2011年08月31日
バッテリーは、リチウムイオンなので、つぎ足し充電ができますが、なるべく使い切るようにして充電した方が電池には優しいそうです。
でも、クルマの寿命と同じだけの寿命を見込んでいるそうなので、途中で交換する必要はないそうです。
肝心のエコ(ノミー)についてですが、「燃費はリッター何キロ」という比べ方ができないので、ちょっとピンと来ないんですが、単純なランニングコストは、ざっくり言って、普通のガソリン車の10分の1くらいになるようです。
カタログと一緒についてきたリーフレットによれば、1km走るのに、リーフで1.1円、ハイブリッドA車(明らかにプ○ウス)で、4.2円だそうです。
月に1万円くらいガソリンを使う人なら、年間10万円くらい浮かせるでしょうから、10年くらい乗るなら単純に言ってもクルマが高い分の元は取れそうです。
この手のクルマで、元が取れそうって、スゴイことだと思います。
ところで、よく分からなかったのが、家電製品をリーフからの電気で動かす、みたいなCMでしたが、これは、リーフはクルマだけでなく、普通に電池として使えるというコトのようです。
つまり、深夜電力で安い電気を貯めておいて、日中、その電気で家電品を動かすという発想のようです。
もう、クルマに対する根本的な考え方の転換点が来ているみたいですね。
そうそう、携帯と連携して、いろいろできる(ごめんなさい、よく分からんのですが)ようで、トヨタのクルマなんかで一部あるとは思うんですが、そういうのも充実しているそうです。
盲点なのが、ご家庭の電源工事です。
これ、10万ちょっとかかるそうですよ。
Posted at 2019/07/09 19:08:29 | |
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試乗 | クルマ
2011年08月30日
リーフの航続距離は、およそ200キロ。
高速道路のサービスエリアのすべてと日産ディーラーの一部に急速充電器が設置されていて、日産店だけでも40キロ圏内には必ず充電できるよう網羅してあるそうです。
リーフの場合、専用のナビで、急速充電のあるポイントがすぐ探せるようになっています。
今後、方々に急速充電器が設置されていくコトになるでしょうが、面白いなと思ったのは、それが、ガソリンスタンド中心ではなく、商業施設ベースだろうということ。
それは、5分で済む給油と違い、急速充電といっても30分かかるので、お店で充電をつないで、お買い物中に充電完了、という形になるようです。
急速充電器の性能を上げて、5分くらいで充電できるようになれば話は別ですが、ガソリンスタンドのあり方が変わるかもしれません。
逆に、デパートとかレストランの駐車場には、急速充電器が設置され、その取り合いで、駆け引きやけんかが起こったり、焼き肉屋では充電器が空いていないので、お寿司屋に行くとか、そんなコトが日常的に起こりそうです。
感心したのは、充電の繋ぎ口などの形状は、リーフもi-MiEVも共通だということ。
家電メーカーの録画媒体のように、醜い争いでユーザーが不便な思いをするなんて最悪ですが、自動車たるもの、社会的意義も大きいとちゃんと認識しているのか、こういう点は、ちゃんと考えてくれているようです。
だから、日産のディーラーにi-MiEVがやってきて、タダで急速充電して帰っていくなんてコトも、今しばらくはできるようです。
充電に関して言えば、一般的なパターンとしては、ご家庭で夜、電源につないで、安い深夜電力を利用して充電する。
日中、走行中に電気が心配になってきたら、ナビで急速充電器を探してそこで充電・・・今なら無料だそうです・・・という感じでしょうか。
Posted at 2019/07/09 19:06:45 | |
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試乗 | クルマ
2011年08月29日
そんなトルク特性ですから、ディーラーを出て、国道1号線で加速してみたら、速い速い。
音がしない分、なんかヴァーチャルな感じでスゴイ加速です。
しかも、モーターですから、変速ショックもなく、スルスルと息継ぎなしで加速していきます。
最近、あんまり情報を集めてもいないんですが、いわゆるゼロヨンとかやると、どうなのかなあ?
実際速いのかなあ?
ブレーキは、ちょっと回生の制御が甘いのか、軽く踏んだだけでも、強く効き過ぎる感じです。
ま、慣れれば問題なさそうですが、気をつけないとけっこうショックがあります。
はじめにも書きましたが、今回の試乗コースではハンドリングは全然試せません。
輸入車系のディーラーだと、けっこう楽しい試乗コースを用意してくれるコトが多いんですが、このあたり、国産ディーラーって、ちょっとつまらないですね。
カタログによれば低重心の恩恵でハンドリングはいい、と書いてありますが。
何にせよ、普通に走る分には思った通りに曲がる、素直なハンドリングでした。
そんなわけで、乗った印象は、「i-MiEVの上級車」という感じで、i-MiEVをそのまま大きくするとリーフになります。
i-MiEVで気になった、タイヤのパタンノイズは気になりませんでした。
お値段は、376万からで、補助金なんかを利用すると、300万をちょっと切るそうです。
もちろん普通のクルマに比べれば割高ですが、随分身近になったものです。
同クラスの国産車並とは言いませんが、同クラスの輸入車並というくらいの感覚ですね。
i-MiEVの時には、インフラについて、あまりセールス氏が言わなかったんですが、リーフではインフラの話がけっこう聞けました。
このあたり、日産の自信の表れでしょうか。
Posted at 2019/07/09 19:05:03 | |
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試乗 | クルマ
2011年08月28日
運転席に移ります。
ブレーキを踏みながら、プッシュボタンを押して、エンジンをかけ・・・いや、電源を入れます。
人為的にピロピロといった感じのメロディが流れて、電源が入ったよ、と知らせてくれます。
デジタルチックなインパネは、オモチャっぽくて、ちょっと安っぽい感じですが、最近のエコカーはみんなこんな感じですね。
カンタンにコクピットドリルをしてもらって発進しますが、シフトレバー(?)にあたるモノは、やたら短い出っ張りで、カタログによると「マウス感覚で操作できる」んだそうです。
ま、MTと違って、そうそう触る部分でもないので、どっちでもいいんですけど。
アクセルと踏むと、スルスルと動きます。
このあたりは、めっちゃパワフルです。
さすがモーターは出足が違う。
重たいバッテリーのせいで1520キロもあるクルマを軽々と引っ張っていきます。
ちなみに、パワーは80kW(109PS)と、大したことないんですが、トルクが280Nm(28.6kgm)って言うと、2.5リッター並?
ちなみに2リットルターボのゴルフGTIなんかと同じトルクです。
でも、(i-MiEVもそうでしたが)何よりスゴイのが、その280Nmの最大トルクを、0rpmから発生しているというトコロです。
どこでどう踏んでも最大トルクを引っ張り出せるというのは、ものすごいコトですね。
Posted at 2019/07/09 19:03:20 | |
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試乗 | クルマ
2011年08月27日
いつものように、まずは後席から。
いわゆるCセグに属するサイズですから、後席はそれなりの広さです。
特に背もたれは高い位置までしっかりフォローしてくれて、この点はすごくいいんですが、座っていて、なんか違和感があります。
あ、そうだ。
床が高いんだ、これ。
お尻の位置は、多分通常のクルマと変わらないと思うんですが、やけにレッグルームが狭い・・・というほどではないにせよ、ゆとりがない。
妙に床面が高く、座面が低く感じられるのです。
昔流行った、ローソファみたいです。
もしやと思ってセールス氏に聞いてみたら、案の定、床下にバッテリーが搭載されているそうです。
うーん、それにしても、もう少し上手く収める方法はなかったかな。
バッテリーの収め方で言うと、トランクも同様です。
リアハッチを開くと、深さはまあまあですが、期待より一回り小さく感じられます。
これは、トランクと後席の背もたれの間(というか下半分)に、やはりバッテリー関係の出っ張りが大きくあって、これが全体的な広さをスポイルしています。
こういうところでスポーツカーを引き合いに出すのもナンですが、ちょうどフェアレディZがタワーバーのせいで随分トランクスペースを食われていたのに似ています。
スペースに関して言えば、リーフはまだ電気自動車の宿命から逃れ切ってはいないようです。
ただ、バッテリーの床下収納は、低重心化によるハンドリングの向上というメリットをもたらしているそうですが、短い試乗コースでは、毎度のことながらハンドリングは試せていません。
Posted at 2019/07/09 19:01:52 | |
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試乗 | クルマ