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結婚し、子供も出来、落ち着くべきかとも思いつつ、それでも若い内にどうしても乗っておきたくて、スプリンターGTから乗り換えたFRのライトウェイトスポーツカー。
子供が出来たとはいえ、まだまだ新婚だった自分としては家族3人で旅行に行くにしても、運転していて楽しい車に乗りたかったのですが、妻に相談すること無く買い替えた事で軽く口論になったような気がします。正直、若気の至り。

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【CX-3 XD 1.5L】をあと3年くらいは乗ろうかと思っていた昨年の春先。

下記の記事に書かれているような年次改良がCX-30に施され、乗り味が格段にアップした。

「マツダCX-30」乗り心地改善だけでなく“人馬一体”感も増したが、いつ買えばいいのか迷う（萩原文博レポート）

2019年の販売開始当初、走行中の路面からの突き上げ感がやたら強かったり、ブレーキフィールの調整が熟れていなかったり、クルーズコントロールの速度制限が微妙だったりと、諸々購入に悩む点があったのだが。
毎年コツコツと年次改良を行うMAZDAらしく。
発売から3年目にして、いろいろな問題がクリアされた感があり、購入を決意したのが昨年の6月。

そして、前車CX-3の7年目の車検が切れる直前の2022年8月25日。
ギリギリでCX-30が納車された。

1年間乗った感想としては、満足度は相当高い。
300万円前後の価格でこのクオリティは、良い意味で相当にヤバい。

10年前に乗っていた【BMW320i】に匹敵、もしくはそれ以上の乗り心地と満足感を得ている。

車は日常の足だと思えば何一つ欠点の無い、良く纏まった車です。
セダンスタイルで人を乗せて運ぶにも、広さもパワーも十分で、スクエアな車体は見切りも良く、文句の付けようのない車です。
しかし、自分的には全くトキメク物が無く…まるでタクシーを運転しているようなそんな車でした。
そう言えば、これまでの人生の中で白い車を買ったのは唯一この車だけです。
普段、白なんて選ばない自分がなぜこの車だけ白だったのか…未だに謎。
まあ、白が似合う車ではあったと思います。

『街の遊撃手』のキャッチコピーとワルツを踊るように複数台のジェミニが並走するCMがとても魅力的で、運転するのがとても楽しい車でした。

それでも、自力で買った満足感から車検までの2年間は、1人で杉並区のアパートから秩父や鎌倉、山梨、群馬など、時間を作ってはドライブしていました。