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さんちゃん(サンマル)のブログ一覧

2024年10月22日 イイね!

東交観光バス K-01

東交観光バス K-01東交観光バス
K-01
杉並810あ701
日野レンジャー BDG-FE7JUWA+中京車体工業+東急テクノシステム
2010年式
元 練馬800か540



変わった見た目のこちらのバスは、「トラバス」などと呼ばれるもので、日野の中型トラックであるレンジャーのシャーシに中京車体工業による専用バスボディを載せていて、「車いす移動車」という登録となるようです。
フロントマスクは大型観光バスであるセレガRのものが流用されており、前側のみを見たら普通にセレガRと勘違いしてしまいそうですね。
もちろんボディは専用なので、側面はセレガRとは別物です。
安全窓はふそうローザ用でしょうか、うまく流用されています。
側面窓は黒サッシのメトロ窓が並び、中ドアは4枚折戸となります。
前ドアがないのはトラックベースである構造上装備できないからでしょう。

リアから


リアスタイルはこのようになっています。
最大の特徴は後部に車いすリフトを備えている点で、これはリアエンジンであるバスベースの車両では実現できない部分でフロントエンジンであるトラバスの利点です。
狭い道路などでは側面リフトの場合乗り降りができないことがあり、このように後部からの乗り降りとすることで解決しているようです。
このリフト関係などに東急テクノシステムが関わっているそうです。
リフトの左右に凹みのプレスが確認できますが、これはおそらく日野ブルーリボン系のものを模しているようでセレガR顔のブルーリボンシティ辺りがモデルなのでしょう(実際そんな組み合わせは実在しませんが)。



非公式側(右側面)です。
こちら側も見どころがあり、運転席側ドアは日産シビリアンからの流用です。
そのドア上には不要と思われたのか、窓類は一切設けられておらず飾り板も何もない部分となっています。
ルーフには丸型ベンチレーターとポンチョなどで見られる小型のデンソー製エアコン機器が搭載されています。
大きな車体ではありますが、これで十分なのでしょう。

別アングルより


この前輪の引っ込み具合もたまらなく好きなポイントの一つです。
非常に気になるのは、既にセレガRが絶版となりセレガは新型となっていたはずの2010年になぜセレガR顔で制作したのかという点です。
よほどこだわった注文だったのでしょうか…?

こちらの車は普段は都内でスクールバスとして使用されていましたが、学校名を剥がした上で2021年に行われた「東京パラリンピック」にて選手輸送に充当され注目を集めました。



車いす選手の輸送に大きく貢献したようです。
私は残念ながら輸送中を目撃することは叶いませんでしたが、現地のバス置き場にて姿を捉えることができました。
レスクル観光の西工とも並び、二度と実現しないであろう並びが実現していました。

現在は同社からは除籍され、売却されたようですが今後の動向が気になるところです。
Posted at 2024/10/22 18:44:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | バス
2024年10月15日 イイね!

日立オートサービス 7006

日立オートサービス 7006日立オートサービス
湘南230あ7006
日産ディーゼル スペースランナーRA PKG-RA274TAN+西工96MC E-Ⅱ
2010年式



私立の学校送迎で使用されていた、UDスペースランナーRAです。
同社はメルファやガーラミオなど多くが中型車を使用していましたが、なぜかこれは大型のUD車でした。
フロントガラス上に幕が備わらないE-Ⅱボディで、特筆すべき点としてはヘッドランプが規格の角形ではなく京急バスや江ノ電バスでみられるディスチャージヘッドランプが装着されているところでしょうか。
採用例の少ない仕様ですね。

リアから


側面窓は黒サッシのT字窓が並びます。
テールはシビリアンテールではなく規格品の並ぶ後期仕様です。
ナンバーはセンター配置で、乗降中灯も備わります。
エンジンルーバーが3本並びなのがツーステらしいポイントでしょうか。

ライト点灯中の別アングルから


最長となるT尺のため、こうしてみると非常にホイールベースが長いことがよくわかるかと思います。
クーラーはサーモキング製の直結冷房で、機器はルーフに搭載されています。
マーカーランプが点灯した姿もなかなか良いですね。
残念ながら公式側(左側面)の写真は撮っていなかったのですが、トップドアでいかにも送迎用といった仕様になっています。
現在は同社からは除籍され、移籍先の東京都下の事業者でスクールバスとして使用されています。
いずれ移籍後の写真もアップできればと思います。
Posted at 2024/10/15 08:05:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | バス
2024年10月14日 イイね!

伊豆箱根バス 2902

伊豆箱根バス 2902伊豆箱根バス
2902
湘南200か2005
三菱ふそう エアロバスMM KK-MM86FH
2001年式?
元 伊豆200か62



西武グループである伊豆箱根バスのエアロバスMMです。
エアロバスMMは、大型短尺車でボディは大型車のMS8系と同様のデザインとなっており、正面から見たら12m車かショート車かの判断は難しいでしょう。
大型はV8エンジンが搭載されていた時代ですが、こちらは直6の6M60で現在のエアロスターなどと同じ型が搭載されていました。
伊豆箱根バスでは、UD車での導入が多く富士重や西工架装のRP(UDの短尺車)が多かったためにふそうのMMは少数派だったようです。
大型でもUDや日野が多いので、このエアロバスにライオンズカラーというのも少し新鮮ですね。

標識が入ってしまった残念な写真ですが、リア画像を…



側面窓は全てT字窓で揃えられています。
だいたい1枚目や4枚目が固定窓となることが多いので全てT字窓という組み合わせは珍しい方かもしれません。
加えてスモークガラスというのもいいですね。
クーラーは直結で、屋根上搭載のためトランクは2スパン用意されています。
この車は元々伊豆200か62で登録されていましたが、小田原へ転属した際に湘南ナンバーへと変更されたようです。
現在も在籍しているのかは不明です。
Posted at 2024/10/14 10:53:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | バス
2024年10月13日 イイね!

トヨタ マークⅡバン JAFロードサービスカー

トヨタ マークⅡバン JAFロードサービスカートヨタ マークⅡバンGL(YX78V) JAF(日本自動車連盟)ロードサービスカー



シリーズ5代目となる70系のマークⅡバンは、ハードトップが80系・90系・100系とFMCをしたあとも70系のまま継続生産され90年代後半まで作り続けられていました。
そんな旧型のまま作り続けられたマークⅡバンは、マーバンという愛称がつけられ現在も高い旧車人気を誇ります。
もちろんバンという種類上、ノーマル以外にも企業や官公庁でも広く親しまれ、様々な「はたらくマーバン」が存在します。
今回ご紹介の車もそんな1台です。

JAF(日本自動車連盟)の青白制服姿のマーバンで、ロードサービスカー仕様となっています。
ロードサービスカーは、レッカー移動を必要としない軽微な救援活動(インキーやバッテリー上がりなど)で活躍する車で、荷室には救援活動に必要な物資が載せられています。
たくさん積載されているためか、若干車高が低く感じますね。
フロントグリル右側にある丸いのはJAFだけにJAFバッジ!…ではなく救援活動などに使用されるコンセントだったか?で、カバーを開くと使用できるようになっています(詳細をご存知の方はご教示頂けると幸いです)。
この装備はあぶない刑事でよく襲撃される元JAFの現金輸送車(430セドリックバン)にもつけられていたのはご存知の方もいることでしょう。

失敗写真ではありますが、リアも…



グレードはGLで、足立88の2桁ナンバーを維持していました。
…今思えば背景のサンバー郵便車も珍しかったかもしれませんね。

この存在を知った当時、ずっと撮りたいと思っていたのですが、たまたま都内を歩いていた際に遭遇しやっと撮影が叶ったのでした。
秋葉原で故障車の救援活動に駆けつけたこともあったそうで、その様子が昔Twitter(当時)にあげられていたこともありましたね。
最近目撃も全くあがらなくなったことから、さすがにもう引退してしまったでしょうか?
できることなら近くでじっくり観察させて頂きたかった1台です。
Posted at 2024/10/13 21:43:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | バン・ワゴン
2024年06月09日 イイね!

ふそう エアロスター M 構内教習車

ふそう エアロスター M 構内教習車教習所 構内教習4号車
三菱ふそう エアロスターM(新呉羽) U-MP218M
1993年式
元 神奈川中央交通 あ96(相模22か4623)



とある教習所にて構内教習車として活躍しているエアロスターMです。
仕様からもわかる通り神奈中バスからの移籍車で、運賃幕や出入口幕、角ベンチレーターやステップバンパーなどらしいポイントが多く残されています。
カナちゃん号HPによると元々は厚木営業所のあ96だった車だそうで、2005年ごろこちらへ移籍してきたそうです。



リアスタイルは懐かしいバス協テールに補助灯が付きます。
流石に最近ではこの組み合わせも生き残りが減ってきましたね…
この時代の車は国内外での移籍例が多数ありましたが、県内での移籍例はこれぐらいではないでしょうか?



側面から見ると屋根上に載る角形ベンチレーターの位置がよくわかりますね。
側面幕の下側が引き違い窓になるのはニューエアロスターになってからのKC-車途中まで続きました。
前後にマーカーランプが備わるのも当時の車らしくて素敵です。



エアロスターMには本来安全窓が付きますが、運賃幕設置の神奈中仕様の為、顔まわりが分厚く見えます。
ニューエアロスターからは神奈中仕様になると運賃幕がつくのはもちろんなのですが、安全窓はプレスそのままに埋められるので、ここまで平らにはなりません。
わざわざフロントのプレスを専用にしているのはお金がかけられた時代ならではでしょうか…
本来純正ではうまく隠されていたドアコックの蓋も、神奈中仕様となると運賃幕と並んで蓋がつくため少々目立ちますね…



ブレーキランプ点灯の姿。
この雰囲気は後の角テールのみの車では出せないと思います。
今年で製造から31年となりますが、少しでも長く活躍してもらいたいものですね。
Posted at 2024/06/09 21:03:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | バス

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Y30セドグロとミニカーとはたらく車が大好きなおじさんです。ブログでは愛車のことに加えて、今まで街中で出会った車達の画像を掲載する予定です。
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