2016年11月19日
そして、ここからしばらく「スペシャルティカー/GTカー」のジャンルに突入します。
MR2…パワーを甘く考えている。やや危ないクルマだ
ワタシの乗ってた、SW20タイプのMR2も「花の89年組」です。
分かっちゃいました、というか、覚えていましたが、徳さんの評価は良くありません。
確かに、ノーマルでは脚回りの煮詰めが確かに甘く、連続するコーナーでは、1つ目の揺り戻しが2つ目のロールの最中にやってきてスゴク怖いんです。
これは、ショックの交換で劇的に改善されましたが。
この程度の煮詰めもせずに出してきたトヨタもトヨタですが、それが通ってしまう、イケイケな時代だったってコトでしょうか。
この後のスープラの中で「トヨタは本格的なスポーツカーを持っていない」と、なかなか切ないことを言われています。
スープラ…派手というより下品。スポーツカーとはいいにくい
これもさんざんな言われようですね。
太いBピラーの後ろにガラスハッチという、よく流行ったスタイルを上手にまとめてあると思いますが、徳さんに言わせると「下品のきわみ」だそうです(笑)。
個人的には、この後の2代目スープラの方が下品な印象なんですが。
スペシャルティカーのセリカに6気筒を積んじゃって、セリカのイメージの高級クーペとしてスタートした初代「XX」が、二代目でけっこうスポーツカーっぽくなっちゃって、それを引き継いだスープラは、どこへ行きたいのか分からないまま世に送り出されたクルマですね。
ただ、前にも書きましたが、スープラって、なんかワタシと縁が薄くて印象も薄い関係なんです。
Posted at 2020/01/22 20:23:00 | |
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2016年11月18日
シャリオ…プレーリーよりいい。使い方を考えて選ぶクルマ
日産の「プレーリー」と同じコンセプトで登場した、国産で2番目のミニバンですが、何となく「二番煎じ」という印象が拭えず、当時はあまり好きではありませんでした。
もともとこのテのクルマには興味がなかったんで、どこが優れているとかいう点が全然ピンときませんでした。
「やがて各メーカーも右へならえ式に大型ミニヴァンを続々と作り出すだろう」と予言した徳さん、さすがです。
レガシィ…スタートとしてはいい。改良すればよくなる
考えてみれば、「レガシィ」も「花の89年組」なんですね。
日本に「ステーションワゴン」を定着させた立て役者です。
他のメーカーももちろん「ステーションワゴン」は作っていましたが、同じボディの「商用バン」も作っちゃってました。
この発想がビンボー臭いですね。
あの形のクルマを自家用に使う人は少なかったワケですが、レガシィは、ワゴン専用としたところが偉かった。
(もっとも、スバルの「商用バン」自体、需要があるのか疑問ですが)
コレがなかったら、ワタシも今ごろメガエスに乗っていたかどうか・・・。
レガシィのセダンの方は、6ライトのデザインですが、サイドウィンドウ下のラインと、いちばん後ろの窓の下のラインがズレています。
これが一つの特徴となっていますが、開発秘話かなんかで、ズレを気にしていたけど、ワゴンメインだからこれでいいんだ、という話になったとか。
それにしても、やはり市場が成熟してきた証拠ですね。
今よりよっぽどいい時代です。
Posted at 2020/01/22 20:21:17 | |
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2016年11月16日
カペラ/ペルソナ…一言でいってペルソナの趣味はひどい
今は「アテンザ」と名乗ってるせいで、小さい「アクセラ」となんとなくごっちゃになっていますが、当時は「カペラ」と名乗っていましたね。
これの前の4代目と、この5代目のカペラは好きでした。
4ドアセダンも2ドアクーペも5ドアハッチバックも、非常にスタイリッシュで、特にクーペには、「ちょっと転んでもいいかな」と思わせる力がありました。
ただ、ここで指摘されている、派生車の「ペルソナ」は、当時のクルマには相当自信のあったワタシも、一瞬思い浮かびませんでした。
それくらい印象の薄いクルマです。
まあ、「カリーナED」のヒットを横目にチャッチャと作られた4ドアハードトップのマツダ版ですね。
徳さんがボロクソ言うのも分かる気がします。
ギャラン/エテルナ…個性的なぶんだけ値段も高い
VR−4のイメージが強いこの代のギャランですが、なかなか個性的でカッコいいデザインです。
無理やり5ナンバーに収めたせいで、実際の幅は狭いんですが、サイドの真ん中を少し凹ませて、肩が張ったように見えるデザインは面白い試みでした。
これはミラージュ/ランサーにも引き継がれて、ミラージュはいかにもミニVR−4的でしたが、こちらもなかなかいいデザインだと思います。
4WD、ターボ、DOHC、4WSと、技術てんこ盛りで、クルマ雑誌のサーキットタイムを競うような企画には必ず登場していました。
まあ、ランエボのような存在ですね。
ランエボもそうですが、このギャランも、ベースモデルが地味すぎて、なんか地盤がしっかりしていない感じがちょっと残念です。
シグマ…ニューモデル待ちだ。古くさいだけ
もともと「ギャランΣ(シグマ)」として出てきたものが、独立して「シグマ」となった事情は、だいたいマークⅡやCR−Xなんかと似ていますが、細かいことはよくわかりません。
えっと、それくらいです。
Posted at 2020/01/22 20:20:04 | |
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2016年11月15日
ネタがないので、久々に1989年にタイムスリップしてみましょう。
「間違いだらけのクルマ選び90年版」の紹介に従って、基本的に小さいクルマから始まり、ブルーバードまで来てました。
プレーリー…カッコだけで実用が考えられていない
今はもう、「大人気」を通り過ぎて「あたりまえ」の存在になってしまったミニバンですが、日本では、初代のプレーリーが最初でした。
ここは2代目になったところですが、「スタイルという小手先だけでチョロチョロ売ろうとする魂胆が・・・」などと、徳大寺節炸裂です(笑)。
その後も、日産はどうもミニバン作りが下手なまま、シャリオやオデッセイなんかに美味しい所を持っていかれっぱなしという印象があります。
当時、「ファン」とまでは行きませんが、日産が好きだったワタシは、何となく悔しい思いをしていました。
が、ほとんど興味のない分野でしたので、印象そのものが薄いんですけどね。
アコード…内容の進歩は十分にわかる。インスパイアも趣味がいい
いいクルマなんだけど売れないというと、真っ先とまでは言いませんが、早い段階で思い浮かぶのが「アコード」です。
この代のアコードも、上位の5気筒の「インスパイア」に持っていかれて、印象が薄いです。
一方、「インスパイア」は、徳さんもおっしゃる通り、ちょっとおしゃれなイメージが強いですね。
今、こういう感じの、40〜50歳代のオッサンが乗って、ちょっと趣味がよさそうに見えるセダンって、国産じゃ見当たりません。
セダン自体、メーカーがあまり力を入れてくれてない感じで残念です。
Posted at 2020/01/22 20:18:41 | |
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2016年11月13日
「先代ヴィッツ駄目」・・・いや、ワタシが言ってるんじゃないですよ。
個人的には、先代がダメとは思ってません。
初代がいちばん良かったとは思うんですが、先代(=二代目)もコンパクトに収めてましたし、決してダメとは思いませんけどね。
むしろ、現行の方が、かなり大きくなっちゃった感じで、中途半端な印象です。
下にパッソが出来ちゃったんで、大きくせざるを得なかったのかな。
こうなると、車種を増やしてラインナップを充実させるとか言う以前に、あるものをとことん詰めた方がいいように思えるんですが。
「レーシングカーのリアについてるラジカセ」・・・全然意味不明です。
レーシングカーには当然オーディオなんかあるはずもなく、ましてラジカセとつながっている意味がわかりません。
しかも、この書き方だと、室内というより、室外?
リアについてるって、どういう状態でついてるんでしょうね。
絵柄も想像できませんし、状況も想像つきません。
ここまでくると、わざわざ意味不明になる、ツッコミどころ満載の文章をあえて作ったとしか思えません。
わざとだとすると、相当なものです。
「カリーナGT」・・・ああ、懐かしいですね、カリーナ。
生い立ちはよくわかりませんが、確か、コロナベースのセダンの脚回りをセリカと共通にして、「脚のいいヤツ」なんてコピーで宣伝してたようですが、そのあたりはリアルタイムでの情報ではないので、ちょっと自信ないです。
大学の頃、いちばん仲の良かった友人が、「ウチのクルマ」と言いながら二代目のカリーナに乗っていました。
カリーナ自体は、2001年にアリオンにバトンタッチするまで、ずいぶん長く作られていたようですが、消えてしまいましたね。
「GT」要素無視で書いちゃいました。
Posted at 2020/01/22 20:16:41 | |
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エッセイ | クルマ