トヨタ純正部品 プリクラッシュセーフティシティ センサ (88181-12020)
TOYOTA Safety Sense (-C) のプリクラッシュセーフティシステムを担う、レーザーレーダー+単眼カメラ方式のセンサーユニットです。
緊急ブレーキ、先行車発進告知機能、レーンディパーチャーアラート (LDA)、オートマチックハイビーム (AHB) の肝のユニットでフロントウィンドウガラス上部中央に取り付けられています。
ある走行状態 (後述) の時に、スピードメーターに“プリクラッシュセーフティ故障”の文字が表示されたため、この症状をディーラーに相談したところ、『保証期間中なので交換します』と言う流れになり、昨年初回継続車検に合わせて交換しました。
--- いきさつ ---
ある日、出勤時にバイパスを走っているとき、遅い先行車がいたので、BLITZ パワスロのモードをよりスポーティーなモードに変更。かつ、車両に備わっている SPORT モード を使用してスマートに抜き去ろうとアクセルペダルを踏み込んだところ『ピー』っと音がなり、スピードメーターに“プリクラッシュセーフティ故障”の文字が表示が表れ、フェイルセーフモードに入るのか、アクセルを踏み込んでもほとんど進まない状態に陥りました。
すごく焦りましたが、路肩に停車してエンジンをかけ直したところ、そのときは表示が消えて復旧することができました。
それから後日いろいろと実験してみると、どうやらアクセルをべた踏みした時や再加速で急激に、もしくは深く早くアクセルを踏み込んだときに問題が発生するようです。
またそのような問題が発生するするとき、パワスロ側のモードはというと、どのモードでも発生し、パワスロをオフにしていても (配線はそのままで機能的にはノーマルの状態になっても) 条件がそろえばそのトラブルは発生しました。
特に相性が悪かったのは、パワスロのオートモードや、スマートモード、スポーツモードで高比率のモードと特に相性が悪く、そのようなときは、タコメーターが普段の自然な、連続的な上がり方ではなく、細かく震えながら上がり、かつトランスミッションがガクガクショックを出しながら上がって行き、最後にはクルマがエラーを出す…という状況でした。(ちなみに、パワスロのパワーユニットを使用しない設定…つまりスロコンだけ使う設定にすると、エラーはほぼ出ないことがわかっています。スロコンとパワーユニットの併用時が問題を引き起こすのです。)
発生の条件がおおよそ分かってきたので、これまでのことを意識しながら走っていたものの、うっかり街で右折時に交差点を早く抜け出したいと急に踏み込んだところ、4回目の“プリクラッシュセーフティ故障”の文字が表示。
安心な場所まで移動し、普段ならエンジンをかけ直せば元に戻っていたのが、このときはエンジンをかけ直しても表示が消えなかったため、そのままディーラーへ直行、これまでの内容を説明、相談したところ、少し待たされて TSS-C のセンサーを交換しましょう…という事になりました。
ちょうど初めての継続車検 (3年経過) が間近に控えていましたので、車検と一緒に保証修理で交換してもらうことにしました。(ちなみに保証修理ではないときは 92,000円 (税別) ぐらいする部品です。(゚o゚;)
交換後は、最初からついていたセンサーとは品番が代わったため、何らかの対策品 (代替品) のようです。
交換後はエラーも “出にくく” なりました。(ためしたところセンサー交換当初は出なかったので安心していたところ、ある日また出現。そんな状況なので、今後はパワスロを継続的に使うのか? 使うならば、どんな設定が安心できるのか、対応を考えているところです。)
故障表示の対応をまとめると、
表示が現れても、
①エンジンをかけ直す。
②かけ直しても消えないときはバッテリーのマイナス端子をはずす。(時計・カーナビ / オーディオなどの設定の一部が消える場合があります。)
上記をやることで、エラー表示が消える場合があります。
それでもだめなときは、
③ディーラーで対応してもらい故障診断器でエラーを消してもらう。
ことになります。(エラー表示が出たままでもエンジンをかけ直したらとりあえず普段通り走れるようにはなります。)
そして、おそらくですが、パワスロと車両の相性によるものから発生してる事を考えると、このセンサーは実際は壊れてはいないのではないかと思いるのですが…。
実際、表示が消えると最初に説明した TOYOTA Safety Sense の機能は通常通り使用できるからです。
現在もいろいろと個人でできる限り調べたり、トラブルが発生しないような設定を探したりしているのですが、もう少し時間がかかりそうです。
(2024/06/01 8:57 追記)
センサーの品番は時期によって異なっているようです。 (すべて2代目オーリス 後期用)
88181-02010 2015年3月~2016年3月 (=後期になって1年間)
88181-02011 2016年4月~2017年1月 (=後期にハイブリッドと 120T “RS パッケージが対になったとき。)
88181-12020 2017年1月以降
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関連動画:https://youtu.be/clAXyMThV_Q
【関連ブログ】
・改善への糸口…となるのか? - 2019年09月07日
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/blog/43240286/
・車検の打ち合わせ - 2019年10月27日
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/blog/43404413/
・ 初回車検・保証修理終了!!…と、その後。 - 2019年12月14日
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/blog/43543631/
(オ-754-TGP221)
入手ルート | 実店舗(その他) ※ネッツトヨタ熊本 ネッツワールド田崎店 (保証修理) |
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