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RYO@カロリンターのブログ一覧

2024年10月14日 イイね!

7A-G製作その33 オイルパン加工・取り付け

腰下の組み付けもほぼ終わりが見えてきてオイルパンの取り付けを進めて行きます。

今回はAE111 5バルブ用のオイルパンとバッフルプレートをテックアート製のオイルパンスペーサーを使用して装着します。




まずはターボ仕様なのでオイルパンにオイルリターンパイプの追加加工をやります。
現在載ってる4A-Gターボにはこんな感じのリターンパイプがついています。


見た感じPS13 SR20ターボのリターンパイプっぽい感じですが、製造中止で新品は手に入らないので中古のタービンごと買ってパイプのみ使用することに。

またガラクタが増えました・・・

現在付いているのを参考に位置出しをします。


穴開け加工。


M8ブラインドナットをカシメます。


ブラインドナットのカシメ部は液体ガスケットでしっかりシールしておきます。


オイルパン側の取り付け面があまり平面ではないので、ガスケット2枚+液ガスで漏れ防止しました。


M8ボルトで締め付けて完成。
ボルトにもシール性があるネジロック材を塗布してシール性を確保しています。


続いてバッフルプレートとコンロッドが干渉する場合があるとの事なので、仮組みして確認します。


この辺も結構ギリギリですね。


バッフルとコンロッドのクリアランスは問題なしでした。




接着面を清掃・脱脂し、下準備が終わったらいよいよ液ガスバトルのスタートです!
シールパッキンブラックの取説によるとタックフリータイムは8分との事なので、ここからは時間との戦いになります(汗)


まずは1発目。
ビードが少し細めでしょうか?ヨレヨレだけど気にしてる余裕はありません。


オイルパンスペーサーを乗せて2発目。


バッフルを乗せてストレーナーを取り付けます。


ストレーナーは4A-G用の新品を使用。
こちらにもオイルパンスペーサー付属の専用スペーサーを使用します。


ガスケットも忘れずに取り付けて規定トルクで締め付け。
9.3N・mですが、プリセット型トルクレンチのレンジが10N・mからなので10N・mで締め付け。


最後にオイルパンに液ガスを塗って


こちらも規定トルクで締め付けます。
4.9N・mなのでプレート型でちょっと強めの6N・mで締め付け。


完成です!
かなり急いでやっても20分くらいかかってしまいましたが、ギリギリセーフだと思います。


これで腰下はほぼ完成です!
Posted at 2024/10/14 22:52:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年10月05日 イイね!

7A-G製作その32 オイルポンプ・リアリテーナー組み付け

ようやく気候も良くなってきて作業時間が確保できるようになって来たので、腰下の組立をどんどん進めます。

今回はオイルポンプとリアオイルシールリテーナーを組み付けて行きます。

オイルポンプは新品を使用しますが、念の為分解して内部を確認します。
プラスの皿ビスはなめやすいのでショックドライバーを使って緩めます。


分解


新品だけあって内部はとても綺麗です


バリ等は無さそうだったので、下手に触らずオイルだけしっかり塗って戻しました。


プラスネジは締めにくいので六角のボルトに換えてみました。


オイルシールを打ち込みます。


油圧アップの為、リリーフバルブに強化スプリングを組み込みます。
純正のスプリングの内部に追加してツインスプリングにしてリリーフ圧を上げるタイプです。


リテーナーもツインスプリング用の専用品に交換します。
ドライバー等でスプリングを押し縮めながらサークリップを取り付けます。


ブロック側の取り付け面を清掃します。


ガスケットをセット。
液体ガスケットを塗るか悩みましたが、無しで行くことにしました。


オイルポンプを取り付けて規定トルクで締め付け。


続いてリアオイルシールリテーナーを取り付けます。


オイルシール打ち込み


取り付け面を清掃してガスケットをセット


こちらも規定トルクで締め付け


あと、今まで30N・m以下はビーム型のトルクレンチしか持っていなかったので、10~60N・m用のプリセット型を購入し作業性アップです!


腰下もかなり形になってきました!
Posted at 2024/10/05 22:05:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年10月04日 イイね!

7A-G製作その31 ピストン・コンロッド組み込み

前回発注したF20C純正コンロッドメタルが届いたので、ピストン・コンロッドの組み込みを進めて行きます。


コンロッドにメタルを組み付けます。




もちろんノック溝はピッタリです♪


いよいよピストン・コンロッドをシリンダーに挿入して行きます。

まずはピストンリングの合口の位置を合わせます。


純正エンジン修理書に従って位置を合わせました。


ピストンとシリンダーにしっかりエンジンオイルを塗布してピストンリングコンプレッサーをセットします。


ハンマーの柄でピストンを叩いて挿入します。


コンロッドメタルのオイルクリアランスを測定します。
#1 0.035mm


#2 0.04mm


#3 0.038mm


#4 0.035mm
 

イマイチうまく測れてない感じがしないでもないですが、これで行きます。

コンロッドボルトはストレッチゲージが無いので取説に従い、専用グリスを塗って45ft・lbs→61N・mのトルクで締め付けました。




完了です♪


いよいよ形になってきました!




あとはオイルパンのタービン用オイルリターンパイプの加工を進め、腰下完成と行きたいところです!
Posted at 2024/10/04 23:28:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年09月22日 イイね!

7A-G製作その30 クランク本締め・子メタル測定

以前仮締めまでやっておいたクランクシャフトですが、台風の雨での湿気でウエイト部分に錆が出てしまいました(涙)

仕方ないので再度ばらして錆取りして洗浄やり直しです。

今度はしっかりオイルを塗って防錆しておきます。

気を取り直してクランクキャップを乗せて


ラダーを乗せてスタッドで締め付けます。


キャップはYouTubeを参考に芯出ししました。

トルクレンチで締め付けて行きます。


締め付け手順はTOMEIの取説に従います。


50N・mで締め付けて


65N・mで本締め


一度緩めてから再度同じように締め直します。

締め付け完了!


特に引っ掛かり等無くスムーズに回転していると思います。


続いてコンロッドメタルのクリアランス測定を行ないます。
使用するのはKING社製のF20C用ブラックメタルです。



厚さは1.497mmの1グレードのみなので、無事にクリアランスが出るのか少し不安・・・

プラスチゲージをセットしてコンロッドキャップを規定トルクで締め付け。


結果は・・・

不安が的中して0.025mmなのでちょっと狭過ぎですね(涙)

改めて確認してみるとF20Cのコンロッドメタルは7A-FEの物より0.006mm程度厚く、STDサイズを使用するとクリアランスが狭くなってしまうようです。

KINGのブラックメタルは1グレードしかないので、やむなくF20C純正メタルの一番薄い物を用意してみました。

厚さは1.490~1.493mmで7A-FEのSTDサイズとほぼ同じくらいだと思われます。

クリアランスは約0.035mmでいい感じだと思います。


ブラックメタルが使用出来ず本当に残念ですが、F20C純正もブラウンメタルとか呼ばれて強いみたいなのでこれで行ってみようと思います。
Posted at 2024/09/23 00:45:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2024年09月18日 イイね!

スプリンター車検苦戦しました

今年は2年に一度の憂鬱なイベント、車検のタイミングです。

まずは事前にメンテナンスを実施しました。

一通りの油脂類を交換。


以前からオイルクーラーのフィッティングからにじみが合ったので、コニカルシールで漏れ修理。






Frだけ新品に交換していたブレーキホースをRrも新品に交換。




念の為、Frのトーを測定。
かなりのネガキャンなのでサイドスリップの帳尻合わせの為に弱トーアウトのセッティングにしてます。


あとは下回りの点検してオイルがにじんでいる部分は清掃しておきます。

そして本日お休みを頂き、朝一から車検を受けに行って来ました。


検査前にテスター屋さんでヘッドランプの光軸調整のみ実施してもらいました。
ちなみに調整前でもOK範囲に入っているようだったので、調整無しでもいけた感じです。

いつもは殆どの車屋さんが休みの月曜を狙って受けに行くんですが、やはり火曜日は混んでいますね。


車としては前回受けた時から殆ど変わっていないので大丈夫だろうと思っていましたが、今回はめちゃくちゃ指摘を受けてしまいました(涙)


・ハイビームインジケーター不灯
・コーナーレンズがたつき
・ブリッドフルバケ書類必要
・タイヤはみ出し(4輪とも)
・マフラーを吊り下げてるワイヤーはダメ

ちなみに不安だったヘッドライト検査はH9年8月以前はHi側測定との事で問題なくパスできました。

仕方ないので一度帰宅して手直しします。

ハイビームインジケーターはとりあえずLED→ハロゲンバルブに交換して点灯するようになりました。


光らないのが当たり前になってしまっていたので、光っているのを久々に見ました(笑)


コーナーランプは取り付けが折れてぐらぐらなので、とりあえず両面テープで固定。
いい加減ちゃんとしたコーナーランプに交換しなくては。


ブリッドフルバケ書類はブリッドさんのHPから書類請求して鬼レスポンスで陸事宛にFAX送信してもらいました。


タイヤはみ出しは前回の車検でも指摘されて測定してOKもらっていたんですが、検査官によって解釈に違いがある感じがします。


やむなく10年物のZⅡ☆と16年物のZⅠ☆を投入!(笑)


マフラー吊りワイヤーは現状無くでも問題ないので切断して取り外し。


暑さでふらふらになりながら再検査に戻ります。

こうやって見るとRrタイヤは引っ込んだけどFrは大して変わってないような気が(笑)


まずは検査ラインに入りました。
思いっきり撮影禁止って書いてありますね(汗)

再検査の検査官はロクに測定等せずに適当にはんこ押してる感じでした。
OKもらえたからどーでもいいですが。

最後に再度検査ラインに入って下回り検査のみ受けて無事に合格することが出来ました!


今回からICチップ入りの小さい車検証になりました。


朝一から受けに行って結局終わったのが14時過ぎだったのでさすがに疲れました(>_<)
年々検査が厳しくなってきて、今までなあなあで済ませていた部分の誤魔化しが効かなくなってきてるように感じます。
次回からはもっとまじめに準備しなくては・・・

あと、9月後半でもまだまだ暑く事前整備や当日手直しでぶっ倒れそうになるので、次回の車検時期を1ヶ月くらい後にずらそうかと本気で検討しようと思います。

今回かかった費用
自賠責保険 17650円
テスター代 2000円
検査手数料 2300円
重量税 25200円
合計47150円
Posted at 2024/09/18 01:12:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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