最近クルマの話題はネタ切れで‥
先日復活させた「セイコー・タイプⅡ」の風防(ガラスの事ね)があまりにも傷だらけなので、自分で磨くことにしました。
幸いな事に私と同じ「セイコー・タイプⅡ」を修理された方のサイトがありましたので、こちらを参考にしました。
ガラスは「サファイア・ガラス」と言う堅いガラスのようで、研磨には「酸化セリウム」という非常に粒子の細かい「粉」を使用するとのこと、余談ですが、油膜取りで有名な「キイロビン」にも「酸化セリウム」が配合されています。
一応、本体にマスキングします。
耐水ペーパーで荒研ぎした後、「リューター」を使って水に溶かした「酸化セリウム」で磨いてゆきます…
「リューター」は、タミヤから出ている乾電池式のものです‥
その後、手磨きでも磨いたのですが、殆ど変わりばえしないような‥(-_-;)
ちなみにベルトは「海外向けセイコー・5」用のものに付け替えました。

「リューター」での傷取りに失敗したようです。使用する「リューター」は工芸用の回転数の高いものでないと研磨できないようですね。
もう一つ、思い出のトケイが出てきました。父親の1984年製「セイコー・ドルチェ」です。
父親の誕生日に贈ったもので、定価は10万円しました。あまりにも高かったので覚えています。笑

当時、セイコーで最も高かったドレスウォッチのシリーズですが、残念ながらアンティークでは全く人気がありません。セイコーの時計は優秀過ぎるが故にアンティークではあまり珍重されないようです‥
30年経っても目立つ傷がないのは、高級品だからでしょうか‥
それとも、「身につける主」が居ないまま、20年近く経過したからでしょうか。
Posted at 2014/11/24 23:01:51 | |
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