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むらっち2のブログ一覧

2010年11月25日 イイね!

むらっち劇場④

むらっち劇場④



MkⅡ「じゃあまたな・・・」



バッテリーを外した時、何故かそう言われた気がした。
そして漆黒の獣はまた深い眠りに着く。




秋風が吹き荒みガレージのシャッターが時折ガシャンガシャンと音を立てている。

もう冬だな・・・。
過ぎゆくバイクの季節を感慨深く見送り、きたる銀色のシーズンを待ち侘びる。
我ながらなんとも詩的じゃないか! 秋は人を詩人にするw
一人苦笑いを浮かべながら獣の “毛づくろい” を終わらせた。



む 「またな・・・」



そう言い保管用カバーを用意する。毎年行っている儀式だがどうにも好きにはなれない。
しかし気持ちを切り替えなくてはならない瞬間でもある。



俺は自作の木製ベンチに座り、魔法瓶に入れて来た熱いコーヒーを啜りながら獣の心臓?脳?の美しい空冷フィンを眺めていた。



フラッシュバック!あの瞬間を思い出す。



4速で高回転をキープしながら時速1●0㎞/hでのコーナーリング。
立ち上がりで綺麗に9000rpmまで回し5速トップギアへ。
そこから1.1㎞の直線がいつもの最高速ステージ!
常に俺達の前を走るのは初期型のCBR1100XX。通称スーパーブラックバード。
引き離せば勝ち、引き離せなかったら負け。そして気持ちよく走る。
無理と思ったら迷わずアクセルを戻す・・・俺達のツーリングは単純な追っかけっこ。



峠では負けなかった。普通のワインディングも然り。最高速だっていつでもケツに張りついてやった。


しかし勘違いしてたんだな・・・。



ある時SB(スーパーブラックバード)の走りが変わった!
いつもの最高速ステージ、4速で綺麗に回しきり5速に入れる。
5速7000rpm付近。まだまだ漆黒の獣は加速する!
いつもならここでケツに張りついてやるところなのにSBは更に加速したんだ!



こっちだってまだまだ伸びているのにSBがどんどん離れて行く・・・
完全な力負けだった。



その光景が未だ瞼に焼きついている。



そしてこの年・・・126馬力を誇った漆黒の獣のエンジンはブローしたのだ。



む「あれは悔しかったなぁ・・・」



思わずカップを握る手に力が入る。



む「まだまだ・・・こっちだって奥の手があるんだ・・・」



来るべき時の “プランS” である!



む「ふふふ( ̄ー+ ̄;) まあ、昨日今日のバイク乗りじゃないんだ、じっくりやるさ!」



まるでモヒさんのようなセリフが口から滑り落ちた。








解説!


例によってほぼノンフィクションだったりします。ちょっとカッコよさげに脚色しましたがw
SBも実在の人物で、ウチのツーリングクラブのリーダー的存在だったりします。

あのあとSBに「速かったね~。何したの?」と聞いたところ

SB「いつもは6速に入れたまま引っ張るか使っても5速→6速だったけど。    
   いつもお前に追いつかれるから今回は4速コーナーリング→5速→6速 にしたんだ!」
む 「(ー″ーメ)チッ・・・」 思わず舌打ちしちゃいましたwww

プラグコード一本引きちぎってやろうかと思いましたよ! いやほんと・・・




でも現在SBはツアラーのBMWになってしまいましたとさ。

おちまいwww


Posted at 2010/11/25 21:15:58 | コメント(5) | トラックバック(0) | むらっち劇場 | 日記
2010年11月06日 イイね!

妄想話しw

妄想話しw夢みてないで現実をみろ! ゲンジツ、ゲンジツ

この前なんて3日間禁煙してみたんだけど
3日目の朝にタバコ吸ってる夢をみて
「やべー!オレ寝タバコしてる!?」 なんて飛び起きちゃった!
しかも右手はタバコを持ってる形になってたしwww
ビョーキだねw  だから薬だと思って吸うことにしたwww



どこまでがユメでどこからがゲンジツなのか・・・・。
そんな境目が分からなくなった今の時代、自分のバイク道、クルマ道だけは貫きたいよね!







さて、以前のブログコメントにも書いたことがあるのですが
今後の自分の現状をふまえたクルマ道なんぞを妄想していきます。



現在、妻あり子2人あり。
しかも妻は転勤族だったりするので、そのうち子2人とエスティマを連れどこかに行く可能性あり。
ってことはオレ逆単身赴任状態。。

軽虎だけだと辛いかも・・・とオレ。

しかも子供達が小学校に上がる頃にはスキーにも連れて行かなきゃならないし。





そこで妄想発動!!

でも軽虎でガマンしてたら嫁さんの知り合いからあの極上モンの S30Z 買えるかもw
いやいや、買っても維持費がすごそうだし、俺のことだからチューニングとかしそうだし
そんな代金なんぞを払えるわけがない!

んで却下。。




やっぱり4人は乗れて維持費が安いクルマがいいよね~♪
しかもバイクとかスキーとか荷物が載せられて走りが良いクルマw

おお~!ダットラ720があるじゃない!!4ナンバーだし♪
ちょいと弄ってやれば走りも良くなりそうだ!
キングキャブだと2ドアで4人乗りだぁーー!!

あれ? でもやっぱり大金かかるじゃん!?
しかも2駆だから楽しい事は楽しいけど冬の大雪の日はどうする?
軽虎みたいに雪を掻きわけていく走破性は無いぞ・・・。

やっぱり却下。。






そしてぐるぐる考えは巡り最後は軽虎に行きつく・・・。

じゃあ、家族に会うための長距離の移動は?

ホーミーバンがあるじゃない・・・。


最悪、軽虎のナンバーを切ったとしてもトレッカーを購入しておけばホーミーバンで牽引して
クローズドコースへ行き、そこを走らせることが出来る。
5人乗りだから家族を載せるのも、スキーに行くことも、バイクを運ぶことだって出来る!
純正機械式LSDも手入してるし、E24はハンドリングが良いからソコソコ楽しく走らせられそう。
軽油だから燃料代が安いし♪ (ココ大事w)




そ~んなワケで現状が一番だという事に気付く ^^;



エアコンのセットも中古で安く揃うみたいだし
友人も1~2万で取付アルバイトしてくれるっていうし。



さあ、ホーミーバンのレストアがんばろ~っと。





妄想なんだから 「ポルシェ買うどーー!!インターセプター買うどーー!!」 

くらい言えたらいいのですが・・・。





貧乏性でドケチなむらっちでした~ (爆



Posted at 2010/11/06 14:42:50 | コメント(8) | トラックバック(0) | むらっち劇場 | 日記
2010年09月16日 イイね!

むらっちの卵!

どうやら風邪を貰ったらしい… 残暑が厳しいのに熱まで出る始末…
ダルくて動けないが辛うじてドタマは働くので寝床にひっくり返りながら携帯をいじり色々思い浮かんだ事を書き記しておこうと思う。




そう、この後、何らかの障害にブチ当たった時にこの記事を読み返し


“このままで大丈夫! ブレずに真っ直ぐ!”


そう思い直せるように。






先日コンビニでカー雑誌を立ち読みしていた時、あるハチロク乗りが出ていた。
何となく見覚えがあった。

つたない記憶をたどり思い出す。
15年前くらい前に彼は何かの雑誌に出ていたのだ!


そう15年前とは比べ物にならないくらいハチロクを進化させ
自信に満ち溢れた表情で再度俺の前に現れたのだ。




自分にとってはコロンブスの卵だった…
ちょっと考えれば当たり前の事なのだが
15年という歳月をかけ彼はハチロクを凄いレベルまで鍛え上げたのだ!




つまり、次々とクルマを乗り換えず一台のクルマを熟成させたのだ。




勿論クルマだけじゃない。腕も相当磨いたのだろう。
ツクバでハチロクとしては凄いタイムを出している!





そう、これなんだよ!
一台のクルマを熟成させる!!




“軽虎1號計画” は間違っちゃいない!

このままブレずに真っ直ぐに!

ただひたすら軽虎を熟成させるのだ!!





しかし・・・

バイクはずっと一台を熟成させてきたのに
その事に気付かずコロコロとクルマを乗り換えてきた俺って馬鹿だね(汗



ずーーっと実践して来てたのにね(爆





浮気はダメよw



むらっちの卵でしたwww



Posted at 2010/09/16 21:50:22 | コメント(5) | トラックバック(0) | むらっち劇場 | モブログ
2010年09月08日 イイね!

むらっち劇場③ ~独り言~

血の繋がりはないが親しくしてた友人

例えば、兄弟分とか妹分とかそんな感じの人。

そんな人が悩んでたら皆はどうする?



その悩みがダンナの金銭問題だとしたら?

社会的に支払わなければならないお金(養育関係とか)
遊興費に消えた大量のお金
住宅ローン、他人様からの借金、生活費の使い込み… 等々
聞いただけ恐ろしくなる金額だ。


更には連れ子である自分の子供に振るわれる暴力も洩れなく付いてるのさ!


そんなのを全て黙って結婚してきた…


さあ、どうする!?





三振アウト法で言えばクソボール全てフルスイングして見事なバッターアウト…
もう終わりでしょ!そんな感じだ。



更には間の悪い事に二人のあいだに最近子も出来た。



それを端から見てた場合
皆はどうする?どうしたらいい?
詐欺じゃね!?コレって?



それでもね本人は自分の愛した人だから全てを受け入れて頑張る! なんて言うだ。





でも…





なんか…




なんか納得いかねぇーー(`皿´)凸





正直ハラワタが煮えくり返ってる!


殴るだけじゃもの足りん!
体中の関節を全部逆に曲げてやっても
逆水車落としを食らわせて脳漿ブチまいてやってもまだモノ足りん(激怒



相手見る目ねぇーぞ!
なんて結果論で説教垂れれる程冷静になれない(-"-;)



苛立ちが募るばかりだ(怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒
Posted at 2010/09/08 20:45:42 | コメント(4) | トラックバック(0) | むらっち劇場 | モブログ
2010年07月27日 イイね!

むらっち劇場②

むらっち劇場②先日の悔しい1コマ・・・。





その漆黒の獣は新しいホイール(JBマグ鍛)にご満悦のようだ。
意気揚々と “S峠” のコーナーを楽しげにクルクルと回る。




MkⅡ 「イイなぁ~コレ!すっげー軽く動けるぜ!!」




獣の声はいつになく弾んでいる。そんな自分もいつになくアクセルを開け
右に左に体を変え獣の動きを楽しむ♪

しかもそれだけじゃない、バネ下重量が軽くなり運動性が上がった事により
ブレーキ特性にまで良い意味で影響がでているのだ。
APロッキードのラジアルポンプは今までより数倍タッチが敏感になり
キャリパーの動きをダイレクトに俺に教えてくれるのだ!
その感覚は獣のハンドルからフロントフォークまで自分の腕が同化し
キャリパー自体が自分の指先となりローターを掴んでいるような感じなのだw




むらっち「確かにこりゃスゲーわ!」

ニヤリと笑うMkⅡ ( ̄ー ̄)




俺と漆黒の獣は時間も忘れ夢中になり、じゃれあい楽しんだ。



頂上のパーキングは下界と違い気温が少し低く、火照った体をクールダウンさせるに丁度良く
ひんやりする風が心地よい ^^




パーキングで俺はショッポの紫煙を燻らせMkⅡとの会話を楽しんでいた。




むらっち「最近はここに来る連中がめっきり減ったなぁ・・・いや殆ど見なくなっちまった」

MkⅡ 「確かに。あの青の 88’NSR なんて速かったのになぁ・・・
      リッターSSを平気で喰ってたもんな~w」





青の 88’NSR・・・
実際俺達のコンビも喰われそうになった強敵だった。

しかし、ここの峠で1箇所だけある唯一の200m程の直線が俺達の生命線だった。
そこで一気に突き放しその後の高速コーナーで差を広げる。
88’NSRはいつも悔しそうにしていたが負けたつもりもなかったらしい。




NSR 「そこの区間以外は全部俺の勝ちだ!」

 



なんて憎まれ口を叩いていた。
それでもどこか憎めない奴だったりした。

人懐っこいのに獰猛!低速ではぐずるのに高回転まで回すと従順w
面白い奴だったwww





もちろん漆黒の獣も勝ったつもりは無かった。





MkⅡ「今日も俺の勝ちだな!もっと走り込んで出直してこい!!」




そんな事を言いながらも悔しそうな表情を浮かべていた。
走り込んで出直してこいとは自分に対する叱咤だったのだと思った。







むらっち「そうそうあのパンパンいって火ィ吹くエボ6覚えてっか?」

MkⅡ 「おうおう。ド派手なカラーリングでモンモン(ステッカー)だらけの奴な」

むらっち「あいつWRCの地方戦にスポット参戦してるらしいぜ!?」

MkⅡ 「マジでか!? う~んでも納得。4輪じゃ奴が抜きんでてたもんなぁ」

むらっち「コーナーでケツ突っつき回そうとしてブレーキで詰めていったら
      いきなりパパパパパァーーーン! なんつって火ィ吹きやがったからなぁ~(笑)」

MkⅡ 「おお~。あれは焦ったなぁ~(笑)」

むらっち「それによぉ、あのS15もD1の地方戦に出て良い成績出してるみたいだぜ!」

MkⅡ 「ほっほぉ~~w」



談笑が続いていた。

まるで年寄りが思い出話しでもしているようで俺がその事を口走ると、
いにしえの獣はさらに笑った。

その時だった。遠くに少しくぐもった音だがインライン4の排気音が聞こえた!
クルマじゃない!間違いなくバイクだ!!

そう確信した俺は反射的にヘルメットを被り、獣のエンジンに火を入れた。
「フバァァァァァァーーーーン、ウォンウォン」音が近づく。

俺もMkⅡも確信していた。間違いなく空冷4気筒の音だ!

久々の獲物を前に獣は目ギラつかせる!













頂上付近のコーナーを曲がって来たソイツは遂に姿を現した!!




GSX1100S! 通称 “刀”(カタナ)だった!! 











この辺では初めて遭遇する獲物だ。
しかもかなりのカスタムが施され全身に纏う雰囲気が他とは違う!

それは正しく研ぎ澄まされた “妖刀” だけが放つオーラだった!!

そしてその妖刀は滑らかな素早い動きで目の前のコーナーを切り込んで行く!





むらっち「出たぁぁーーーー!!」

MkⅡ 「ゴッゴッゴッ、ガリュウゥゥゥゥーーー!」





この咆哮こそ獣たる所以。
俺達もアクセルをドンッとワイドオープン。
リヤタイヤを空転させながら発進!!

インターセプト。追撃態勢だ。。





むらっち「コーナー2つで追いつくぜ!!」

MkⅡ 「おおーーー!!」





1つ、2つ、そしてコーナー3つ目。
追いついた!そして俺達は妖刀の鮮やかな切れ味を目の当たりにする。





むらっち「こりゃあスゲー腕だ・・・。」





俺はゾクゾクした。本当にこんな瞬間は久しぶりだ。





むらっち「いくぜぇーーー!!」





自分にも気合を入れた。





MkⅡ 「ゴボッッ、ゴボボ、ゴボッ・・・んあ?」

むらっち「あれれ・・・?」





エンジンがフケ上がらない。





MkⅡ 「ゴボッゴボッゴボッ」









それは燃料切れだった・・・。





MkⅡ 「こんボケェー!なんだよ燃料切れって!もう少し気にして走れや!!」

むらっち「うるせぇー!お前だって楽しんで走ってたじゃねーか!?
     ガス喰い過ぎなんだよ!もう少し燃費良く走れや!!」

MkⅡ 「アクセルガバガバ開けて燃費良くもクソもあるか!アホンだらぁー!!
     ああ~・・・ここじゃ滅多に出会えないご馳走だったのに・・・」

  



獣は本当に名残惜しそうに呟いた。





喧々諤々・・・。





ワーワー\(`Д´)/ ギャーギャー\(`△´)凸  云々・・・。





言い合いは続いた(ーーメ)





そしてお預けをくらった俺達は燃料コックをリザーブにしてギリギリガソリンスタンドにたどり着いたとさ。








おちまいwww

















さて解説。

擬人化以外はほぼホントだったりしますw
(エボ6だったかS15だったかはもう忘れたw)

それにしても、こんな無名の峠でも熱い奴らが育っていったんだなぁ~。なんて
ちょっと浸っちゃいましたwww

それとこの峠じゃ空冷4発のカスタムで速そうな奴には滅多に出会えないのです。
本当に惜しいことをしました(;Д;)ノ~~



冴えないオチでスマソ m(。 。;)m
Posted at 2010/07/27 18:11:46 | コメント(5) | トラックバック(0) | むらっち劇場 | 日記

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2020/05/23 23:46:46
インチアップ話の続き 
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