グロリアワゴンのサイドコンビランプをオレンジフィルム加工その1

最近すっかり見なくなったクルマ、グロリアワゴンWY30(1994)です。

今回の依頼はヘッドランプ外側のサイドコンビランプのレンズ面にひびが入ったので交換という依頼です。

新品の右サイドコンビランプを取り寄せてみると・・・

画像1と見比べればわかるように下部ウインカー部分がオレンジですが、上部スモールランプ部分が新品はクリアー、現車はオレンジになっています。

もしかして間違いかと思いましたが(ちなみに同年式のセドリックは下部がスモーク上部がクリアー)、現車をよく見るとレンズ面にオレンジ色のフィルムが貼ってあるのが分かりました。

依頼主からは、
「この状態で中古車で販売したクルマなので元通りでないと困る」
とのことなので、止む無くレンズ面にフィルムを貼ることに。

レンズ面に貼るオレンジ色のフィルムだと、シルクブレイズが有名ですが、車種専用品しか設定がありません。

切って使える汎用品を探しました。

メッキ部分を傷付けないようにマスキングテープで覆います。

レンズ面に両面テープを貼り付けて、トレーシングペーパーをレンズ面に置いて輪郭をなぞります。

カットしますが、こういう細かい作業をする場合は必ずデザインナイフの刃は、惜しまず新品に交換、これがアトリエm-dawgの流儀です。

その2に続く。