SQUARE 流・メーターフードから発生した異音の対策方法
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この整備手帳は、メーターフード (インストルメントクラスタフィニッシュ パネル ASSY) から発生していたと思われる異音対策を行ったときの整備手帳です。
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以前、みん友さんの皆さんの整備手帳に、メーターフードからの異音対策をされておられる方が1人? 2人?おられました。
私がそれを見たときはまだ私の車からは特に異音も無かったのですが、いろんないじりでしょっちゅうはずしていたためでしょうか?
いつのころか、メーターの付近から小さい音が出るようになりました。
それでも私は、みん友さんの整備手帳で対策された以外のところから音が出ているようなので関係ない…と思っていましたのでこれまでに特に異音対策の対応を行いませんでした。
しかし、どうやっても異音が消えないので、ここは皆さまの整備手帳を参考に、念のため私のフードも対策をやっておくか。
…と作業を始めました。
それらの整備手帳では、2眼の部分のシルバーで塗装されたリングがかすかに揺れる、ビビることで音が出ているということでしたので、裏からツメを逃がしてそれらをはずし、対策を施すことにしました。
写真はメーターフードを裏側から撮影した写真です。
メーターフードのはずし方はこちらの整備手帳をごらんください。
【関連整備手帳】
・音声認識マイク & スイッチの取り付け その1
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/4169512/note.aspx
※その2 の途中まで行えばメーターフードを取り外すことができます。
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写真は取り付けたときに右側…スピードメーター側のリングなのですが、写真で示したようにツメ (赤丸)とガイド (黄色丸) があります。
ガイドは取り付けるときの位置決め用と思われますので、取り外し時点ではほぼ無視していただいてもかまいません。
ただ、この赤丸で示したうちの楕円の部分は気をつけないと折れてしまう可能性がある部分です。
ちなみに真円の赤丸の部分はよく見るツメが穴に入っているタイプのロック方法になっています。
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そこで、まずリングがはずれたところを見てどのような構造になってるのか見てみましょう。
よく見るとリングには L 字型の部分があり、ここに本体側のロック…ツメの部分がかかっています。
ここが先ほど長丸で示した部分で、これが3カ所あります。
もう少ししっかり見てみましょう。
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L 字部分にフォーカスしてみると、こんな形になっています。
個人的には、マルで示した部分が折れそうな気が…。
ちなみにこれは右のリングなので “R” がエンボスで入っています。もし左右同時にはずしたときはこれを目印にしてください。(差し込む場所、差し込む位置が決まっています。)
さて…どうしたものか。
そこで!
いろいろと考えてあみだした簡単な方法が…
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これだ!
いらなくなった、クレジットカードやポイントカードを丸くそらせて、ツメの横に差し込みます。そして、カードで全体的に L 字部分を押します。
このときうまく外れていれば、表側から見て隙間ができているはずなので、これを元に戻らないように少しだけ指で引っ張り出しておき、残り2カ所のツメを同じようにはずしてゆきます。
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ちなみにカードだけでうまくツメが外れないときは、写真の赤丸で示した部分が他の部分よりも強いはずなので、ここを『軽く』裏から押してあげると全体がしなって、ツメから L 字部分が抜けます。
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後は持っていた 3mm 厚のエプトシーラーを 2mm 幅程度に切り出して…
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リングが固定される部分に切り出したエプトシーラーをはみ出ないように貼ってみたり、エーモン工業の両面テープ (強力ベータテープ (1726) ※販売終了・パーツレビュー未掲載) を少しだけ貼ってみました。(写真はエプトシーラーを貼り終わり、両面テープの片側の台紙がまだ付いている状態です。)
素材はフード、リングのどちらも ABS のようなので、ABS に対応している両面テープならば何でもよいと思います。
あとは両面テープの台紙を剥がして、リングをゆっくり戻します。
位置をしっかり合わせないとキレイに戻らない場合があるようなので戻す位置には注意してください。
位置が決まれば、あとは簡単ですね。パチン、パチンと戻してゆくだけで作業は終了です。
その後、出勤時にクルマに乗りましたが今のところ異音は出ていません。
作業を参考にして行われる場合は自己責任でお願いします。
【謝辞】
のりのりさんの整備手帳。参考になりました。ありがとうございました。
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