夏に、8代目となるゴルフの1.5Lモデルに試乗して、発進のモタつきを補うマイルドハイブリッドの働きに舌を巻いて、1Lモデルに興味が湧きました。
で、いつの間にか岡崎のゴルフ屋さんに1Lの試乗車が入っていたようなので、ちょっとした合間を見つけて試乗してきました。
トランクやリアシートの話はここでは割愛しますが、1.5Lの時は、リアシートは抜群、トランクは思ったよりちょっと狭い、といった印象でした。
さて、1Lは2グレードですが、試乗車は上級版だったので、装備なんかには不満はありませんでした。
でも、セールス氏の話を聞いていたら、ベース版でも良さそうです。
このあたりは、本気で買う気になったら、真剣に検討すべきトコロですね。
1Lは3気筒のターボに、マイルドハイブリッドが付いていて、エンジンで110馬力、トルクは20.4キロと、まずまずの数字です(1.5Lだとそれぞれ150馬力と25.5キロ)。
これに、モーターが加わって、13馬力と6.3キロを上乗せしてきますから、馬力もそうですが、とにかくトルクがご立派です。
しかし、数字以上に、モーターのアシストの仕方が絶妙で、小排気量ターボのフィールの欠点を、全部埋めてお釣りが来るというのが1.5Lの印象でした。
1L版でも、その印象は変わらず、驚くほど自然なフィールで、出足のもたつきも全くなく、洗練された加速感が味わえます。
「3気筒」でイメージする荒っぽさも皆無です。
悔しいですが、セイラさんのターボでは太刀打ちできません。
旧ルーテシアの1.2Lターボは、上手く乗せればパンチもありますし、速さも充分なんですが、上質なフィールという点では今一つです。
そうそう、ゴルフは、アイドリングストップからの復帰も、ちょっと気付かないくらいそっとしてます。
セイラさんは、けっこう豪快に「エンジンかけるぞー!」って感じですが、ゴルフはすごく静かです。
8代目ゴルフは、1Lでもこの上質なフィールが味わえるだけでも充分「買い」だと思います。
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Posted at 2021/10/19 18:01:11 | |
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