Trail Overlandersのブログ一覧

冬の到来でスタッドレスタイヤに交換すると、ホイールは純正、タイヤはブラックレター、加えて扁平率も70から65となり車高もテンションもチョイ下がり気味です。

という訳で、「スタッドレスもホワイトレターにしたい！」そんな事を考えていると、あるじゃないですか。ホワイトレターのスタッドレスタイヤ。その名も「GRIP ICE X SUV」。中国のGRIP MAXというメーカーがリリースしていますが、日本での知名度はまだ低いと思います。しかしながら、ホームページを確認たところ、事業は世界展開しており、最先端の技術で製造しているそうな。

ユーザーとして気になるのはやはりスタッドレスタイヤとしての性能。雪国在住の私はスタッドレスタイヤも色々試してきましたが、ハッキリ言って良い悪いの差は、国産タイヤにおいて殆ど感じられない、言い換えれば最近のスタッドレスは出来が良いのでどれもよく効くと言ったところでしょうか。勿論メーカーの謳う限界付近の氷上性能なんかはそれぞれの技術力の差が出るのかもしれないが、そんな場面は普通に運転しているなら殆ど出会えないと考えます。

では限界付近とはどの様な状態か？それは道路が凍結しアイスバーンになって、更にスタッドレスタイヤで磨かれている状態。これは確かにヤバい。私の経験からすれば、早朝より夕方の帰宅時間。気温が氷点下まで下がり、昼間に溶けた雪が凍結し、スタッドレス磨かれピカピカになる交差点付近。タイヤが滑る原因は、路面とタイヤ間の水であるなら、完全に凍結した早朝より少し水分がある夕方の方が滑りやすいと感じるのも頷けるのではないだろうか。

その領域ではどんなスタッドレスタイヤも滑ります。だから、車間を開ける、減速しておく等、基本的な運転技術が必要なんです。どんな高級車に乗っても、どんな高いタイヤ履いてもテクニックや心構えが無ければ事故は起きる。2WDと4WDでは安心感に雲泥の差があるが、私は長野県でFRのBMWに20年乗ってましたが事故った事はありません。

そんな訳で（どんな訳？）中国メーカーではありますがGRIP MAX、一度試してみたいと思いました。だってホワイトレターでカッコイイから♪ミーハーでゴメンくさい。

次期ランドクルーザープラドの話もチラホラ出てきていますが、ランクル300と同様にTNGAプラットフォームが採用される予定です。ランクル300ではラダーフレーム初のTNGAで飛躍的に走行性能が向上したと言われています。私は今のプラドでさえ性能を使い切っている訳では有りませんので、その違いは分からないかも知れませんが、期待大ですね。

ところで、このTNGAって何の略？何て読むの？
「toyota new global architecture」の頭文字を取ってTNGAだそうです。通常「ティー・エヌ・ジー・エー」。略称の読み方は……「トンガ」。
知らんかった〜。てっきり「テ◯ガ」だと思ってた〜。なんて恥ずかしい名前にしちゃったんだろうと勝手に思ってた〜。偉そうに人に話す前に気付いて良かった〜。

知らんかったのは私だけ？？

自動車のEV化及び車の低燃費化に伴う税収入の減少の対策？として走行距離税というものが検討されているらいしい。要はガソリン税が形を変えた物なのか？
従来ガソリンを使えば使うほど沢山税金を払っていた。走行距離と比例し払っていたのだが、燃費が良い車に乗れば税金の払いは少なく、極端に言えばEVに乗ればガソリン税はタダになる。これが走行距離税と言うことになれば燃費もEVも関係なく徴収可能だ。従来よりガッツリ徴収される事になる。これって増税？
燃費が良いからEVに乗るという嬉しさも半減、なんなら車に乗るのは辞めようかという選択肢も出てくる。交通の不便な田舎は捨てて、都会で暮らすべきか。

良い事が何も浮かんでこない。EV化が進めば地球温暖化が防げる？ある一面を切り取ればそうとも言えるが、そもそもその電気はどうやって発電しているの？化石燃料や石炭、ガスを燃やして発電しているんです。割合で言うと実に76%にもなります。
それだけではありません。使用済みリチウムイオンバッテリーの大量廃棄による環境問題も未だ効果的な解決策は確立されていません。EVが環境に優しいなんて言葉を鵜呑みにしてはいけません。私がEVに乗り替えるなんて事はまだ暫く無いと思っています。同じ車格で言えば、まだまだEV車は高額です。環境に敏感な（私から見ればある意味鈍感にも見えるが）お金持ちがうまい言葉に乗せられて高い買い物をしている様にしか見えてならない。

長々と書いてしまったが、物事の一端を見て軽はずみな事を言ってくれるな、安易な事をやってくれるなと政治家の先生方に言いたい。また我々もまた聞こえのいい言葉を鵜呑みにしてはいけないと切に思う。