いすゞ エルフ ニーダー車(道路標示工事車)
こちらは5代目エルフ最終型をベースにしたニーダー車と呼ばれる車両です。
ニーダー車とは、道路工事の際にセンターラインや矢印をペイントするための機材と、ラインのペンキが固まらないように暖めておく釜を積んだ車両です。
後部に載っているものがそのペンキを暖めておく釜で、同時に中で撹拌も行っておりペンキが混ざるようになっているそうです。
画像の車はダイア社製の架装がされた車で、釜部分にそのロゴが入っています。
さらにニーダー車の特徴といえば、やはりこの側面に取り付けられた昇降ゲートではないでしょうか?
通常この手のゲートは車両後部に付けられているのが一般的ですが、ニーダー車では後部に釜がある関係で取り付けられず、かと言ってゲートが無いと重たい機材が積み下ろしできないために側面に取り付けてあります。
さらにこの個体の見どころはこの塗り分けです。
一般的には白ラインは一本のことが多いのですが、こちらは2本となっており紅白の塗り分けもバンパーだけでなくグリルとフロントパネルまでされているのがポイントです。
実際目立たせるための塗装でしょうが、パネルまで塗ってある車は珍しいように思います。
紅白面積が広いとよく目立ちますね。
フロント写真は横断歩道上から撮影したものですが、今思えば危険だったような…撮影はもう今から10年ほど前の事でその頃は今ほど車道撮影だの騒がれることなどなかったような記憶があります。
Posted at 2024/04/12 19:43:12 | |
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