日本の自動車メーカーの中でもトヨタは電動化まっしぐらではなく、燃料電池や水素エンジンなど他の選択肢も考慮に入れており個人的には最近好印象ですが、先日の
モータースポーツに関する社長の会見がまた秀逸です。
「2021年は世界三大レースの制覇に日本の企業および日本人がすべてかかわるという歴史的な年になったのに、国際格式のレースを日本で開催できない現状をどう思うか」という問いに対し、
「五輪で許されても、4輪、2輪は許されない」
という決め台詞で答えたとの事です。トヨタとして色々思惑があるかもしれませんが、「真面目に働いている国民や企業が報われない、そしてバカを見る。それが日本の現状であり、そんな国には絶対してほしくない」とも発言しており、自工会会長としての真摯なアピールでもあるのでしょうか。
個人的にも、オリンピックの時には自転車競技で富士スピードウェイに観客を入れて開催している訳だし、プロ野球だって内野席は観客密でやっているし、最近のスーパーソニックだって観客は5000人以上入れているのに、F1やMotoGPが開催出来ないのは全く納得行かないですね。本当に日本ではモータースポーツの地位が低いのは残念です。
水素エンジンのカローラも初戦では色々なトラブルもありましたが、出力もガソリンエンジンと同等になり、給水素時間も当初の半分以下になったという事で実際の戦闘力も増してきているようです。これからも進歩を続けていけば将来の実用化につながるかもしれませんね。
それにしても豊田章男氏がもっと早く社長になっていたら、富士スピードウェイをめぐるF1のゴタゴタも無かったかもしれないので残念ですね(爆)。
Posted at 2021/09/21 12:08:46 | |
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くるま | 日記