
マツダが10年前に世に打ち出した「新世代商品群」大集合の今や見飽きた感いっぱいなこの画像、先日マツダが国内販売強化に舵を切ることを発表した時にもこれを使ったことに私はびっくりし、正直言って「もう終わりだ」と思いました
マツダの主力市場であるアメリカ、その5割を日本から、3割をカナダからの輸入に頼っているため、トランプ関税の行く先(決着)がつかないことには今期の収支見通しが立たないとしています
一方、国内の販売状況(台数)はこの10年で3割以上減って昨年度は約15万台とジリ貧傾向に歯止めがかからない
そんな背景もあってか、マツダは「国内ビジネスの再成長が急務」とし、先般「国内ビジネス構造変革の方針」を公表しました
私なりに乱暴に解釈すると、
①国内販売店(ディーラー)を都市部に重点的に配置し、その他地域では販売店の統合を進めるなど、立地にメリハリをつける。
②新規顧客が年々減少していることを知って、その掘り起こしに注力する。
③ブランドコミュニケーションや「黒マツダ」店舗の整備を進めるなど、ブランド力強化を図る。
④店舗での実践支援「スーパーバイザー」制度を導入するなどバックヤード機能を担う新会社を設立し、ディーラーの営業にテコ入れを図る。
というものだ
要は、当てにならない米国から昔たくさん売れた国内へ市場のターゲットをシフトしようってことにし、ブランド力を高めろ、たくさん売れ、と販売現場を鼓舞するというものだろうか
その心意気はよくわかったんですけど、、、、
で、何を売るの?
売る商品が見えてきません
日本と欧米市場の大きな違いは、ざっくり言うと、「新しいもの好き」な日本、「良いものは古くても良い」欧米、って感じがします
だから、自社の商品に自信を思っているマツダはモデルチェンジをしないでも世界市場全体を眺めれば十分にやっていけるとしていたことと思います
しかし国内では、鳴り物入りで投入した「ラージ商品群」のCX-60、CX-80が低迷し、5年10年選手のその他「スモール商品群」に頼っている現在、まず売る商品に魅力がなければ「V字回復」は不可能なのは明白です
で、今年モデルチェンジする商品はあるの? CX‐5って噂もあるけど相変わらずのディーゼルエンジン中心で大丈夫?
究極のZエンジンなんて言ってるけどいったいつ出るの? えっ?2027年を目途? もう待てないよ、そんで蓋を開けてみたらsky-Xのようにまさかの「値段だけ高いエンジン」でしたってことはないよね?
90年代半ばのマツダの存続危機を救ったのは、実は手元にある材料で手っ取り早く、いわば「やっつけ」で作った96年に登場した初代デミオ、当のマツダもびっくり、コンスタントに月販7千~8千台を維持していた
台当たりの利鞘は小さいが、マツダの知名度を上げた貢献度は大きい、渾身ではなく、急場しのぎに作ったものが奇跡ともいうべき起死回生のモデルとなった
もっと言えば昭和時代の女子大生を魅了し、月販2万台を記録した「赤のファミリア」ブームは今や幻の伝説だ
で、デミオ改めマツダ2、ファミリア直系マツダ3は今どうなの? 数字的に見る影もないよね、目標達成には合わせて1万台は売らないと、だよね、モデルチェンジしないでも大丈夫?
マツダのクルマ、良いクルマなのかもしれないがもうみんな古くなって国内市場としてのアドバンテージは皆無、それでも売れ、売れ、でも値引きはするなと、なんだか、現状に陥った原因を販売現場に押し付けているような気がしてなりません
Posted at 2025/06/26 22:16:19 | |
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