COMTEC ドライブレコーダー ZDR045WL  

コムテックから発売されているフル ハイビジョン (Full HD) 画質のドライブレコーダーです。 (2023/05/19 発売モデル)

詳細な仕様、特徴はメーカーのホームページに譲るとして…
https://www.e-comtec.co.jp/0_recorder/zdr045wl.html

ざっくりとした仕様を書いておくと…
・別モデルの ZDR045 に無線 LAN (Wi-Fi) を搭載したモデル。
・フロント、リアが録画できる2カメラドライブレコーダー (フロント・リアそれぞれが対角 168°)
・ソニーの STARVIS 2 搭載で夜間映像も鮮明に記録 (HDR 対応)
・駐車監視機能はオプションで対応可能
・運転支援機能搭載
・GPS 内蔵で録画場所の記録、速度がわかる (ただしトンネル内など GPS 電波の受信ができないところは不可)
・全国の LED 信号に対応。
・micro SD は128GBまで対応。 (最高画質で直近の約8時間程度保存)

…といったところでしょうか。

常時録画と別枠で衝撃録画保存、ボタンを押して30秒録画するマニュアル保存も当然あります。 (カード容量の 10～30% で割り当て可能)

現代のドライブレコーダーとしては必要十分な性能かと思います。

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【このドラレコを購入するきっかけと選択した理由】
このドラレコの前には車両購入後、割と早い段階で別メーカーのドラレコを取り付けていました。前車 WISH を事故で乗り換えることになり悔しい思いをしたのでドラレコは早々に付けました。

そのドラレコが、約6年半ぐらいで壊れました。そのため急遽購入することに。

でも壊れる前からドラレコの買い換えは検討していたんです。

その理由は、このドラレコメーカーのレーダー探知機を以前から使用していて、検討していた当時はレーダー探知機とドラレコを接続していろいろと協調動作をさせることができました。例えば、ドラレコの映像をレーダー探知機で見たり常時映し出したり、レーダー探知機の GPS 情報やレーダー探知機の ODB-II 接続で得た車速などの車両情報をドラレコ側に送信したり…など。

レーダー探知機を2台設置している関係から、リアのドラレコの映像をサブのレーダー探知機にだしてフロントはドラレコ、リアはレーダー探知機に映像を出して同時表示で確認できるようにしたいとか検討したり…昔はシステムアップができたんですよね～。

しかしコムテックの大人の事情からレーダー探知機は販売終了。

それにあわせて、最近のコムテックのドラレコにはレーダー探知機との接続機能がなくなりました。

なので協調機能が無くなった今。本来であればいろんなメーカーのドラレコを比較して購入しても良かったはずなのですが、普段から買うならコムテック！！…とコムテックの Web サイトしか見ていなかった影響から全然比較せずに購入してしまいました。もしかしたらもっと自分に合うドラレコがあったのかも。 (売れてるメーカーだからいいかな？)

あ、でもコムテックは取り付け用の両面テープセットや台座、配線コードなど同梱品が部品設定されているのでいいですね。もしもの時に購入できるので助かります。

フロント・リアの2カメラを選んだ理由は、昨今のあおり運転や追突事故に対応するためリアはやはり必要だろうと。また最近はやりのリアのデジタルミラーみたいな使い方もできそうだな～というところもあります。

ただ2カメラはドラレコ1台分のデータ消費量が大きいので、1カメドラレコを前後2つ装着するのもアリとも思いましたが、映像管理が面倒になるのとリアカメラが大きくなるので…負けました。

360° カメラを選ばなかったのは、車内や側面が映るのは魅力的ですが、映像のゆがみが大きいかな？と思ったことでこれも避けました。


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【使用感・感想】
使用した感想ですが…

まず録画される視野角が広い！ ほぼ真横…とまではいいませんが、かなりの横方向まで録画できてます。 (その代わりかなり距離感の違いとゆがみがあります。)

大容量の SD に対応できるようになったのもいいですね。前のドラレコは公式仕様では 32GB まででした。

ディスプレイ表示は、非表示、GPS から得た正確な時計表示、前だけ、後ろだけの切り替え表示。画面右上に4分の1のサイズで表示される2画面表示。 (どちらを大きい方に出力するかはスイッチで切り替え可能) が設定で選べます。

(この小画面。左上、左下、右下も選べたらいいのに…メーカーさん改善をお願いします。)

映像はさすがの Full HD 画質できれいですね。

撮影動画に日時・ロゴ・モデルを入れる、入れないの設定本体にあったと思います。


PC 用のアプケーション (写真3) はメーカーのホームページからダウンロードできますが、これも操作性は悪くなかったです。静止画、動画を保存することもできます。 (micro SD カードに保存されている動画ファイルは1つでフロント、リアが保存されていて PC / スマホアプリを使用すれば、フロント・リアを分けて保存可能。)


《フロント動画》
https://youtu.be/NAoK4enFrGk

《リア動画》
https://youtu.be/yAmu7Q8P1KM

フロント・リアの映像はもちろん、走行速度、センサーの動作状態、録画場所の確認ができます。

そのほかの使い方としては、車両によって足回りも異なりますし車両の形や重量から来る揺れの大きさは異なるので、ドラレコの衝撃録画は普段の走行時の段差でも動作します。

私の場合、毎日の通勤でほぼ同じところで動作してしまう (笑) のですが、どうにかして動作を減らしたい。そんなときドラレコ本体のセンサーの感度調整を行う必要があるのですが、そんなときにこの PC ソフトが役に立ちます。

例えばいつもの段差はどのセンサーが衝撃録画開始のしきい値を超えたのか、PC ソフトでみれば、動作したところで G マークがついてますし、グラフがピョンとあがったセンサーの感度を落とせば、誤動作を減らすことができます。試行錯誤が減るのでとっても楽です。


運転支援機能も面白いし便利でしたね。

前車接近、継続をそれぞれ別に設定できて教えてくれます。「おおっと、俺があおってるぞ、やばいやばい」とかわかります。

後続車が「あおっているぞ」的なのも教えてくれます。

前方信号が青になったら教えてくれる機能も最前列の時は便利。(たまに誤認があるけど。)

車速アラームも設定した車速 (最大120km/h まで 10km/h 単位で設定可能) で昭和の車のように「ちりりりーん」と教えてくれます。

7つの運転支援機能は設定も個別に、オン / オフも個別にできるのでそれも助かります。

駐車録画機能はオプションで、私はドラレコ装着時に同時取り付けはしていませんが、内蔵バッテリーではなく車両のバッテリーから給電なので割と長時間録画もできるのではないでしょうか。(設定でバッテリー上がりを防止する設定もあります。録画タイミングやデータ量を意識した細かい設定もできます。)

あとこのモデルの最大の売りは Wi-Fi 対応ですかね～。

できることは結構あって…(写真4 以降)

①ドラレコが映している映像をスマートフォンでリアルタイムにモニター。 (多少の遅延あり)
②録画した動画をスマートフォン側で閲覧。
③録画した動画をスマートフォン側にダウンロード保存、閲覧。
④ドラレコの設定をスマートフォン側からリモートで変更
…などがあります。

録画動画をスマートフォン側で閲覧できるのはもしもの時には便利と思いますが…これは贅沢機能で無くても良かったかなと思っています。 (Wi-Fi あり、なしで価格も結構違うし、そんなに頻繁に使わないため。)

価格も高めで其相応の機能があるドラレコなので機能的には十分過ぎて持て余している感もありますが、今後の安全運転や楽しいドライブの記録に貢献してくれると期待しています。

価格は消費税込み (10％) の価格です。

(オ-1,121) ※2023/07/21到着。 2023/07/23取り付け。

同時購入：SanDisk 128GB UHS-I Class10 U3 V30 対応 高耐久モデル (SDSQQNR-128G-GH3IA) \2,820円 ※パーツレビュー未掲載

※取り付け作業の整備手帳は作成しませんが、配線通しや内装をばらす際に参考になる整備手帳を関連整備手帳としてつないでおきます。