カーマくんのブログ一覧

「名車」の定義はいろいろあると思います。
絶版車と逆に、30年前から、モデルチェンジはしても同じ名前で生き残ることができているクルマは、間違いなく名車と呼べるでしょう。

今度は、30年前から同じ名前で生き残っている名車たちを見てみましょう。
絶版車と同じ『93年版間違いだらけのクルマ選び』をベースに「ベーシックカー」カテゴリから順に見ていきます。

まずは、カローラです。
93年のカローラは、AE86で有名なE80系から二代あとのE100系となります。



先代のE90系は、それこそメッチャ高級感が漂う作りでしたが、E100系ではその意味では質素なデザインになっています。
ちなみに、「絶版車」のところで紹介しそびれましたが、この代では２BOXのFX、４ドアＨTのセレス／マリノ、４WDのカリブ、そして２ドアクーペのレビン／トレノがありました。
カローラは、長く国内販売No.１を続けていましたが、その後、車名消滅の危機にさらされたりしながら、なんとか持ちこたえてます。
やはり名車ですね。




「ブログ村」というトコロのランキングに参加してみました。気が向いたら、ポチッとしてやってください。

にほんブログ村

「MPV」という言葉は、「マルチ・パーパス・ビークル」という一般名称だと思っていたのですが、いつの間にかマツダが商標を取っちゃって、マツダのミニバンの固有名詞になってしまいました。
日本で今「SUV（スポーツ・ユーティリティー・ビークル）」と呼ばれる多くのクルマは、実際には「MPV」だと思うんですけど、商標じゃ使えません。



なんか、いかにもアメリカのミニバンというスタイルですが、当初は北米輸出専用だったんですね。

シャリオ／RVRは姉妹車で、シャリオの短縮版がRVRですが、RVRは生きてました。
シャリオは、２代目となっていて、プレーリーと比べるとメチャ売れました。



うーんと、・・・以上です。

この後、93年版『間違いだらけのクルマ選び』では、「４WD車の選び方」「軽自動車の選び方」となり、一車種ずつの解説は入りません。
絶版車は、４WDブースでは、絶版になったのは日産テラノとサファリかな。
と思ったら、パジェロも絶版だったんですね。
あと、いすゞのビッグホーン。
軽自動車ブースでは、トゥデイ、ミニカ、ヴィヴィオ、オプティ、リーザ、セルボが絶版です。
ちなみにキャロルは、OEMで最近じゃアルトベースの名前違いで売ってます。

いやあ、それにしても、多いな、絶版車！
正直、こんなにあるとは思いませんでした。
『93年版間違いだらけのクルマ選び』で扱われている約120車種の国産車のうち、同じ名前で存続しているのは20車種に満たないです。
生存率なんと17％！！
もっとも、カローラとレビンとFXが別扱いとしていますし、OEMの関係とか、セルシオのように名前は変わったけどLSとして生きているとか、ややこしい例が多いんですが。
面白半分で始めた企画ですが、それにしても、生み出したクルマがあまり大事にされていないのでは？　という印象で、残念な結果となってしまいました。

これにて、「ゼッパン・モビリティ・ショー」は閉幕となります。
長々とお付き合いありがとうございました。




「ブログ村」というトコロのランキングに参加してみました。気が向いたら、ポチッとしてやってください。

にほんブログ村

「ゼッパン・モビリティ・ショー」も、「ミニヴァン」のブースに移動してきました。
「天才たまご」をキャッチコピーにしたエスティマは、バンも用意せず、当初５ナンバーも用意せずという強気なのか本気で売る気じゃないのかわからないデビューでしたが、大ヒットしました。



アンダーフロア型のミドシップという、一部のバスや軽トラックなんかで用いられたレイアウトを持ってきて、「天才たまご」と呼んで、最新式のレイアウトのように喧伝した手法がまさに「天才」でした。
５ナンバーとかにバリエーションを拡げながら、案外長寿命で、2020年まで生産されていたんですね。

日本にまだミニバンなんてジャンルのクルマがなかった時に、全く新しいコンセプトのクルマとしてデビューした日産プレーリーですが、

後発のミツビシ・シャリオに人気を奪われてしまい、その後もなんとなく地味な存在でした。
93年は２代目のプレーリーとなりますが、



ずっと地味なまま消えていってしまいました。




「ブログ村」というトコロのランキングに参加してみました。気が向いたら、ポチッとしてやってください。

にほんブログ村

シリコンオフで一通り拭ったら、一瞬まっ黒になったので、作業しなくて済むかと思ったら、３分くらいで乾いたらやっぱりくすんでいます。
まず、完全にゴム部分の、エアロツインの部分は、アーマオールを塗り込んでおきます。
その後、ツヤ消し黒のラッカーで、アームの金属部分を塗っていきます。
多少筆ムラができますが、じっくり見なければわからない程度なので、構わず作業を進めていきます。

で、これが、作業後の根元部分です。



アームの先端部はこんな感じです。



全体的には黒が復活して、引き締まりました。
「新車みたい」とは言いませんが、ちょっとした作業で効果は高いと思います。




「ブログ村」というトコロのランキングに参加してみました。気が向いたら、ポチッとしてやってください。

にほんブログ村

アームごと交換してしまうのも手なんでしょうが、アームの機能自体は特に劣化している感じでもないので、ここは上から塗ってしまうコトにしましょう。

外せるものは外してしまう方が作業がやりやすいので、外してみましょう。
ワイパーアームの根元のカバーを持ち上げると、ナットが出現します。



このナットを外したらすぐにアームが外せるかとも思ったんですが、なんか全然外れません。
ガラスのすぐそばですし、あまり強引なコトをやる気にもならなかったので、早々に諦めて、クルマに付いたまま色を塗る作戦に切り替えます。
スプレーだと方々のマスキングが大変ですし、形状的に筆塗りの方が手っ取り早そうなので、筆塗りにしましょう。



それでも、フロントガラスやボディに塗料が垂れてもイヤなので、最低限のマスキング替わりに、「レジャーシート（遠足シート）」を挟み込みます。
（よく見たら、昔カローラ屋さんでもらったものです😅）




「ブログ村」というトコロのランキングに参加してみました。気が向いたら、ポチッとしてやってください。

にほんブログ村