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さんちゃん(サンマル)のブログ一覧

2025年03月15日 イイね!

ふそう エアロスターM 飲食スペース

ふそう エアロスターM 飲食スペースラーメン屋飲食スペース
三菱ふそう エアロスターM U-MP218M
年式不明(1992〜94年頃?)
元 野辺地西高校スクールバス55号(自家用登録)



かつて群馬県に存在した、バス廃車体を利用したラーメン屋の飲食スペースです。
建物に隣接しており、車体左側面の半分が覆われていました。
幕部分にある通り、元々は青森県にある野辺地西高校でスクールバスとして使われていたようです。



反対側から見ると建物と同化しており、なかなかの光景ですね。
サイドミラーはそのまま残されていたので建物から飛び出ていました。
左ヘッドライト上にはふそうのエンブレムが残されていました。



この頃はまだエアロスターにボディが2種類あった時代ですが、こちらは三菱重工名古屋自動車製作所(三菱名自)製のエアロスターMを架装した車になります。
ボディは茶色に塗装されていますが、現在現役の元所有者のカラーリングや残る文字類から見るに元々はエアロスターの純正カラーであったようです。
もしかすると今も同学校で続く緑/白のカラーリングの原点はこの車だったり…?



側面には2段窓が並びます。
ここまで茶色に塗られているにも関わらず、綺麗にスクールバスのマークが残されているのが不思議ですね。
ルーフには小さなベンチレーターが並ぶのみでエアコン機器はなく、ホイールベース間にもルーバーが見当たらないことから非冷房車のようです。
この頃の東北は夏場でも涼しかったからか、冷房は不要と判断されたのでしょう。



後部には光星学院と文字が残されています。
わざわざマスキングしたようも見えますが、おそらく学校除籍時にテープで学校名を隠してきて、茶色に塗った後に剥がれてしまったのでしょう。
テールはバス協テールとなっておりレトロな雰囲気が漂います。
ドアはトップドアで、スクールバスらしい仕様です。
後部幕は備わりません。



車内の様子です。
しっかり飲食スペースとして改装されていますが、シート上の荷物スペースはそのままとなっています。
撮影時は使われていない様子でした。
さすがに飲食スペースとしては空調を設置しないわけにもいかず、エアコンの姿が見えますが非冷房車がまさか飲食スペースとなった上にエアコンを後付けされるなんて思いもしなかったことでしょう笑








せっかく近づける個体だったので銘板も確認しておきました。
U-MP218Mと型式が確認できるほか、シャシ番もかなり若い(?)ことがうかがえます。
もしかすると元々はサンプルカーやカタログ撮影車だった可能性があったりするんでしょうか…?
カタログカラーだったこともそういうことであれば辻褄が合いますよね。

大通り沿いということもあり、目立つためお店の注目度にもかなり貢献したことでしょうが残念ながらお店が閉店、2024年6月頃に現地解体となり現存しません。
Posted at 2025/03/15 10:39:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | バス
2025年02月08日 イイね!

フォード F-350 ファイヤートラック

フォード F-350 ファイヤートラックフォード F-350 KME P20ファイヤートラック
1990年式?
元 米空軍横田基地RAMP-4




以前とある場所で見かけたフォードF-350をベースにした消防車両です。
フォードFシリーズは今も続くフォードのピックアップトラックシリーズで、画像の車は8代目の350 4WD車がベースとなっています。
元々は米軍横田基地内で消防車として活躍していた車で、導入当初は緑の軍用カラーだったようですが途中から塗り替えられ、画像の赤となったようです。
さらに途中で資機材搬送車へ転用されたそうです。
フロントにはアニマルガードのようなものとウィンチが装備され、屋根上には角バータイプの赤色灯が載っています。
マーカーランプもアメリカらしくて素敵ですね。

リアから


リアがダブルタイヤとなるデューリーで、荷台はアメリカでは作業車でよく目にするユーティリティベッドです。
艤装はアメリカの消防車両製造メーカーであるKMEです。
荷台脇には作業灯が装備されています。
荷台内側が緑色なのは塗り替え前の名残でしょうか。
なかなか見られない貴重な車でしたが、現在は撤去されており見られなくなってしまいました。

本記事を書くのにあたり、こちらの記事を参考にさせていただきました。「レッド・インパルスの消防車」ブログ 古い消防車 USAFフォードF350 P20消防車
2025年01月16日 イイね!

相模中央交通 502・503

相模中央交通 502・503相模中央交通 
湘南200か502
三菱ふそう エアロミディ KK-MK23/25HF
2003年式(推定)



施設の送迎バスとして活躍するエアロミディMKです。
タクシー会社である相模中央交通が特定車として運行していたバスです。
送迎車らしい仕様で、観光マスクにトップドア、側面窓はメトロ窓が選ばれています。
また、メッキホイールキャップ履きなのも良いですね。
カラーリングは白/マルーンとシンプルで渋い色合いとなっています。

リアから


こちらの車の注目点はホイールベースの短いF尺が選ばれているところでしょうか。
J尺に見慣れているとちょっと違和感がありますね。
また、テールは標準位置に加えて上部にストップランプとウィンカーランプの補助灯が備わっています。
サスペンションが板バネかエアサスかの確認ができていませんので、型式が23か25かは不明です。

なお、連番でもう一台在籍しています。



相模中央交通
湘南200か503
三菱ふそう エアロミディ KK-MK23/25HF
2003年式(推定)

こちらも同仕様となっており、同じ用途で使用されています。
年式を推定としたのはナンバーから判断したためで、新車導入であれば2003年式で間違いないと思われます。
画像の車は現在、相模中央交通が合併により消滅したため、それに伴い合併先の神奈中タクシーへ移籍しています。
Posted at 2025/01/16 19:18:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | バス
2024年11月17日 イイね!

皇宮警察 警防車 皇吹1

皇宮警察 警防車 皇吹1皇宮警察本部 警防車 皇吹1
いすゞ 342フォワード ポンプ車



日本の消防車といえば赤色ですが、今回は白基調の消防車をご紹介します。
こちらは、皇室の護衛や警備を専門とする「皇宮警察」に配備されているポンプ車で、警防車と呼ばれる車両です。
警察所有のポンプ車というだけでも珍しいですが、まず気になるのがこのカラーリングでしょう。
白(クリーム色寄り)に赤の太いラインの入るものとなっており、赤一色とは違った印象を受ける1台です。
左側面のホースは、巻きつけてあるだけでなくホースリールのような形になっているようです。



一方で右側面のホースは一般的な巻きつけタイプになっているようです。
こちら側までリールのようなものは必要ないという判断でしょうか。
ベースは342フォワードのダブルキャブです(ダミーグリル付きは320後期でなく342という名称が与えられているそうです)。
屋根上の赤色灯は丸バータイプとなりますが、車幅よりもかなり狭まったものとなっており、ちょっと不釣り合いに思えてしまいます。
警察車両なので、フロントには消防章ではなく旭日章が備わります。

画質の荒いもので申し訳ありませんが、リア画像も


ホイールはシルバーではなく、車体に合わせた白(クリーム色)に塗られています。
キャビンは赤の太いラインのみですが、ポンプの架装部分は下にも赤い細いラインが一本引かれています。
本来であれば後部にはホースカーが搭載されますが、撮影時は点検による回送中だったのか下ろされていました。

警察には機動隊にもポンプ車のような放水車が存在しますが、あちらは暴徒などに対応するための車両で、こちらは消防同様に火災対応のために配備されているものです。
なので、こちらが緊急走行するようなシーンは大事といえ、本来あってはならない場面といえるでしょう。
緊急走行することがないよう、この先も祈りたいものです。
2024年11月07日 イイね!

消防学校 訓練用バス

消防学校 訓練用バス消防学校 訓練用バス
三菱ふそう エアロバス スタンダードデッカ KL-MS86MS
2003年式
元 川崎鶴見臨港バス 3024(横浜200か1332→川崎200か1477)



人を運ぶために生まれてきたバス。
その第二の人生(車生)には休憩所や倉庫など色々な形態がありますが、その中でも少し珍しい歩み方をした車をご紹介します。
こちらは消防学校の救助訓練用に導入されたもので、元々は川崎鶴見臨港バスで活躍していた車両です。
消防学校とあって、火事の消火訓練以外にももちろん交通事故の救助訓練を行う為、こちらの車両を使って乗客・乗務員の救助方法を学ぶようです。

リアから


臨港バス時代は3024の社番をつけていた車で、空港線などで使用されていました。
ベースはエアロバスの一番屋根の低いスタンダードデッカー車で、観光用途でない高速バスなどで全国的に導入のみられた車でした。
スタンダードデッカー車にのみあった長尺のS尺車で、屋根の低さも相まって非常に長く見えます。
救助訓練時に使用したためか、現在はガラスが一部割られています。



一見真っ白に見えるかもしれませんが、臨港バスの高速車カラーである赤と紺色の楕円が消されているだけで横線デザインはそのままとなっています。
足元はトピー工業製エクスモードのアルミホイールで、高速車らしい選択といえます。
人を運ぶことは残念ながらなくなってしまった車ですが、これからは若手消防士育成のためにこの地で活躍していくことでしょう。
Posted at 2024/11/07 20:54:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | バス

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Y30セドグロとミニカーとはたらく車が大好きなおじさんです。ブログでは愛車のことに加えて、今まで街中で出会った車達の画像を掲載する予定です。
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