大阪府門真市のLOTUS整備専門と謳っているM山モータースにS1エリーゼの整備を依頼したが、
素人顔負けの手抜き工事と不誠実な対応を取られたので備忘録も兼ねて以下に内容を記載する。
LOTUS車所有の方で当該ショップに作業依頼を
予定されている方は、施工箇所によって
最悪事故の要因となる可能性があり、
トラブル回避のため他ショップに依頼する事をお勧めする。
●検証1
エンジンマウントの劣化が感じられたため2012年10月頃に部品持込で以下の作業を依頼。
①エンジンマウント交換
②リアトーリンク交換
③燃料フィルター交換
○結果
燃料フィルターに関してはパイプのナットが錆びていて交換不可、
燃料タンクを下ろしてパイプごと交換が必要なので工賃10万程度かかるとの事。
交換作業実施していないにも関わらず工賃は事前見積もりから変更無し。
この見解に疑問を感じ、以前から行きつけの別ショップに同じ作業を依頼したところ、
燃料タンク脱着なしで作業可能であった。
また、この際に前後のトー調整を実施した模様だが、ホイールナットの締め付けを
インパクトで行っていた。ホイールナット超過剰トルク締め。
→約半年後に
ホイールナット交換の際に判明。
トー調整の為にタイヤ館まで車両を持ち込みキャンバー、キャスター含む
3Dアライメント測定を行った模様である。
当然調整したのはトーのみで工賃30000円。
また、フロアシフトの動きが渋いとの事で「ボール調整」という作業を提案されたが、
実際にはシフトレバーのブラケットにワッシャーを1枚挟んだだけであった。工賃4000円。
●検証2
2013年2月頃に
タイミングベルト等の交換を依頼。これが諸悪の根源となる。
○結果
オルタの交換はエキマニ脱着が必要との事で未実施。
→
別ショップに依頼しエキマニ脱着無しで交換可能であった。
これも交換作業実施していないにも関わらず工賃は事前見積もりから変更無し。
車両引取り後、明らかに認識できる不具合が発生。
①エンジンチェックランプ点灯の症状が発生するようになった。
→再度車両を預け原因調査を依頼したが、
非常にお粗末な対応を取られた。
②タイベル周辺から異音発生
→「タイベルが馴染んでいないのでそのまま様子を見てくれ」とその辺のGSと同じ程度の回答で調整実施せず。
以降張り調整を行うまで約4ヶ月間異音発生が継続。
当該ショップの対応に不信感を持ち、DIYで原因調査を行う事にした。
○作業検証(不具合と思われる箇所)
・プラグコードの点火コイルへの接続順間違い
交換前:1-4-2-3
交換後:4-1-2-3
・
エンジンオイル入れ過ぎ
・
センサー端子部にオイル付着→
検証
(エンジンチェックランプ点灯の原因)
・
タイミングベルト張りすぎ
(タイベル周辺の異音の原因)
●総括
LOTUS整備専門店などと謳っているが、2回の作業依頼で多数の手抜き工事が発覚した。
当該ショップの情報は当サイトでは余り見かけないが、少なくとも車両の整備技術に関してはその辺のGSやABと同等かそれ以下ではないかと思われる。
本当に二級整備士の資格があるのか疑問である。
また、どのショップに依頼しても同じであるが、車両引取り後の施工箇所チェックは
自分で入念に行うべきである。
ブログ一覧 | クルマ
Posted at
2013/06/23 22:29:34