陰:「お、おぬし何者‥」
「見かけぬ顔だが、ワシと同じ菱形の家紋が付いておるな‥」
「“仏者”、だな?」
善:「へい、小◯から来ました“善造”と申します‥」
「皆、あっしの事を“身代りの善造”と申しております。」
陰:「おーっ、思い出した。わしのご主人様が善造を気に入っていたのだが、訳あって身受け出来なかったと聞いた事があるぞ‥」
「まあ、ご主人様もおぬしの元気な姿が見れて嬉しいじゃろ。」
善:「左様でございますか、所でご隠居様はお元気でしょうか?」
陰:「ご隠居様は、先日長野に出かけられて大層お疲れじゃ、今はこの下でお休みになっておる‥起こすではないぞ!」
「おぬしもご主人様のような身受け人が見つかると良いの‥」
善:「私もそろそろ「身代り家業」から足を洗いたいと思っておりました‥」
陰:「そうじゃ、おぬしの隣の“独者”最近、元気ないのじゃ‥何でもお国では大変な事になっているらしい。」
「短い間だが、これも縁だから励ましてやってくれ…」「じゃ、わしは寝るぞ‥」
善:(−_−;)
と、私には会話が聞こえます‥
Posted at 2015/10/27 11:38:34 | |
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キャプチャー | クルマ