばヨーロッパが一つの国家として活動しよう
という事に尽きると思います。
そうする事で人口4億人の大きな国家として世界での
存続が保証されてくるだろうと。
なんかその良い面ばかり報道されている気がして
なりませんが、EU統合が完成した暁には、
今迄国家としてイギリス、フランスとか活動出来て
いた”国家”が一つ格下の”地方自治体”になると言う事でもあるのです。
軍事や外交などの独自性も失われるだろうし、
ひょっとすると言語も統一って方向に行かないとも限らない。
これらを受け入れる気持ちがEUに参加する国々の国民に
あるのかどうか、という事なんでしょう。
経済的利益ばかりでくっついてみたものの、以上の
損失(文化、伝統、言語)を失い新しいEU国民になるよ
という現実に直面すると、急に住民は困惑し始めると。
日本も明治維新で統一国家として再スタートしましたが、
それ以前、江戸幕府支配下にあったとて、地方での
各藩は独自とまではいかないけれど、他藩の人と
擦れ違っても言葉が通じないってくらい方言が
酷かったようで、小説国語元年にもありますが、
明治期を通じて日本語の教育を”国語”として
進めた結果、日本全国どこへ行っても有る程度
言葉が通じる様になったんだと思います。
日本が海外に向けて”大日本帝国”と号したのは、
この国内のバラバラさから来ているのかも知れません。
で、現在の日本で悩みの種は地方での過疎。
国内での移動の自由、居住の自由が認められ
その中で生活していこうとすると、”仕事”の
有る所に人口が集中して来るのは必然です。
昔のように大きな土地が必要な農業が
国の産業の主体だった頃は、日本全国遍く
人々が広がって行きましたが、工業とか
第三次産業とか主体になって来ると、
これは都会の方が有利になるからです。
この問題は既に未完成な国体ながらもEUの中で
起きており、産業の少ない東欧やギリシャなど
或る意味”貧乏”な国では貴重な人材流出の
過疎で悩んでいる、一方で、そうした人材は
ドイツやフランス、イギリスなどに展開し、
現地の安い労働力として活動した結果
現地では原住の人々の”仕事”が奪われ
対立が深まっていると。
日本と違って言葉も文化も違う人々が大挙して
自国に訪れ仕事も奪われとなると普通は揉めますよね。
それに加えて、イギリスの場合、元々がイングランド
という一つの国でできているわけではなく、あの狭い領域で
イングランド、スコットランド、アイルランド、それからウェールズと
あるわけです。
単独では生きて行く事が辛い小国が大きな国に飲み込まれる
形で存続できているというそういう形の国家、
これらはすべからく、もっと大きなEUという枠組みの大国が
できると、自らの伝統とか文化も含めた自主独立と自治を
求めて、小さな枠組みであるイギリスとか、
スペインとかの
枠組みから独立したくなるのは当然なのかなと。
EUの中で経済的に筆頭に立っているドイツですが、
これまた現在ある”州”ってのは元々一つの国だったり
するわけで、EU”帝国”ができあがったら独立しても
変ではないのです。
そうならない大国はフランスぐらいか・・。
EUでの混乱と言うと、イスラム文化圏からの移民の
話ばかり報道されていますが、もっと根の深い所に
この問題は有ったりするのです。
口先では人道的にと意地を張ってますが、
どこまで自らを犠牲にEU完全統合まで
持って行けるのか見物ですねw
日本も口先だけで移民の受け入れを吠えている
偽インテリが多いですが、日本に一番やってくる
可能性高いのが人口が余剰の虫獄。
こいつらが大量に発生して日本の一部で
独立騒ぎとかやり始めないとは限らない。
気を付けましょう。
Posted at 2017/06/15 17:16:57 | |
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