本人的にも初体験だったのみならず、女性としても初のスーパーフォーミュラの運転、しかも17才という年齢も史上最年少という事で周囲からも大注目されていましたが、まあまあ無難な成績でしょうか。
初日に午前中のセッションではトップの選手から4秒遅れの最下位で「やはりこれだけ初物尽くしだと一筋縄では行かないかな」と思いましたが、午後のセッションでは0.6秒タイムアップして終わりました。この日参加した選手の中では一番周回数が多かったようです。
2日目は午前のセッション3で前日から1秒タイムを縮め、午後のセッション4ではとうとう1分38秒539までタイムを縮めてトップから2秒落ちまで持ち込んできました。
残念ながら3日目は色々な車体のセッティングを試していたため、前日のタイムは更新出来ませんでしたが、それでもトップ選手の2秒落ちならそこそこ満足出来るタイムではないでしょうか。このレベルだと実際の本番でもQ1は突破して決勝に進出出来るようです。
体力面での心配もされましたが3日間で192周走り続けて問題ないようですね。
初めてのスーパーフォーミュラで鈴鹿も初めて、と他の選手に比べて結構ハンデがある条件でもこれだけやれれば今後の伸び代も期待出来るのではないでしょうか。
果たして来年参戦出来るのか微妙ですが、スーパーフォーミュラはF2よりダウンフォースも大きくてコーナリングも速いので、ここで鍛えられればまた海外のレースに戻ってもかなりやれそうですし、もしかすると2年目辺りで好成績を上げてくるかもしれませんね。来年どういう参戦体制になるか、今から楽しみです。
このままHONDA陣営でスーパーフォーミュラで好成績を上げてスーパーライセンスのポイントを稼ぎ、F2でも優勝して2026年のアストンマーティンでF1デビュー出来たら…なんていうのは期待しすぎでしょうか。
Posted at 2023/12/19 06:10:29 | |
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くるま | 日記