カーナビと関連機器の取り付け 【ナビ取付後の設定編 (リアカメラを除く) 】 その2
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
カーナビと関連機器の取り付け 【ナビ取付後の設定編 (リアカメラを除く) 】 その1 からのつづきです。
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各項目の初期設定を上から順番に行っていきます。
ちなみに購入直後やバッテリーのマイナス端子をはずしたときに “このナビを以前使用されていた車から新しい車にのせかえされましたか?” の表示がされるのですが、そのときに “はい” をタッチした場合、保存されていたこの項目のすべてがクリアされます。(赤表示の “未設定” になります。)
ちなみにこの写真の状態が2代目オーリスの場合の設定完了状態です。
CAN車両設定が “未設定” なのは2代目オーリスにはナビ用の CAN 通信コネクターがないため、このナビには接続できないためです。
具体的には、ESPO など車両の燃費、ドアロックやエンジン状況などの車両状況、ハイブリッドシステムの状況などの情報を得ることができる機能です。
T-connect の場合、スマホでドアロックするとか遠隔操作にも利用されますし、車両のセンサー異常、故障などの表示がされたりします。
話を戻して…
“ Quick setup を開始する” をタッチします。
2
…といいうことで、2代目オーリスは CAN に対応していないので次をタッチします。
ちなみに車種選択を選んだ場合…
3
このような画面が表示されます。
NSZT-Y64T の Ver.01.15 2014年8月現在のCAN (車両通信接続) 対応状況は…
・アクア (NHP10)
・アルファード (ANH2# / GGH2# / ATH20)
・WISH (ZGE2#)
・ノア / VOXY / エスクァイア (ZRR8#,ZWR80)
・カムリ (AVV50)
・カローラ アクシオ / フィールダー (NKE165) ※ハイブリッドのみ
・クラウンロイヤル / アスリート (ARS210,AWS21#,GRS21#,GWS214)
・SAI (AZK10)
・ハリアー (AVU65,ZSU6#)
・プリウス / プリウスPHV / プリウスα (ZVW3#,4#)
・マークX (GRX13#)
でした。
(おそらく対応車種は7型ナビの NSZT-W64T と共通のため、物理的に9型が装着できない車種も含まれていると思います。)
上記情報は表示された車名だけでしか調べていませんので、もしかしたら対応している型式に漏れがあるかもしれません。
また、NSZT-Y64T は14年~16年モデルであるため、その間に発売された車種…たとえば2015年11月に発売された4代目プリウスだと車両情報の更新で使用できる可能性が高いです。(プリウスをタッチすると3代目と4代目が一緒に表示されるようになる…はず。)
情報の更新はディーラーでしか行えないため、そのような場合はディーラーに相談してみてください。(写真で言う追加車種をタッチして SD カードの情報を読ませるだけなのですが、読ませる情報の取得がディーラーでしかできない。)
4
次はリアカメラ等 (バックガイドモニター
/ バックモニター / マルチアングル全周囲モニター) の設定画面です。
この項目は別の整備手帳で詳しくアップします。
ちなみに青になっているのが、選択・設定済みを表しています。
(私のオーリスは工場装着 (MOP) バックカメラなので、工場装着バックカメラ用ガイドキット (08695-00K60) を装着すれば DOP のバックガイドモニターと同等になります。そのためバックガイドモニターを選んで設定します。ちなみにガイドキットは車種によって品番が異なる場合がありますので、これから購入の方はご自身の車にあったキットを購入してください。)
全周囲モニターが灰色で選択できないのは専用のコネクターに何も差し込まれていない (通信ができない) ためです。
5
USB / HDMI 端子を取り付けた場合の設定です。
今回のナビ刷新ではUSB / HDMI 端子を装着したため接続済みを選択しました。
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次がディスプレイの TILT (チルト) 設定です。
設定はまず "OPEN" をタッチします。
するとディスプレイが全開になりますので、今度は “CLOSE” をタッチします。
ディスプレイが閉じて自動的に "6” が選択されます。
2代目オーリスの場合 "6" とわかっている場合は、最初から "6" をタッチして画面右上の "完了" でもかまいません。
もちろん、エンジン OFF 状態のときに倒れたままでいて欲しいときは、あえて "4” などを選ぶのも手です。
(ちなみにダイアグモードからではない通常のチルト設定の場合は、エンジン オフで全閉に戻ります。)
7
(補足)
車種が異なると設置状況やフィッティングキットが変わるため、ディスプレイが倒れた状態を最終の閉じ状態にする必要がある車種があります。
たとえば、ノア / VOXY / エスクァイア (ZRR8#,ZWR80) の場合、9型用枠などのフィッティングキットとは別に、角度設定用のチルトアダプター (品番:08695-28340) が新車装着時には含まれています。
これを使う場合の設定は…
まず "OPEN" をタッチします。
ディスプレイが全開状態になったらチルトアダプターを写真のように装着し、2本のネジ (M5×8) で固定します。
装着が終わったら今度は “CLOSE” をタッチします。
するとディスプレイが閉じますが、ディスプレイがチルトアダプターに当たってそれ以上閉まらなくなり、それを認識して自動的に "4" を設定します。
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設定が終了したら、MENU ボタンを長押しするとナビが再起動します。
この再起動は通常使用時でも実行できますので、ナビが正常動作しない場合などに試すのもいいかもしれません。
以上でダイアグモードでの設定は終了です。
(その3 につづく)
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