
フロンクスの展示会に行く前に、CX-3の試乗に寄った。
以前、初期型のXD1.5Lに乗っていたので、乗りやすくて良い車なのは解っていたのだが、1.5Lガソリンには乗った事が無かったのと、年次改良で電動パーキングブレーキやオートホールドが付き、更にマツコネが8.8inchになった事など、年次改良による進化を体験したくて改めて乗りに来た感じ。

まず、外観は10年近く前のモデルとは思えないほど洗練されていて、改めてカッコイイデザインだと思う。
特にVivid Monotoneのブラックメタル化されたシグネチャーウイングや無塗装樹脂だったアンダーパーツがピアノブラック塗装され、質感の高い内装にも魅了される。

運転席席は安定のMAZDAクオリティ。
座った瞬間からしっくりと体が馴染む。
ただ、今となってはメーター周りの情報量は流石に少なめか?
CX-30と比べてはいけないのだろうが、昨今の他社製品と比べてもアナログタコメーターメインのドライブインフォメーションだとさすがに寂しさを感じる。

ドライバーズカーとは言え、後席座面の短さと足周り空間の狭さは、もう少しなんとかなると良いのだが…。

ラゲッジスペースは初代と変わらないので、この奥行きを少し狭くしても良いので、後席スペースをもうちょっと確保した方が良いのでは?と感じる。

ガソリン車はエンジンカバーが無いのね。
カバー付けた方が静粛性は増すので、後付けでもカバーは付けた方が良い気はする。
試乗した印象は、1.5Lガソリンでも街乗りなら充分。
取り回しもしやすいし、改めて良い車だと思う。
ただし、ライバル車の出来が日々進化している事を考えると価格的にも装備やサイズ感でもガチで被ってるフロンクスは相当手強い競合相手になる。
ヤリスクロスやWR-V.、キックス辺りをこの2台のライバルに想定する人もいるようだが、CX-3やフロンクスを検討する人がヤリスクロスやWR-V、キックスで悩む事はないだろう。
全く車の方向性が違っていると感じる。
そもそも、燃費や積載量を重視するならCX-3やフロンクスは選ばないだろうし、ドライビングフィールや居住性、内装の質感の高さを重視する人はヤリスクロスやWR-Vを選ぶとも思えない。
キックスに至っては、上記4車種を選ぶユーザーとはそもそも判断基準が違っている気がする。

しかし、改めてCX-3のVivid Monotoneを見ると…やはりカッコイイ。
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Posted at
2024/08/24 16:04:37