■2025年4~5月 臨時休業とGW休業のお知らせ■
皆様、いつもありがとうございます。誠に勝手ながら、
●【臨時休業】4/13日(※毎週月曜は定休日)
●【GW休業】4/27日~29火 と、5/3土~6火とさせて戴きます。
ご不便をおかけし、誠に申し訳ございません。尚、休日後の対応となりますが、お問い合わせは、FAX、メール、ラインにて承っております。お気軽にお問い合わせ下さい。
ノンターボ(NA)の、K6A、F6Aシングルカム、M13 も、リビルトエンジンを製作出来る場合がございます。メール、FAX、お電話、お手紙にて、お気軽にお問合せ下さい。その際、車検証の送信をお願い致します。( ※当通販サイトの製作仕様は、ターボエンジンの物です。ノンターボの場合は、製作仕様が異なります。)
■ツイッター(X)やってます。ファイターエンジニアリング ツイッターでご検索!
■ ラインはこちらでご検索:@soc7650t ※もし返信が無かったら、メールかお電話にてお問い合わせ下さい。
※緊急の仕事や、部品入荷遅れの為、完成・完了時期がずれる事が
ございます。何卒ご容赦下さい。
※もちろん、エンジン本体のみの全国通販・お届け先様への
直送も致しております。
※誠に恐れ入りますが、弊社をご利用の際は、ご希望・ご検討作業内容を
口頭でお伝えになるだけではなく、必す文書にして戴き、
お名前フルネーム、お電話番号、車種をご記入戴き、送信、
又はご持参戴きますよう、お願い申し上げます。
連絡ミス防止の為、ご協力をお願い致します。
(ラインではなく、メール、FAX、書面にてお願い致します。)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
スズキの軽自動車のエンジン修理なら
ファイターエンジニアリングへご相談下さい。
↑弊社エンジン通販サイトに飛びます。
愛車のエンジンに『10年・10万キロ走行』を目的とした
エンジン製作をしております!
日頃の保守点検は必ず行なって下さい♪
自動車の使用者は、安全・環境を守るため、自らの責任で適切に自動車を管理しなければなりません。自動車の事故や故障を未然に防止するためにも、日常点検と定期点検整備は必ず実施しましょう!
特に、エンジンオイルや冷却水の点検を怠ると、たとえ新品のエンジンでも重大なトラブルを発生させる可能性があります。
例えば、カプチーノであれば、エンジンは新品同然であっても、車両本体は20年以上前のままです。
エンジン回りの点検以外でも、電装品パーツ、足回り、ブレーキ周りの点検をこまめに行うことが、事故やトラブルなく愛車を長持ちさせる秘訣です。
陸送でのお持ち込みも可能です
〒422-8046
静岡県静岡市駿河区中島805
※積載車でお車をお持込みになる際は、2トン車をお勧め致します。
3トン車のロングは、ギリギリで大変です。3トンショートは進入可です。
毎週月曜定休 火曜~金曜:9時半~19時 土日~18時
電話 054-203-3900
FAX 054-203-3901
E-mail fighter-e@ai.tnc.ne.jp
弊社エンジン等通販サイトに飛びます。↓
■エンジン製作仕様等、エンジンについてはココをクリック
■ツイッターもやってます。
ファイターエンジニアリング ツイッター でご検索下さい。
↓↓↓公式ホームページはこのバナーをクリック↓↓↓
9月だというのに、日差しが強く、真夏よりは、少しは、涼しくなってきましたが
30度近い外気温は、まだまだ、つらいですね・・・
前回の投稿からも、日々忙しい毎日です。最近のトピック整備としては・・・
◆Kトラ・ワールドシリーズ参戦車両のエンジン修理・・・
◆JB43改M18スワップ、公認改造車両製作・・・
◆JB43改1800ターボ・パワーチェック記録更新250馬力オーバー!!!
◆ラパンSS、120馬力仕様製作中です・・・
ラパンss120馬力仕様では、初めて、モンスタースポーツ製のハイパータービン取付です!
・ポン付けは、無理ですので、タービン取付角度の変更(コバちゃん)
簡単に説明すると、カプチーノ用のスポーツタービンですので、
直下型の触媒付きの車両には、センターコアを中心に、吸気、排気ハウジングの
角度を変えないと取り付けできません。過去に、スズスポタービンを、
数例、取り付けしております。
・K6に、F6用のモンスター製インジェクター赤色295cc取り付けです・・・
これも、ポン付けは、無理です。マル秘加工・・・
〇本題の慣らし運転ですが・・・
エンジンにおける、重要な 3大要素があります。
2級整備士の方なら、学校で習ったはずですが・・・
①良い圧縮 ②良い火花 ③良い混合気 になります・・・
この良い圧縮を、維持する為に、必要なのが、ピストンリングであり
私の理想が、安定したピストンリング張力を、長期にわたって維持する事・・・
F6、K6では、15年間携わっておりますが、リビルトエンジンにとって
最も重要だと考え、0・1mmオーバーサイズピストン・及び・ピストンリングを、
製作し、5年前よりエンジンに組み込み、当社のクラフトマンエンジンに採用し、
販売、及び、搭載し、情報収集しております。
〇他社と違うところは、当社では、毎月20基~のエンジンを製作し、
半数の10台は、エンジン搭載し、試運転テストを、全車両、私自身が、
実地しております・・・
自身で、製作したエンジンを、自身で、走行させ完成検査しております。
アイドリングの状況や、加速状態、過給のかかり具合・・・
きちんと、走行できている車両だから、納車できる・・・当たり前ですが・・・
〇5年前?ぐらいの頃は、100馬力仕様の中古車を製作し、新規エンジン
テスト中に、エンジンブローなども、数回経験しております。
この経験があるから、どの様な状態でトラブルが出るか、
身をもって理解できるようになりました。
〇トラブルの出た状況の把握が重要です。
エンジン搭載後の走行距離・・・走行していた時の車速・・・
エンジン回転・・・ 過給圧・・・ エンジン・コントロールコンピューター・・・
使用しているエンジンオイル・・・
情報収集で、ほぼ100%に近い確率で、故障原因が、今では、判断できます。
◎慣らし運転は、絶対必要です・・・
純正のピストンリングでは、以前にも説明いたしましたが、
初期の馴染み性が、重要視されておりますが、これでは、私の判断では、
〇どうも、耐久性・・・に問題があり、オイル消費量が、増えてしまうのでは???
当社のピストンリングは、この弱点を、改善・克服できるのでは・・・との思いで、
ピストンリングの張力を、10%(イメージです。)向上した物を、使用しております。
〇慣らし運転・・・大変な作業では・・・とお考えの方に!
実際は、簡単です。エンジン回転を”6000回転以内”で、5000キロ走行してください。
一般の方が、普通に、通勤で使ってもらえば良いだけです。
〇もう一つ、重要なのが、一般良識のある方でしたら、当たり前ですが、
慣らし運転中は、時速100キロ以上出さないで下さい!!!
(車両重量が、1000キロ近い車両)
ジムニーや、エブリィが、該当いたします。
慣らし運転中は、時速120キロ以上出してはいけません。
(車両重量が、700キロほどの車両)
カプチーノ、アルトワークス・・・などが、該当です。
◎エンジン内部で、特に、慣らし運転の必要な部分???
ピストンリングと、シリンダー壁の摩擦抵抗!!!になります。
もう少し、詳しい説明ですと・・・
ピストンリングと、シリンダー壁との、相関性!!!になります。
ピストンリングは、自身が、硬度が硬い!摩耗しにくい!だけでは無く・・・
相手のシリンダー壁を摩耗させずに、自身も摩耗しにくく、長期の使用に耐える!!!
高温、高付加、高荷重、高摩擦…厳しい状況の中で、耐えてこそ、ピストンリングの
永遠の使命・・・になります。
ファイターコバちゃんも、良いエンジンを造り続けることが、永遠の使命・・・と実感しております。
◎慣らし運転前のピストンリングと、シリンダー壁の状態は、
リングの方は、トップリングと、セカンドリングが重要で、
トップリングは、接触面が丸く、専門用語では、バレルフェースと言う形状です。
セカンドリングは、テーパフェースと言って、角ばって下側が、外側に出ている形状です。
シリンダー壁は、当社では、3種類のホーニング砥石を使用し、
まずは、寸法出しの荒仕上、次に、、クロスハッチングを形成しながらの中研ぎ・・・
最終は、プラトーホーニングと一般では呼ばれている、鏡面に近い仕上げ・・・
この組み付けしたばかりの状態から、慣らし運転・・・5000キロ走行させると、
〇鏡面接触の良好な、フリクションロスの少ない、潤滑層が、
ピストンリングの表面と、シリンダー壁に、形成されます。
鍛造ピストン?のメリット・・・
俺のエンジンは、鍛造ピストンだ・・・と自慢している方がおりますが、
速くは・・・なりません・・・
ピストン棚落ち・・・などの初期トラブルは、軽減すると思いますが?
ファイターでは、200馬力でも、純正K6ピストンです。(F6・720cc競技車両)
200馬力用の慣らし運転は、ちょっと、技術が必要です。
この慣らし運転の方法は、コバちゃんだけの ヒ・・・ミ・・・ツ・・・です。(笑)
◎64~100馬力仕様であれば、慣らし運転を、普通にして戴ければ、トラブルは、ありません。
1万キロを超えてから、ファイターエンジンの実力が、発揮できます。
18禁の説明ですと、ボーリングしたばかりのシリンダーは、バージンシリンダーです。
いきなり、激しいピストン運動は、控えて下さい・・・
強烈な快感(加速感・・・)を得たい、気持ちは、解りますが・・・
当社のリビルトエンジンは、ピストンとシリンダーが、狭くてキツイので・・・
こすれて、痛くなったり、傷が付かないよう・・・
当社指定のバージンオイル・トタルクオーツシリーズを、お使い下さい。(笑)
今日は、ここまでですが、ご理解・・・よろしくお願い・・・いたします。
64~90馬力仕様のお客様推奨オイルがは、
トタル クオーツ 7000 になります。
4リットル入り購入でしたら、5000円(税別)になります。
1リットル当たりの価格は、1250円ですので、安価な、高品質商品です。
私は、メカニックの仕事を始めてから、30年経過しております。
勤務履歴も、多数ありますね(笑)
静岡市の産業技術専門学校・自動車科・卒業・・・
〇現在は、静岡工科専門学校・・・
2級整備士を取得してからが、
整備士人生の始まりでした。
最初は、お決まりのディーラー勤務ですネ・・・
日産サニー静岡・丸子営業所勤務・・・6か月で、退社・・・
その後、鳥居レーシング勤務・2年・・・
当時は、富士マイナーツーリング・・・TSサニー・・・(ドライバー影山兄弟・・・?)
グループA・トランピオ・カローラレビン
その後、トランピオ・フォード・シェラ・・・(年間シリーズ・チャンピオンカー)
当時は、何しろ丁稚奉公時代・・・ですから、タイヤ交換してました・・・(笑)
その他は、全国のサーキットの転戦のメカニックです。
サスペンションのバネレート変更・・・キャンバー調整・・・
サーキット事のファイナル変更・・・
ショックアブソーバーの変更・・・(バンプ・リバンプ変更済みショックのテスト)
予選が、終われば、エンジン交換の載せ替え・・・
レース中は、タイム計測・・・サインボード管理・・・
シャーシメンテナンスが、メインですが、とっても大変でした!!!
◎古き良き時代から、メカニックですが、この後の転機が、尾川自動車勤務でした・・・
どうしても、エンジンメカニックに、なりたくて・・・
メカニック募集の記事を見つけて、半年後に、尾川社長自らに、懇願いたしました。
募集は終わってるよ!!! その後の神対応がありました・・・
2か月待てるなら、考えてやっても良いが!!!
もちろん、2か月後に、尾川自動車の門をたたき、晴れて採用されました。
半年間は、見習い扱いで、その後は、技術の習得しだいだ・・・
そんなに簡単に、正社員になれないから・・・
今では、尾川レーシングと言う屋号になり、レース界で、活躍しているエンジン屋さんです。
この会社で、培った技術が、今でも、色濃く反映されています。
この会社、働き始めたその日から、FJ1600のエンジン担当になりました。
エンジン屋さんだから、朝から晩までエンジン修理・・・当たり前です・・・
カッコよく言うと、レーシングエンジンコンストラクター・・・との名称で、
サーキットを走る車両の製作、メンテナンス(レーシングユニオン)加盟の
新規エンジン製作及びメンテナンス会社・・・になります。
鈴鹿サーキットのレース開催日は、FJ1600のキャブレターの、メインジェット交換・・・
タペット調整・・・点火時期の確認・・・サーキットメンテしてました・・・
スバルの水平対向4気筒エンジン・ツインキャブ仕様です。
(ファイターコバチャン・・・20代の頃のお話です)
シャーシ専門のシャーシコンストラクター?も、存在致します。
レース界では、エンジン屋さん、シャーシ屋さん、タイヤ屋さんと、分類し、
通称名で、呼ばれており、当時から、エンジン屋さん・・・でした。
ここで勤務した2年間は、毎日が新鮮で、充実した毎日でした。
朝から、到着しているエンジンを、分解し、洗浄、測定・・・(1日目)
次の日は、朝からエンジン組み立て作業・・・(2日目)
2日間で、エンジン分解、組み立てになりますが、組み立てまでの
準備作業が、濃厚です・・・
シリンダーヘッド分解、バルブフェース研磨、擦り合わせ・・・
バルブスプリング張力測定、クランクシャフト磁気探傷装置で、クラックチェック
シリンダー寸法測定、ホーニング・・・シリンダーヘッド及びブロック上面・面修正・・・
その後、組み立てでは、締め付けトルクでの組付け(当たり前・・・)
車両によっては、コンロッドボルトの伸びしろの測定・・・
バルブタイミング測定・・・
◎昔話は、この辺で、一旦中断し、本題のレースピストン・・・
ストリート用ピストン(純正の事)の違いですが・・・
レース用ピストンは、その名の通り競技仕様です。
この、競技用エンジンは、オーバーホール・サイクルが、きちんと決められております。
当時のF3000・無限ホンダエンジンも、多少ですが、携わっております・・・
私が、退社後でありますが、静岡市出身の高木 虎〇〇のエンジン担当は、
尾川チューンだったと、記憶しております?
このエンジンの場合、8時間ごとのオーバーホール(分解、点検、消耗部品交換、組付け)
FJ1600ですと、3000キロ走行事・・・と決められていました。
(当時の記憶ですので?あり)
つまり、レース部品は、強度はあるかもしれませんが、定期交換が必要・・・
耐久性には、問題が?当然あるからです。
この、レースエンジンメカニックの頃から、実際・・・はっきりしないのが、慣らし運転・・・
レースエンジンは、必ずエンジン組み立て後、エンジンベンチで、ラッピング(慣らし運転の事)
その後、燃料調整(フューエルマネジメント)・・・馬力測定・・・の流れになります。
私の組み付けエンジンも、馬力測定(FJ担当は、3名おり、即座に良否判断されます。)
この当時から、自身組み立てエンジンの馬力測定・・・運命の瞬間を味わった感じ?・・・
馬力が出れば、ニコニコですが・・・出力不足の場合は???
当時は、いつもニコニコでした。(笑)
レース用エンジンは、組み立て後、短時間でのラッピング(3時間ほど・・・)
その後、サーキットで、全開走行・・・になります。
ここで、エンジンブローは、1度もありませんでしたが・・・
ストリート用は・・・
メーカーが、10万キロ走行の耐久性を誇るエンジンを、高出力の100馬力以上で、
使用するのですから、開発や、耐久テストを、自社で行うことが、必須になります。
軽自動車の純正出力のまま64馬力なら、苦労しませんが・・・
スズキ関連企業での勤務歴は、全くありませんでした。
◎基本と、応用・・・実力が、試される起業・・・
当然最初は、中古車両のエンジンを、100馬力仕様で、テストを重ね
その後、耐久性を上げたエンジンを、新規制作し、車両搭載・・・
タービン交換・・・大容量インジェクター・・・加給率アップ・・・
通称名ですが、100馬力仕様~120馬力仕様へ
150馬力仕様~200馬力仕様へ
この時期に、シャーシダイナモ・・・新規設備・投入しております。
当時の技術開発で、200馬力ファイターカプチは製作され、日本初の?
◎スパ西浦サーキットの1分切(59秒7)・・・
1番乗りを、ファイタコバチャン製作車両・・・コバチャンドライブで、達成しており
その後、ファイターチューンのみが?1分切・・・
コバチャンカプチ+3台達成しております。
(ハーカン号・肌チーノ号・中澤号)
この頃から、慣らし運転の必要性を、実感するようになりました。
私の車両も、肌チーノの車両も、純正ピストン(F6に、K6用を組み付け)
720CC仕様で、レース参戦しております。
肌チーノ号は、エンジン製作後・5年以上・・・オーバーホール無し・・・ですね!
この、ストリート用で、作られた、純正ピストン(ピストンリング)で、サーキット走行・・・
初期馴染み性が?200馬力のピストンスピードでは、扱いには・細心の注意が、必要でした。
それが、結果的に、慣らし運転の必要性になります。
取り合えずですが、開発秘話と、慣らし運転の概要だけで、本日・・・終了いたします・・・
きちんと説明しようと思うと、きちんとした前置きが無いと・・・
真実味が、無くなってしまいますから・・・
続きは、必ず、近日中に、投稿致します・・・
◎当社、クラフトマンタフエンジン搭載または、購入希望のお客様へ
当社は、静岡市で開業後、早いもので、15年経過いたしました。
開業当初から、リビルトエンジン製作販売を主軸業務とし、
エンジン製作、販売、搭載、レース活動を、実務業務で、実地し
得られたデータを、開発作業に、フィードバックさせ、
高品質、高耐久エンジン製作を、目標に掲げ、営業して参りました。
5年ほど前に、転機が訪れ、
オイル消費量の過大エンジンの修理が、多数見受けられ
純正シリンダーの過大摩耗・・・
純正ピストンサイズでは、対応しきれない・・・
対応できる修理方法は???
修理・補修部品の開発が、必須の状況になりました。
そこで、試行錯誤の結果、誕生・製作したピストンが、
現在でも、製作販売しているエンジンに、標準使用されている、
”0・1mmオーバーサイズピストン”です。
0.1mm大きければ、全てクリアーできるのでは・・・
1つだけ、大きな、難関にぶつかりました・・・
クリアーできない???その、要因が、
オイル消費量でした。
オイル消費量に、直接起因しているのが、ピストンリング・・・なのです。
ファイターの開業から、最初の10年間、エンジンの製作、販売、でデータどりしていた、
”純正シリンダー+純正ピストンリング仕様”では、エンジン搭載後、5年ほどで
多少ではありますが、エンジンオイルが減ってしまう???
エンジンオイルの消費量・・・解決の糸口には・・・
ピストンリングの開発が、必要でした。
ピストンリングに、求められるものは、
◎初期馴染み性
◎耐摩耗性
◎気密性
この3点が、最も重要になります。
耐摩耗性と、気密性は、ピストンリングの剛性、厚みの変更で
何とかクリアーし、相乗効果で、オイル消費量の軽減にも、
効果がありました。
オイル消費の過大とは?一般で言う・・・オイル上がりの事です。
このオイル上がりとは、ピストンリングが、シリンダー壁のオイルを、
掻き落とすことが出来ず、燃焼室内に入ってしまい、
燃焼して、少しずつ消費してしまう、現象です。
ここも、新開発ピストン+ピストンリングでテスト走行も重ね、
何とか、クリアーできました。
最後の難関が、初期の馴染み性でした。
耐摩耗性と、気密性は、向上いたしましたが、
ピストンリングと、シリンダー壁との、接触抵抗が、10%ほどですが、
大きくなり、ピストンスピードの速くなる”100馬力仕様”では、
試運転中のトラブルが・・・発生してしまいました・・・
ピストンリングの棚落ち・・・焼き付きでした・・・
これを防ぐには・・・克服しない限り・・・
ファイターの未来は???
克服する、唯一の方法が、見つかりました!!!
慣らし運転です!!!
◎詳しい説明、トラブル画像、近日中に、発表いたします。
分解したドナーエンジンが、入庫しております。
K6、HB21、アルトワークス・100馬力仕様の車両です。
エンジン搭載後、毎日、エンジン始動直後から、
毎回・・・9500回転、廻していたそうです!!!
なんで???
イニシャルDで、新品のエンジンは、廻す癖を付けないと、
廻らないエンジンに、なってしまう???と書かれているそうですが・・・
マンガと、事実では、全く異なります。
レース用のエンジンのピストンリングは、
一般車用とは、全く異なります。
その、ご説明も・・・
本日は、これ以上、頭の回転が、廻りません・・・(笑)
皆様、いつもありがとうございます。
まずは、エンジン内部の作動を御覧下さい。
この、動画をご覧いただくと、ピストンが、上下運動しております。
このピストンの下の部品が、コンロッドになります。
構成部品としては、ピストン本体(ピストンの真ん中)とコンロッドをつなげている部品が、
ピストンピンになります。コンロッドの一番下側に、コンロッドメタルが取り付けられています。
ピストンが、上下しながら、クランクは、回転しておりますので、コンロッドと、
クランク軸の間に、コンロッドメタルが取り付けられています。
画像は、動いてわかりずらいので、実際のコンロッドと、コンロッドメタルの、画像を、
添付いたします。(K6A用)
取り急ぎ、洗浄パーツの中から、 1気筒、仮組着けの状態です。
ジャーナルラッピング品のクランクシャフトを、使用しております。
分解した画像です。構成部品の確認をお願いします。
1番上がピストン、ピストンとコンロッドをつなぐ、ピストンピン
その下にコンロッドになります。コンロッドの合わせ面に、上下2枚のコンロッドメタルが、
実際は、ピッタリおさまっており、コンロッドの下の2本のボルト(コンロッドボルト)を、
専用ナットを使用し、規定トルクで、締め付けしております。
このコンロッドメタルは、クランクシャフトと、コンロッドの接触面を、オイルで潤滑しながら、
回転運動しております。上下運動しながら、ピストンの上側からの爆発圧力で、
下に押し下げる荷重を受け止めております。材質は、クランクジャーナルと言って、
クランクシャフトの回転部分に、傷が付かないように、柔らかな金属で、できております。
この柔らかという、表現が難しいのですが、高荷重に耐えながら、
クランクに傷をつけない金属で、ケルメット…などの材質で、特殊金属です。
オイル潤滑が悪いと、摩擦が起き、傷ついたり、削れてしまいます。
最初は、ちょっとした小さな傷が、着いてしまった場合、ちっちゃなカタカタ音ですが、
上下運動で、柔らかな金属がつぶれたり、削れてしまい、大きな傷、
隙間(オイルクリアランスの過大)となります。
こうなってしまうと、後は悪化するのみになり、
当然ですが、どんどん削れてクリアランス過大で、カタカタと、
アクセル音の空ぶかしで、大きな異音になってしまいます。
早期で、気が付き、エンジン稼働をやめれば、メタルの交換で修理できる場合がありますが、
走行を、続けると、柔らかいメタルが、つぶれて無くなってしまい、直接に接触し
鋳造金属のコンロッド(硬い材質)と、クランクシャフトジャーナル(回転部分の硬い材質)
が、隙間の空いたまま、上下運動し、加速すると硬い金属同士が、ぶつかり合う
カンカンカンと、大きな異音が発生する事になります。
ここまで進むと、クランクシャフト1本、損傷したコンロッド(1~3本)の交換が
必要になってしまいます。
上↑ここが、メインジャーナル ↑ここが、3番コンロッド
画像で、お解りいただけますが、上部の画像で、真ん中の部分が、3番シリンダーの
クランクジャーナルです。左右が、メインジャーナルとと言って、クランクシャフトの
回転する、真ん中の軸になります。
実は、このクランクのメインジャーナルに、線傷が、ついているのがご覧いただけますか?
メインジャーナルの傷の原因は、品質不良のオイルの為です。
3気筒では、3個のコンロッド取り付けジャーナル、4つのメインジャーナルが、
すべて、同じ状態で、傷がついております。
クランクシャフトは、一番前側に、クランクプーリー
一番後ろ側に、フライホイール・・・次に、クラッチが付きます。
馬力によって、エンジンオイルの品質を変えるのは、馬力が上がるほど、
ピストンを押し下げる、爆発圧力が、高過重になる為、耐・極圧製の高い、
オイル油膜が、必要になります。
馬力が、出るほどピストンスピードも速くなり、更に、高過重も、加速されていきます・・・
◆当社の推奨オイルは、なるべく低価格、高品質・・・になります。
日本製で、良いと思われる物は、あるのですが・・・
日本製は、タンカーで運ばれた原油を、国内精製し、ブレンド・・・と言って、
いろいろな、添加剤、エステル・・・を調合、製造しております。
コストが、かかっているので(日本製)で良い物を、安く販売は、していません。
良いと思われるものも、実際は、多数あります・・・が、最低価格でも、
1リットル3000円が相場になります。
トタルの場合、パンフレットに書いてあるように、多数の油田を持ち、原油採掘
世界21か所の精油プラントで、精製し世界中に販売しております。
◆その品質管理も、万全で、
ファイターでは、6年前より使用し、テストを重ね、実車テストで確認しております。
コンロッドメタルトラブルとは、この様な状態に成る事を、ご理解いただけましたでしょうか。
◎ジムニーJB23の、お客様で、民間車検工場で、当社のエンジン換装し、
5000キロ後に、(5000キロ、ちゃんと動いているのです。)
その後、トラブルが発生し、異音を聞いて・・・
その工●長検査員が、言った言葉が、
クランクシャフトが、曲がってるから!!!メタルトラブル!!!
◆斬ったオイラガ、悪いのか・・・切られたオマエが、悪いのか・・・
◎K6Aのクランクシャフト・・・15年間、毎日、洗浄、測定、クリアランスの確認・・・
1本も曲がってネエヨ・・・
曲がってたら、すぐに、焼き付くよ~
素人さんに、壊れた原因解りません!!!
その工●長、エンジンの分解組立て手出来るのか~
マイクロメーター、シリンダーゲージ、持ってるのか~
使った事、あるのか~?
全部新品で、部品代が高いだけの、高額エンジンが、良いエンジン???
エンジン整備の仕方、わからない?知らない?のでしたら
◎ファイターで(本屋さん)で、マニュアル売ってるから・・・
これ読んでみて下さい!!!
間違った・・・故障探求+個人的主観
某県の●自動車、民間車検工場、検査員。
車検だけでしょう・・・できるのは?車検屋さん・・・
エンジンの事、無知…過ぎます・・・
◎トタルのオイルの当社での2019年8月8日現在の販売価格は、
クオーツ7000・・・4リットルボトル 10w40,15W50・・・4500円(税別)
送料800円(北海道、沖縄含む離島地域除く)、
1本~4本ですので、4リットル4個、16リットルの同時購入可能が、お得です。)
当社では、年間200基以上のエンジンを製作し、半数程が通販、
半数程を自社にて換装しております。
エンジン換装済みの車両は、全車、ファイター小林が、試運転チェックも、
必ず行い、水漏れ、オイル漏れ、走行加速状態の確認・・・致しております。
競技車両のハイパワー車両では、開発テストも兼ねておりますので、
サーキットでの過酷条件での走行、エンジン分解チェックも、しております。
当然製作したエンジンの数の、返却コアと言って、下取りしたエンジンも、
全数、分解、洗浄、測定・・・17年間の毎日の仕事ですから・・・
分解後、破損部品があった場合、全数、修理工場様に、
どの様な状況でトラブルが出たのか、どのような管理や運転をされていたのか
聞き取り調査も実地しております。
高品質・・・高耐久・・・なるべく低価格・・・に、日夜・・・奮闘・・・
車種別や、故障個所(エンジン、エアコン、足回り・・・)
もっともっと、投稿いたしますので、
どこかで修理に出す時に、お客様が、ダマされたり・・・ぼられないよう・・・
的を得た、適切価格な、修理見積の判断が、できる様に・・・
もっと、もっと、みんカラ友達の為に、真実投稿・・・今月から頑張ります・・・
my mashin カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2012/10/24 09:45:56 |
![]() |
テスト… カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2012/10/06 21:36:06 |
![]() |
ネットショップファイター カテゴリ:ファイターエンジニアリング 2009/12/20 22:14:45 |
2025年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2024年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2022年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2020年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2019年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2018年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2017年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2016年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2015年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2014年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2013年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2012年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2011年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2010年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2009年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2008年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |