• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

むらっち2のブログ一覧

2012年06月06日 イイね!

むらっち劇場・第二章の二≪crazy or unbelievable deed≫

※crazy or unbelievable deed   意味は≪狂気の沙汰≫




うはははは! 何度だってのせてやる!!





1991 「パリ・ダカールラリー」テーマ曲 - 浜田麻里 - Nostalgia






どこから来てどこへ行こうというのか・・・  それは本人にもわからない・・・

だだ全力で今日を生き抜く! 刃は心で隠し今は耐えるべし・・・ それは忍耐
しかし刃は常には鋭く研ぎ澄ましておけ!錆つかせてはいけない! 






何故かって? それはとびっきりの瞬間のためにさw








1、2、3、ダァァァァァァーーーーー!!
Posted at 2012/06/06 19:36:48 | コメント(5) | トラックバック(0) | むらっち劇場 | 日記
2012年05月20日 イイね!

むらっち劇場21 ≪RERA≫

むらっち劇場21 ≪RERA≫キミキミ!パンツ見えてるよ!!皆さんはこんな風に注意してあげて

「どこ見てんのよゥ⊃(怒)」

な~んてキレられたことはありますか?



ちなみに自分はありません((≧д≦))アヒャヒャヒャヒャ

どもっ!北海道のいい加減男 ジュンジ・タカダ でございますw





さて、ライバルの 「ちゃむちゃん劇場」 に負けないよう 「むらっち劇場」 の更新をばw
以下、長文ですwww




今日はとあるレーサーレプリカに魅せられた娘のお話し♪
ブロクカテゴリー・Z1000MkⅡ 「野心的な今日この頃…②③追記w」 において少し登場した
CBR250RRの娘。
フルネームは知らないから俺は勝手に レラ と呼ぶことにした

意味は ↑ポチッと調べてみてねw





レラは少し裕福な家庭の一人娘として生まれた
厳格ながらも優しい父と母。当然しつけも厳しく幼少期から青年期まで親元で大切に育てられ
道徳をもつ立派な娘へと成長した・・・かに思われたが彼女には一つ欠けていたものがあった
それは自立心の欠乏だった。チト箱入りに育てられてしまったんだな・・・


※画像はイメージですw



しかしレラが18歳の時に転機が訪れる
両親は進学を強く進めたのだが彼女は福祉の専門学校へ行き介護士になることを決意した
それまで両親の言う事には素直に従っていた彼女に自我が目覚めた瞬間だった
突然この時、親元から離れたいという気持ちが芽生えたのだという

2年後、介護士となりA市のとある福祉施設の職員となった


※あくまで画像はイメージですwww


この時、レラの気持ちはどんなだっただろう? 
それまで抑圧を抑圧とは感じず、麻痺した日常から解き放たれたのだ
彼女はようやく巣穴から抜け出ることにより自由を手に入れた
巣穴から落ちた小鳥は次に何を求める? エサ? つがう相手? いや違う!
レラは大空へ自由に羽ばたくための翼、そして大いなる風を求めた!!

同じ職場内で子供のように目を輝かせバイクの話しをしている男がいて
レラはいつもその話しに惹きつけられていた!

5感の全てで四季を感じ、太陽の暖かさ、風の優しさと厳しさ、雨の冷たさ面白さや
トンネルの有難みなどw 彼の他愛のないバイク話しにどんどん空想が膨らむばかりだった
「バイクって良いなぁ・・・」そう思いながらもレラはなかなか一歩が踏み出せないでいた




だが、きっとその時 Machine God が微笑んだんだろうな






当直勤務を終え、朝のバス亭でバスを待つレラ
目の前にライムグリーンの ZXR400 が 止まった


※ZXR400Rの写真だった(>_<)シッパイ





「レラ!家まで送ってってやるよ!」
それはいつもバイクの話しをする同僚の男だった
半キャップを手渡されレラの胸は高鳴った

「じゃあ行くぞ!しっかり掴ってろよ」
スムーズに走り出した ZXR400 はどんどんとスピードにのり「風になった」・・・
とは後のレラの弁w

頬の間をすり抜けて行く風、それは今まで感じた事のない風の感触
そして今まで聞いたことのない風の音。目の前の景色がどんどん後ろへ流れていく様
閉ざされた箱の空間しか知らなかったレラにとってダイレクトに体へ伝わるその感覚は
まるで自分自身が風になったような錯覚を覚えたという

それからの彼女の行動は決まっていた
まずは何店舗もバイク屋を渡り歩き自分の相棒を探した。
彼女にとってメーカーやスペックはまるで関係ない
ただ自分の感性に響いてくるバイクとの出逢いを求めたのだ

そしてようやく6店舗目にしてレラは「これだ!」と思える個体に出逢えた!
それは91年式(規制前)の HONDA CBR250RR(MC22)
19,000rpmで45馬力を絞り出す超に超が付く高回転型ユニット登載の化物だった
レラは当然そんな事は知らない。ただ出逢った瞬間に「コレだ!」と感じたらしい


※優しい顔してこのコ結構スゴイんですwww




ファーストコンタクトの ZXR400に似てねぇーーかって?
フフフ( ̄ー ̄;)いいのいいの。刷り込みも時には大切なのさw




中型免許獲得後、レラは ZXR400 の彼と峠を走り込みどんどん技術を吸収していった
時にはツーリングに行き雨の洗礼を受け、冷えた体に受ける太陽の優しさを知り
草木の躍動する生命の匂いを感じ、ロングで疲れ果てた時に目に映った美しい自然の風景に感動し
5感の全てで自然を感じる歓びを知ったんだ






うん? はいはいはい。聞えていますよ皆さんの声がw
ZXR400 のヤローと付き合ってんのかって?



答えは NO  ですw  肉の歓びはナシですwww



巣穴から抜け出したレラが求めたのは「つがう相手」じゃない
自由に羽ばたく翼と大いなる風なのだ

HONDAのウイングマークはレラの翼。
そしてその翼はレラを風に変えてくれたのだ






そうアナタにとってマシンは何? バイクはだだの趣味? 
それとも自由な世界と冒険の旅に連れて行ってくれる海賊船?

仕舞い込んだ「心の地図」を開いて宝島を思い出してねw!






最後に 「この世界に名立たる東の果てのバイクの国じゃあ
    でっけぇーーエンジンのマシンが必要なんだよ!」







この魅入られた魂に祝福を・・・
Posted at 2012/05/20 09:28:15 | コメント(6) | トラックバック(0) | むらっち劇場 | 日記
2012年04月25日 イイね!

むらっち劇場⑳ ≪fascinating②≫

むらっち劇場⑳ ≪fascinating②≫
「あ、いや、ごめん。正確にはYのダンナなんだ! 知ってたか? Yのヤツいつの間にか結婚してたんだぜ!」



む(モノローグ)
「・・・さっき夢で聞いたよバカ」




「そのダンナってのがヒデェーヤツでよ! えらい借金があったんだと! で結婚した途端にトンズラしたらしくてよ、Yは店からマンションから何から何まで全部差し押さえられたんだと! で、Yもどっかに消えちまったんだよ・・・」




む(モノローグ)
「なんだか救われない話し・・・」




「いや~~ショックだな~~・・・俺けっこうYのこと好きだったんだぜ・・・」



む(モノローグ)
「聞いてねーよバカ! ってか、典型的な結婚詐欺じゃねーかバァーーカ!!」




「そっか。わかった。アバヨ」

そう言い、Kに対しムカついた俺は電話をガチャ切りしてやった



俺は頭を抱え考えた。なんでそうなった?いつだって何でも話してくれたのに・・・
あんなにしっかりしたヤツがなんでそんな男に騙されるんだ・・・
どうしたら良い?どうする事が出来る?
もどかしくて苛立ちが募る・・・



しかしその時また携帯に着信が


む携帯
「チャ~チャチャ、チャ~チャララ~ラ~ラ~」

メール着信表示・・・ それはなんとYからだった




「おわっΣ( ̄□ ̄;)! 何やってんだよアイツ」

少し怒りがこみ上げたのとは裏腹に俺は安堵の気持ちがこみ上げ彼女の無事に感謝した



そしてそのメールは如何にもYらしいものだった










件名 「Return to myself」













それは見覚えのある風景。 2人で行ったビーチ。沖縄の海だ


そして俺の大好きなYの後ろ姿があった





「ああ、そっか。そうだな。オメーさんはよくわかってる・・・ 自分自身まで戻ってこれたんだな」

目頭が少し熱くなった








「所詮はバイク乗り。誰も救えないし、誰からも救われない。 コケたら自分の脚で立ち上がるしかねぇ~んだよな!」








そして彼女の傍らに写るヨンフォアはとても美しく気高く見えた。






おしまい













あとがき・・・のようなものw


最後まで真剣に読んで下さった皆様ありがとうございます。
今回の 「むらっち劇場」 はフィクションです!

どうもスミマセンm(_ _)m


ただ、焼き鳥屋やら、ヨンフォアに乗って出勤するホステスの件は本当でして
いつか彼女を題材に書いてみたいな~と思っていたところ
今回たまたまこんな形で出させて頂きました。
あくまで屋台骨的な文書ですので、本当の完成はいつになることやら^^;

それではまた次回作でお会いしましょう!



あでゅー
Posted at 2012/04/25 20:36:25 | コメント(6) | トラックバック(0) | むらっち劇場 | 日記
2012年04月23日 イイね!

むらっち劇場⑲ ≪fascinating≫

むらっち劇場⑲ ≪fascinating≫
「アタシねぇ、結婚するんだぁ♪」



ポカポカと暖かい春の日差し中、その女は唐突に俺のガレージに現れそう言い放ったんだ






「ん… ああ… おお」

見事な不意打ちw




「てか、オメーまぁだ嫁に行ってなかったんか!?」


「ふふ♪むらっちさんには色々お世話になったよね。バイクが壊れた時はよく直してくれたもんね♪」


「ははw ヨンフォアな♪その後は?調子よく動いてんの?」


「ううん。今はナンバー切ってガレージで保管… 彼がね… あんまり乗るなって…」


「ふ~ん。まあ、彼もオメーさんの開けっぷり見て不安になったんじゃネーの?」


「かもねw」


「そっかぁ… それにしてもよぉ、バイクに乗ってるオメーさんの悩ましい後ろ姿がもう見れなくなるのが残念だねw」


「バカねぇw そんな事ばっかり言ってると奥さんに怒られるよw!」


「いやいや!ウエストからヒップにかけてのラインがヨンフォアの純正エキパイ同様に色っぺぇんだwww」

俺は「もみじ饅頭」の手つきでラインを表現したw
Yもノリがよく笑いながら腰をクネらせてみせるw

Yはススキノで自分の店(クラブ)を構えた頑張り屋だ!
初めて出会った17年前(俺は焼き鳥屋だったw)Yはクルマを持たず
バイク(ヨンフォア)で通勤してくるホステスだった!
たまたま俺の働いてた店の前でエンジンが掛からなくなったのを直してやったのが縁でいまだに付き合いがある



そんな昔話を思い出しつつの談笑中、俺の携帯が鳴り響く





む携帯
「チャ~チャチャ~チャ~チャラチャ~チャ~チャ~♪」
(こだわりのボーントゥービーワイルド・サビの着メロw)





ハタΣ( ̄□ ̄;)と我に返った



「…んあ( ̄Д、 ̄)…夢?」





それは夢だったのだ
俺はガレージ内の手作りの木製ベンチで春の日差しの中うたた寝をしてしまったらしい




む携帯
「チャ~チャチャ~チャ~チャラチャ~チャ~チャ~♪」

更に鳴り響く携帯





俺は工具箱の上に乗せた携帯に手を伸ばした
着信表示は友人のKだった





「はい。むらっち…」


「久し振り…」


「お~ご無沙汰じゃネーの!元気してた?」


「ああ…うん」

なんだか歯切れの悪いK





「なんだよ!何かあったのか?」


「ああ… Yなんだけどさ…」


「Yがどした?」

む(モノローグ)
「今まで夢の中で話してたぞ!相変わらず色っぺぇラインだったぞw♪」


「Yがよぉ… Yがトンじまったんだ(夜逃げ)…」


「はぁ~~!?」



つづく
Posted at 2012/04/23 22:41:22 | コメント(5) | トラックバック(0) | むらっち劇場 | モブログ
2012年04月15日 イイね!

むらっち劇場⑱ ≪冷汗 ;≫

むらっち劇場⑱ ≪冷汗 ;≫

第2弾。 

皆は 「笑えないけど笑える話し」 なんてのはあるかい?

そう、その時は知らなかったから笑えたが、後に冷汗みたいな!

知らない方が幸せなんてこともあるよね!?

今日はそんなお話し。 以下長文だよw







みんな、「風の谷のナウシカ」ってジブリの作品を覚えてるかい?
その作品の中でナウシカの回想シーンとラスト付近に使われていた挿入歌で
小さい女の子の声で「ラン、ランララ、ランランラン♪」って歌ってるヤツ
突然その歌がドタマの中で流れるような事件あったんだ。

今から16年前の5月、俺はとある自動車教習所にいた
勿論それはバイクの限定解除のため!教習所で練習していたんだ
既にMkⅡが手元にあったから必死だったねw

今や自動車学校で比較的簡単に大型自動二輪の免許が取得可能だけど
当時は教習所で練習してから公安委員会に本試験を受けに行くか
一発公安委員会へ乗り込むかのどちらかしか選択肢が無かったんだ

いわゆる「鬼も逃げ出す限定解除」と言われ厳しかったのなんのってw
引き回し8の字で落とされ、本試験ではバイクに跨るところで落とされ
発進して交差点を一つ曲がるまでに落とされ
コースを周回するまでに平均3回落とされ
コースを周回できるようになってもまた落とされ・・・



公安の試験官は元白バイ隊員だったりとかで


「テメェーーバカヤロー!そんなヘタクソなのに試験なんか受けに来んじゃネーーー!!」

な~~んて大変お優しい暴言は茶飯事的に飛び交うwww




で、話しを戻し教習所で練習中の俺
その教習所はチト山側にあり、プレハブの校舎?に簡易トイレ
しかも路面は荒れ放題で轍だらけ・・・日陰になるような休憩場所もろくになくて
バイク教習の人達は嫌でも日差しの中で休憩を取り、日差しの中で昼飯を食う事になる。
もちろん食堂なんかは無いので弁当は自分で用意する事になる・・・

俺はというと金なんか全然無いから少しでも節約するため近くのコンビニでおにぎり1個とコーラ1本を買ってきて、ゆっくりおにぎりを租借しコーラで流し込み腹を満たす方法を取っていた!
だけど悪い事ばかりでもない!同じく教習に来ていた娘なんかが弁当のおかずを恵んでくれたりもしたし違うモンまで食べさせてくれたので大変ご馳走様だったw



それにバイクさえ空いていてばほぼ無制限に練習できたし、休憩中に教習仲間達とやるゲームも楽しかったw
8の字の引き回し用に描かれた白線上をバイクで超遅速で周り誰が一番遅く走れるか!とかw
また、クルマの方向変換の中にバイクで侵入し、足を付かないで回ってくるとかw
で、負けたヤツが皆のジュースを奢る!なんてね具合にね♪


ん?それにしてもなんでそんな場所を選んだんだって?
それは金額が他の教習所より安かったからさw 

ミステイクその1




教習車の殆どはCBX750ホライゾン (通称ボロイゾンw)
うち2台が本試験と同じVFR750K (教習車仕様)だった。しかしここでも落とし穴が・・・
バイク教習を受ける際、どこぞのバイク屋の紹介なんつって話しを通して貰っていないと酷い冷遇を受けることになる。 これはいまだにバイク屋と自動車学校・教習所との風習?や繋がりがあるからだそうだ 「ウチの客は大切に扱えよ!」 といった密談があるらしいw 当然そんな事を知らない俺は ≪漢の飛び込み教習!≫ ぜんっぜんVFRに乗せてくれねぇーでやんの (T_T)

何故乗せてくれないのか聞いてみた事もあったが 「まだ最終のレベルに達していないからだ!」 の一点張り! そして明らかに自分よりヘタクソなヤツがVFRに乗ってたりするんだから・・・

ひでぇーよな~・・・

ミステイクその2




そんなこんなで一度も本試験に出ることを許されず2カ月が経ち
7月後半に差しかかろうとしていた時だった



教官
「むらっちさん、わざわざ遠くから来て日帰りするのも大変だろうから、教習所内でテント張って泊まり込んでもいいよ!キャンプ好きだって言ってたよね?それに教習が終わった後だったら自分のバイクで走り放題だよ♪」



などと言われ、俺は素直に従う事にした。7月の最終週は業務の都合上5日間ほど休暇が取れそうだったので一人合宿を行い、自分に追い込みを掛けようとも考えていたのだ。
ダラダラやっていてもラチが明かないし、このままじゃ自分の懐も体力的にも限界が近い
そう考えたからだ。

ミステイクその3・・・



7月後半某日。
最終の金曜に本試験の予約をして、その事前の4日間でみっちり特訓をするべくキャンプ道具をZ400FXにパッキングし、意気揚々と教習所に乗り込んだ! しかし俺はそこで愕然とする事となる
ゲートは開いているのだが 「本日から3日間休校」 の文字が!!




「なんじゃゴリャー!聞いてないよーー!!」



本当に連絡など受けていない・・・ しかしまあ、仕方がない。
俺は手早くキャンプの用意をした後、自分のFXで教習コースに出て勝手に練習することにした。



そうして3日が過ぎ4日目(本試験の一日前)の朝。教習所へ次々と教官達が出勤して来る。
しかし誰一人として俺に声を掛けて来やがらない!

この時は流石に頭に血が昇った!孤独と疲労と空腹と本試験への焦りは怒りとなって爆発したのだ




「ねぇ、3日間も休みなのに連絡もないんすか?」


教官
「あ、いや、電話はしたんだけど居なかったみたいで・・・まさか本当にキャンプしてるなんて・・・」



「ふ~ん・・・俺、明日本試験なんすけど・・・VFR独占して乗らせて貰うよ。 文句ねーよな!? 文句ねーならさっさとバイク出してこいよ!!」



最悪の悪態だった・・・




教官
「あ・・・わかった。すぐ出すね」





この時、俺は愚かにも完全に怒りに身を任せてしまった・・・
バイク教官室(屋外のプレハブ)の横に置いてあった木製の古ぼけたベンチが犠牲になる・・・
俺はエンジニアブーツを履いた脚でそのベンチを完全に破壊してしまった。



金曜日(限定解除本試験の日)本試験会場の公安委員会・・・
コース内に設けられたバイク教習者用の待合室。15人の様々な顔ぶれの中に俺はいた。

試験の番号は確か12か13番くらいだったと思う
皆緊張の面持ちで5回落ちただの6回落ちただのを話している
そんな中にあって俺は緊張というより怒りにうち震えていた!



む(モノローグ)
「VFRに一日乗ったぐらいじゃ全然練習が足らん!あのク●ヤロー共・・・蹴り殺してやりてぇ・・・(ー”ーメ)」



しかし、そんなモチベーションが功を奏したのか、いつも通り走り何事もなくコースを周回し開始位置に戻ってきた。 そして試験管から拍子抜けするような言葉が



試験管
「1●番、むらっちさん。すごく良いね!スムーズで悪いとこ一つも無いよ!今回初めての試験みたいだけど何で今まで一度も試験受けに来なかったの?」



だってさwww




俺は引率でついてきている教官にも良くわかるように両手を軽く挙げ ≪分からない≫ というジェスチャーと共に大きな声で




「俺はヘタクソだからだそうです!!」




と答えてやった♪





そして試験の結果はなんと一発合格だったのだ!!

ちなみにその日の合格者は15人中3人で、俺以外の2人はいずれも5~6回目の挑戦だったという
(これはいまだに俺の小さな誇りだ♪)






公安委員会で限定解除の免許を貰った俺は意気揚々とFXに跨り、一路教習所へと向かった。

しかし教習所では相変わらず俺に話しかけてくる教官はいない・・・





む(モノローグ)
「試験は受かったが・・・ まあ、こんな胸クソ悪ィとこは二度と来ねぇー!」

全ての苦労が報われ本当に嬉しい気分でもあったが、対応の悪い教習所に怒りを感じつつ
俺はキャンプ道具をさっさと片付けその場を後にした。







時は流れそれから2年後・・・

限定解除は大型自動2輪となり 「自動車学校」 において容易に免許が取れるようになった
金欠と空腹と孤独に悩んだ限定解除が良い思い出になりかけていた時に俺はある事実を知ることになる!

それはとある 「自動車学校」 において友人が 「大型自動2輪」 の教習を受けていたときの事だ。
俺はたまたま友人の付き添いでその自動車学校に教習の様子を見に来ていた。





教官
「やあ、むらっちさん久しぶり。覚えてる?俺●●だけど」

それは余所の自動車学校からあの某教習所へ生徒を連れて練習に来ていた教官だった。





「ええ。よく覚えてますよ」




教官
「いや~、むらっちさんもあの時は本当に度胸が良かったよね~」





「いや~~(照)それほどでも~~w」




む(モノローグ)
「なんの事を言っている?本試験の事か?椅子を破壊した事か?」




教官
「むらっちさんの身に何も起きなくて本当に良かったよ~~。あの後みんなでさぁ、むらっちさんは本当に度胸があるなぁ!なんて話題になってたんだよw」

何を言っているのか全くもって意味不明だった??





「教官、何の話しをしているんですか?」



教官
「ん?あれ?むらっちさんもしかして知らないの?」



首を傾げる俺。困惑顔の教官。沈黙がその場に流れる・・・



「・・・」


教官
「・・・」



そしてその教官はようやく話しだした




教官
「実はむらっちさんがキャンプする2日前にさ・・・ あそこの校長が経営難を苦に首を吊ったんだよ!本当に知らなかったの!? しかもむらっちさんがキャンプしてた近くで! だから休校してたんだよ・・・」








「(; ̄□ ̄|||)・・・」








教官
「いや~~でも本当に何もなくて良かった♪」






この時だった!俺のドタマの中であの歌が流れたんだ!!







ラン、ランララ、ランランラン、ラン、ランラララン♪ 
ランラン、ランララ、ランランラン、ラララララ~ラ~ラ~ラ~♪



Posted at 2012/04/15 11:13:04 | コメント(7) | トラックバック(1) | むらっち劇場 | 日記

プロフィール

「91時限目 第2弾!カントク冒険隊! 神の湯へ http://cvw.jp/b/381698/45694253/
何シテル?   12/11 14:56
☆Youtubeで動画投稿してます。  「カントクの時間」です。よろしければ寄って行って下さい。 https://www.youtube.com/chann...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/11 >>

      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

リンク・クリップ

Z乗りさんのホンダ CRM80 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/05/23 23:46:46
インチアップ話の続き 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/05/17 15:25:11
チョットここで、アーカイブ~♪ 10  もう二度と見られない此の光景・・・ 2 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/03/05 19:01:18

愛車一覧

ヤマハ セロー225W MOTARO 241K レプリカ (ヤマハ セロー225W)
二代目の 93年式 ヤマハ・セロー225W 2020.6 .6 納車。 ただいま 「 ...
マツダ ボンゴフレンディ タートル號二世 (マツダ ボンゴフレンディ)
2019年7月納車 命名: ドン亀 ” タートル號二世 ” キャンプに車中泊、さら ...
トヨタ ラッシュ トヨタ ラッシュ
2021年6月、実父他界により遺品として当方が引き取る。 親父のメインカーはZEROクラ ...
スズキ ジムニー 神威號 (スズキ ジムニー)
当方の狩猟道! あらゆる願いを込め 「神威號」 と命名する! こだわりの4型ワイルド ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation