GOODYEARタイヤ体感試乗会

皆さん、こんばんは～

久しぶりの更新ですねぇ

シーズンオフになるとネタが無くて(^-^;



さて、本題へ



先日、ＪＡＲＩ（日本自動車研究所　城里テストコース）でトヨタ部品茨城共販さんのイベント「GOODYEARタイヤ体感試乗会」が開催されれました。

ボクの本職（ブレーキシステムメーカーのエンジニア）からコース確認および性能評価をするために行ってきましたよ～

本職で年に何回か行くことのあるＪＡＲＩでＤ１ドライバーとしての仕事で行くってのはなんか新鮮で楽しかったです(^o^)



今回の試乗会では、燃費性能とウェット性能に優れＢＭＷの純正装着タイヤにもなっている『E-Gripパフォーマンス』、ミニバン専用ツーリングタイヤの『EAGLE RV-F』、オールシーズンタイヤの『Vector 4シーズン』の性能をいろいろな路面で他のタイヤと比較市場ができるイベントでした。

普段の仕事ではタイヤ同一での電子制御の性能比較をすることは多々ありますが、いろいろなタイヤを同一条件で性能比較できる機会はそうそうないので興味津々でした～



結果は、良いのは当たり前なのですが、『ここまで差があるんだー！』と驚くべき性能差がありましたよ～


『E-Gripパフォーマンス』はドライでのシャキッとしたフィーリングが素晴らしいのにウェットでの制動時に凄く安心感のある接地性があり停止距離も短いという高性能タイヤ
ドライグリップ、燃費、そしてウェット性能って相反すると思うのだけどそれぞれ性能が良く、しかもバランスの良いタイヤでした。


『EAGLE RV-F』はこれを履いた車に乗るととても普通にセダン感覚で乗れて違和感ないのですが、OEMタイヤを履いた車に乗り換えると、やはりミニバンのワンテンポ遅れてグラッとする感じで、普通の速度域でのコーナリングで明らかに操舵角が増えました。


『Vector 4シーズン』はいいですね～
オールシーズンタイヤっていままで良い印象をもったこと無かったのですが、このタイヤは普通に乗れてしかもウェットでの性能はかなりのものでした。



ここまでも新品タイヤ同士の比較ながらかなりの性能差があったのですが衝撃的だったのは『E-Gripパフォーマンス』と『中古２部山タイヤ』の性能差

銘柄は書きませんが怪しいブランドではなく中古２部山といってもスリップサインに対しては全然余裕があり普通の使い方なら１年後の車検くらいまでは持つかも？ってタイヤだったのですが

ウェット路面での制動距離には大きな差がありました。

１１０ｋｍ／ｈでのウェット走行からの急制動だったのですが、『E-Gripパフォーマンス』は４９ｍで停止出来たのに対し２部山タイヤの制動距離はなんと７９ｍ！！

高速道路の制限速度はわずかに上回っているけど実際はこれくらいで走ってる人多いよね？


そんな普通にありえるシチュエーションでしたが制動距離には３０ｍの差がありましたよΣ(ﾟДﾟ)



２～３ｍなら誤差かな～なんて思いますが３０ｍですよ！

これだけ差があったら大げさではなく生死を分ける可能性高いですよねぇ



１トン以上の重さで１００ｋｍ／ｈを超えて走る車ですが、その接地面ははがき大程度

それくらいの面積しか地面に設置していないのに高速で移動する乗り物に命を乗せて走っています



今一度、自分のクルマのタイヤがどんな状態かチェックしてみてくださいね～