
消防学校 訓練用バス
三菱ふそう エアロバス スタンダードデッカ KL-MS86MS
2003年式
元 川崎鶴見臨港バス 3024(横浜200か1332→川崎200か1477)
人を運ぶために生まれてきたバス。
その第二の人生(車生)には休憩所や倉庫など色々な形態がありますが、その中でも少し珍しい歩み方をした車をご紹介します。
こちらは消防学校の救助訓練用に導入されたもので、元々は川崎鶴見臨港バスで活躍していた車両です。
消防学校とあって、火事の消火訓練以外にももちろん交通事故の救助訓練を行う為、こちらの車両を使って乗客・乗務員の救助方法を学ぶようです。
リアから
臨港バス時代は3024の社番をつけていた車で、空港線などで使用されていました。
ベースはエアロバスの一番屋根の低いスタンダードデッカー車で、観光用途でない高速バスなどで全国的に導入のみられた車でした。
スタンダードデッカー車にのみあった長尺のS尺車で、屋根の低さも相まって非常に長く見えます。
救助訓練時に使用したためか、現在はガラスが一部割られています。
一見真っ白に見えるかもしれませんが、臨港バスの高速車カラーである赤と紺色の楕円が消されているだけで横線デザインはそのままとなっています。
足元はトピー工業製エクスモードのアルミホイールで、高速車らしい選択といえます。
人を運ぶことは残念ながらなくなってしまった車ですが、これからは若手消防士育成のためにこの地で活躍していくことでしょう。
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Posted at
2024/11/07 20:54:30