
電車で上京。
勤め人の頃は毎日でしたが今では稀な行動。日頃地元を離れる事のない身としては、、、東京は人が多い。これが正直な感想です。
とは言え、最寄り駅から二つ乗れば東京なんですけどね(笑)
あと思ったのは、とにかく外国の方が多い。
で、目的地を目指しますが途中寄り道。
まずは西郷どん。
子規さんゆかりの球場。
公園のサイズの割にこじんまりとした事務所。
一番の有名どころはここでしょうか。
中々到達しませんが、今日の目的はこれ。
前々から来ようと思いながら気付けば会期はあと二週間ばかり。と言う事で、今回は日本人の歴史、どこから来たのかを勉強しに来ました。入場するとまずはこんな感じ。
今のDNA解析の凄さを思い知ります。昔の方の骨から多くの事が分かる。
最新の研究だと縄文人(日本の先住民)のDNAは、今の日本人には1~2割程度しか残っていなくて、8~9割はアジア大陸からの渡来人のDNA。正確には、日本列島に住む日本人は、本土で1~2割、琉球列島で3割、北海道のアイヌ集団で7割程度が縄文人のDNAだそうです。
そうなんだ~
って感心しながら、次はわんちゃん。
日本の犬は東アジアの狼、ニホンオオカミの祖先が起源みたい。
これ、知らなかったんですけど、犬や狼の額から上顎にかけての湾曲をストップって言うそう。
狼はストップが浅く直線に近い。一方、犬はストップが深い。
ニホンオオカミ君。確かにストップが直線。
因みにこの二ホンオオカミ君、ヤマイヌと間違われて永らく収蔵庫に保管されていて、何と収蔵庫公開イベントで小学生が「これ、二ホンオオカミじゃね」って気付いたそう。そんな事あるんですね(笑)
縄文犬のレプリカですがストップが直線。
こちらは弥生犬ですが、ストップが深くなって来てますね。
で、更にストップが湾曲して今の日本犬に。
家の佐祐ですが、改めて見ると確かにストップが深い。因みに柴犬にはニホンオオカミのDNAが2~5%残っているそう。
実は今まで狼と犬の見分けが付きませんでしたが、もう大丈夫(笑)
そして次はにゃんこ。
日本のイエネコは中東のリビアヤマネコ(画像上)が起源。
元が日本産のツシマヤマネコは今のイエネコとは血縁がないみたいです。
たっぷり勉強して特別展を観終わって博物館の中庭。ここ、風情があって好きです。
その後、常設展で、いつも通りにこの方に挨拶。
ハチさん。
博物館を後にして帰途につきました。
次回以降の特別展は娘も興味がありそうなので一緒に行こうと思います。
で、今回の特別展示で思った事。
自分のルーツを考えてみると、両親とも岐阜の出身ですが、聞いた話では、父方の家系は祖父以前がよく分からず、苗字(私の)は明治のどさくさに適当に付けたんじゃないか、って父が言ってました。母方は、関ヶ原の落ち武者の末裔で、鎧兜、刀が母の実家にはあったそう。戦時下の金属類回収令の際も供出しなかった、と聞いてます。因みに母方の姓は中京地区に多いようです。
でもどちらも祖父母より上の世代って全く知らないんですよね。
そう考えると、自分のご先祖様を何百年、何千年も遡っていければ楽しいなと。一方、知りたくない事を知るかもしれませんが、大昔のご先祖様ってどんな人達でどんな生活をしてたんだろう?って。
久々に良い勉強をしました。
で、最後に車の話題、インプの新しい足回りをポチりました。ショップさんが混んでいて換装はまだ先になりそうですが、今からワクワクしてます。
こんな子孫を見たら、ご先祖様はどう思うんでしょうね(汗)
Posted at 2025/05/30 13:06:13 | |
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