
東京MERカー T-01
足立800お719(劇中ナンバー)
三菱ふそうスーパーグレートFP+京成自動車工業
1996年式
元 長野放送中継車(長野88や・・・・)
2021年にTBS系で放送されたドラマ「東京MER〜走る緊急救命室〜」の劇中車として登場した東京MERカーT-01です。
劇中では医療機器とオペ室を搭載した緊急車両として登場する車ですが、ベースはスーパーグレートFPに京成自動車工業が架装したテレビ中継車で、元々は長野放送で使用されていた車両になります。
MERへ改造されるにあたって専用フロントバンパーとアニマルガードの装着、右ルーフのサーチライトの装着、赤色灯の設置等がされています。
さすがに車内は別セットなのか、実際には作り込まれていないと言われていますがその辺りはどうなのでしょうか?
側面と後部のルーフにサイドオーニングが取り付けられています。
これは前所有者の頃から取り付けられていたようです。
後部は観音扉になっていますが、これはMERへ改造される際に変更されたもので元々は観音ではない扉形状となっていました。
足回りは新車装着と思わしきふそう純正のホイールキャップをボディ色に合わせて塗装がされています。
車体上部には赤と青の警光灯が並び、リアコーナーの部分はカバーがつけられ、オリジナリティに溢れています。
画像は横浜ランドマークタワーの下で展示がされた時のもので、夜の画像は撤収時のものです。
96年式ということで、スーパーグレートとしては最初期型となり8DC系のV8エンジンを搭載しているようで、この撤収時にはドロドロと音を立てて走り去る姿を見ることができました。
実際の緊急車両ではない為、公道走行時はこのように赤色灯にカバーをかけて回送します。
ファンからも幅広く人気のある車両となりましたが、元々は裏方役の車だっただけに新車から約25年の時を経てここまで注目されるようになるとは車も誰も思っていなかった事でしょう。
同じ作品シリーズ内に登場する別の中継車をベースにした横浜MERもいずれご紹介できればと思います。
注:長野放送からは専門の中古業者を経て改造されたものになりますので、車両について長野放送への問い合わせ等はご遠慮下さい。
Posted at 2025/07/26 12:25:42 | |
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