フロントスポイラーの傷 修復作業 - その1 ~ 塗装準備と塗装編
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
フロントに擦り傷が入ってしまって…。それを自力で修復してみました。あくまで素人の修復作業なので参考になるかわかりませんが、アップしました。
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まずは塗装面と周辺の洗浄から。
傷口と、その周辺を水拭き。その後乾いたタオルで拭きました。
2
次は、サンドペーパーでヤスリがけ。
準備したバケツの水に、こまめにざぶっとつけて、削りかすを除去しながら作業を進めます。
#150で粗めに削り、その後、#320 → #600 と削りました。
また、削ったところも濁ってきますので、タオルなどにしみこませた水で削ったところを拭きながら進めていきます。
今回は1回目の補修部分もやり直したかったので、そこも削りました。(写真左側。透明の光硬化パテの部分が出てきています。)
3
ここらへんで、マスキング開始。
少し風もありましたし、そうでなくても塗料の粒子が結構空気中にまうようなので、かなり広めにマスキングしました。
特にガラス面は確実にふさぎました。
4
脱脂をして、パンパープライマーを塗装。
約15分ぐらいで乾くようです。
5
次はパテを盛りました。
ほんとうは一般的なパテが作業がしやすいと思いますが、手元に厚づけパテがありましたので、これを利用しました。
このパテすぐに固まるので作業を早く進められるのですが、すぐに盛らないといけなくて、実際は使いづらかったです。(硬化はすぐに始まり、塗りやすいのは3分ぐらいまで。あとは15分ぐらいでほぼ完全硬化です。)
盛っては軽めに削って状態をみて、再度盛る。そして削ってまた盛る。という感じで、3回ほどくりかえしました。
6
パテをサンドペーパーで削り終わったところです。
サンドペーパーは、またぬらしながら荒い方から細かい方へ変えながら、手で削り具合を見ながら作業を進めていきます。
削り作業が終わり手で触ると、つるつるしていい感じです。
少し、もこもこしている部分があり、パテ盛りをやり直そうと思いましたが、ここの部分は寝そべるぐらいじゃないと見えないので、そのまま作業を進めました。
削ると、パテ以外の部分も削ってしまいますが気にせずに作業をつつけます。
この状態に再度脱脂。
そしてまた現れた樹脂部分のために、全体的にバンパープライマーを塗ります。
7
バンパープライマーが乾いたら、プラサフを塗装します。
写真は、1回目のプラサフの塗装が終わったところです。1回15分ぐらい待って3回ぐらい塗るといいようです。
ここまではわりと順調でしたが、この後が風が出始めて塗装が大変でした。
この後、塗装面周辺を #1000 のサンドペーパーや、極細のコンパウンド、コンパウンドシートでこすりました。
こうすることで車体既存の劣化した塗装を薄くはがし、元の色に戻します。
市販の塗装はこの色(車体初塗装時の色)に合わせて作られるため、この作業である程度吹き付ける色とそろうらしいです。
8
次はいよいよ塗装です。
塗装は上から見て弧を描くように塗装します。
まずは、ぼかし剤を全体的に吹きました。ぼかし剤を使うことで周辺に出やすいザラザラ感を出にくくします。
たれないぐらいの量で塗装部分より広めに塗装するといいようです。
塗装面との距離は15cm~30cmぐらい離して、たれないぐらい軽めにします。
その後、同じようにカラーを吹きます。それを乾いては塗り、乾いては塗りを繰り返します。
私は15分ぐらい間を入れて、2回ぐらい重ね塗りをしました。
そしてクリアを吹くのですが、またぼかし剤を吹きかけておきます。
クリアーを乾いては塗り、乾いては塗りを3回ほど行い、また最後にぼかし剤を吹いて塗装は完了です。
写真は、マスキングを一部外したところです。
色の違いもあまりなく、満足した結果になりましたが、ブログにアップした写真のように、一部思わぬ事態に。
そのリカバリを結局いろいろやってみては失敗の連続でしたので、再度マスキングをして塗装をしました。
番外編、またはその2に続きます。
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