
今日は晴れ。(午前中曇り、午後から晴れ)
昨晩遅かったのも有ったけど猛烈に眠い日。
なんとか頑張って午前中終了。
昼は外食、帰宅して昼寝。
すわ、寝坊か!ってところで危うく起きて、
午後の仕事。眠い・・・。
結局一日眠気との戦い。
写真は祭りの花火。花火そのものより
横の煙が花火の光で光ってるのが面白かった。
こればっかりは、花火師は計算して無いだろうな。
さて
ニュース
日本の軍用機マニアにとっては感謝しても
感謝しきれない米国のスミソニアン博物館。
大して勉強もしないで敗戦国という”ひがみ”の
視点で記事を書くとこんなん出ました、と
なるのかなと。
ご存知の方はご存知の話ですが、この紫電21型
(紫電改という呼称は正しくない)や陸軍4式戦闘機疾風
は、中島飛行機製作所(現在の富士重工)が
作り出した誉エンジンを搭載してますが、
高高度での性能はイマイチで、B-29など
1万メートル越えでやってくる爆撃機などの
迎撃戦には不向きであまり戦果は挙げられませんでした。
寧ろ三式戦闘機飛燕とか零戦の方が戦果を
挙げていると言えましょう。
そういう観点からすれば、B-29(特にエノラゲイみたいな
単機で来る爆撃機)の上に吊るしたとすると
歴史的には大間違いとなるはずです。
ディスプレイとして考えるなら、そう思うべき。
一方、フルレストア終了して一般の人に
良く見て貰うべき配置をしたとすれば、
エノラゲイの直ぐ下、など、これ以上無いほど
良い立地条件だと私は思います。
記憶が正しければ、零戦は天井から吊り下げになって
展示なので間近に見る事はできません。
いずれにせよ、例え、戦利品でかっぱらってきた物
であれ、莫大な資金と、最良の人材など、日本では
考えられないほどの環境で、これらの保全に努め
今の私達に見せてくれるアメリカの文化というか、
姿勢には感謝しても感謝しきれないものがあります。
ここまでアメリカを持ち上げるのは、日本での
保存のまずさが多いに不満であるからです。
国内に零戦も含めて相当数、展示が見られますが
動態保存なんて、とんでもない、現状維持でも
危うげな保存展示が全てと言っていいかも知れません。
(唯一河口湖自動車博物館の零戦21型はエンジンは動きます)
(但し、動くエンジンは外してある)
埼玉の所沢航空100周年を記念して、
プレーンズオブフェイム(有名機博物館)から
世界で唯一の栄エンジン搭載の、それも
飛べる零戦が来てましたが、
数十年前、ここから4式戦闘機疾風を
お借り?して、富士重工でレストア整備などした時は
この疾風は空を飛んでいました。
しかしその後の保存展示があんまりだったので、
現在エンジンを動かすどころか、空も飛べません。
知覧の特攻記念館に展示してありますが、
ここに来るまでに部品は盗まれるし、散々な状態
だったようです。
つまり米国に有る間は、ほぼ完璧に余命を保てるけど、
日本に来ればほぼ間違いなく、死亡します。
”プレーンズオブフェイムの零戦を日本に返せ”
とチョーセンヒトモドキばりの主張をするアホも
居ますが、そんなことすれば、貴重なこの零戦が
10年もしないうちに、たんなるオブジェになって
しまうことは明白です。
それが、日本の現状なのです。
飛行機が好きで、敬意を払うのならば、
まずはこんな日本が変わる事が先。
尤もそうなっちゃう原因の一部に、現在の
航空行政とか多いに関係してるので、
理解を示して活動してくれる議員を育てないと
それも無理なのかなと。
いや、更に自虐史観を変えないと、
そんな雰囲気にすらならないかな・・・。
Posted at 2013/10/06 15:19:41 | |
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