フロントスポイラーの傷 修復作業 - その2 ~ 塗装面の最終処理編
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
フロントスポイラーの傷 修復作業 - その1 ~ 塗装準備と塗装編からの続きです。(今回は間に番外編もありますが…。)
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まずは、番外編でいくつか紹介したように、あーでもない、こうでもないといろいろ試行錯誤を行ったものの、最終的には再度再塗装をしましたのでステッカー部分のマスキングから塗装面がはげないように、マスキングテープの境をカッターで切り込みを入れました。
これで前回みたいな塗装のはげはないはず…。
2
なんとかきれいにマスキングテープをはがすことができました。
一部ステッカー周りに塗装がついていますが、そこはこの後のサンドペーパー & コンパウンドの処理で元に戻します。
3
塗装表面をまずはコンパウンドシートに水をつけてこすります。
これである程度、表面がなめらかになります。
あと、このコンパウンドシートでこすると結構表面が削れるのか、水も濁りますし、塗装面も汚れた感じになりますのでマメにシートと塗装面の両方を洗いながら作業をしてください。
塗装面についたついた水分や汚れはコンパウンド処理の前にしっかりと拭き取ります。
4
私の場合、すこし塗装面がザラザラしている部分がありましたので、そこはこの細目やサンドペーパーの1000番以上で対応しました。
きれいに塗装ができている方はこの作業はたぶん不要だと思います。
5
コンパウンド専用スポンジでごしごしと同じ方向にこすります。(横方向に始めたら全部横方向です。)
細目のコンパウンドは意外と荒いのでこすりすぎに注意します。
こすり終わったら、しっかりとコンパウンドを別の布などで拭き取ります。
しっかりと拭き取れない場合は、コンパウンドが水に溶けるようなので、何度か水拭きしてもいいかもしれません。
この場合は、最後に水分を乾いた布でしっかりと拭いてください。
6
塗装したところ全体を極細のコンパウンドで処理します。
先ほどの細目で使用したコンパウンド専用スポンジはそのまま使うとコンパウンド同士が混ざってしまい使えませんので、別のスポンジに変更してそちらでこすっていきます。
ここでもこする方向は横なら他の部分も横で同じです。
こすり終わったら、しっかりとコンパウンドを別の布などで拭き取ります。(細目を利用した場合は、拭き取りの布も別の物を準備した方がいいです。)
しっかりと拭き取れない場合は、コンパウンドが水に溶けるようなので、何度か水拭きしてもいいかもしれません。
この場合は、最後に水分を乾いた布でしっかりと拭いてください。
(スポンジ自身はしっかり洗って乾かせば再利用はできます。)
7
最後に液体コンパウンドで処理します。
ここでは液体コンパウンド用としてコンパウンド専用スポンジを準備しませんでしたので、別のウエスで対応しました。
もちろんここでもこする方向は横なら他の部分も横でそろえます。
やりにくいところがある場合は、Holts 仕上げ用耐水サンドペーパーの白(#2000)を利用してもいいかもしれません。
液体コンパウンドもしっかりと別の布で拭き取ります。
8
ということで、できあがり!
傷も全然わからず、塗装もすったもんだがいろいろありましたが、なんとか自分で満足できる範囲に収まりました。
塗装面は元々の塗装には負けますが、ちゃんと輝いてますし、つるつるです。色もそれなりにそろっていて、遠目ではわかりません。
私の場合の反省としては、
1.塗装は、風のない日か倉庫の中で、換気をよくして。
2.マスキングはできるだけ最小限で、細かいところも丁寧に。
3.塗装の段差が目立つ場合は、サンドペーパーなどで処理し、再度その部分をスプレーでうまく塗装をする。
4.塗装は薄く塗っては乾かし、塗っては乾かしを根気よく行う。
5.バンパープライマー、プラサフ、クリア、ボカシ剤はちゃんとそろえて行うとばっちりできる。
といった感じでしょうか?
こすれの修復は自信もついてきたので、これで何度でも安心してこすれます(笑)
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