
キャトルの状態ですが、あまり芳しくありません。
先週キャトルのヘッドを下ろしエンジンブロックの冷却系の確認を行ったのですが、予想通り「錆びまみれ」でした。
現在、車のエンジンブロックは「アルミ」なのですが、キャトルは「鉄」なのです。ですから、冷却水の管理が悪いとエンジンの内部が錆びてきます。(長期間冷却水を交換しないとか、クーラントの濃度が適当だったりした場合ですが‥)
キャトルの場合クーラントが茶色変色するのは、この錆びのせいです。この錆びがたい積すると冷却水の通路に詰まりオーバーヒートを引き起こす訳です。
写真の「赤丸印」が錆びです。(目に見える錆びと錆びのたい積物を取り除いた状態です。)
問題なのは、エンジンのシリンダーの回りの部分の錆びです。これはエンジンをバラさなくてはダメで全面的に清掃となるとシリンダースリーブの取り外し、エンジンブロックの清掃、内燃機屋へボーリングとスリーブの打ち直し等々レストアに近い作業になります‥
ただし錆びは取れたとしてもエンジン内部は錆びで痩せてしまっている可能性があるため、錆び取りし過ぎるとエンジンに「ガタ」が出るかもとのこと。
これが
キャトルミューティレーションの怖さです。
でも、負けません!
Posted at 2012/10/06 22:25:04 | |
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