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※表は150プラドディーゼルの税金です。

毎年恒例の自動車税の季節ですね。あらゆる物が高騰している中、問答無用の長州力です。

by NHK
※画像はブログ内容とは無関係です。しかし奢ってるよね、この態度。

そもそも「自動車税」や「重量税」とは何を目的として作られ、何に使われているのでしょうか？

【自動車税】
本来の目的：
道路の維持管理や交通インフラの整備費用の一部として徴収、利用者負担の原則（＝車を持っている人が公共インフラの維持を支える）
実態：
2009年までは「道路特定財源」として道路整備に限定されていたが、現在は「一般財源化」されており、道路整備に限らず、福祉・教育・借金返済など、どこにでも使える

【重量税】
本来の目的：
道路に与えるダメージは車重に比例するため、その補修費用の財源→重い車ほど税金が高い＝公平性の観点
実態：
こちらも2009年以降に一般財源化され一部は道路に使われているものの、他分野への流用が可能

どちらも一般財源化されているんですね。自動車所有者にだけ課されるお金が何にでも使える財源というのも違和感があるが、年数が経つほど増えるのは全く理解し難い。

「古い車は環境に悪い、新しい車ほど燃費も良くてECO」

本当そうなのか？

確かに燃費についてはそう思うが、古い車をメンテナンスして大事に乗り続ける事がそんなに環境に悪いのか？

そうは思わない。1台の車を作り上げるには莫大ななエネルギーを要します。ライフサイクルエネルギーで見ると製造過程で約30%、使用過程（ガソリン、電力）で約60%、廃棄過程で約10%となります。製造過程で必要とされるエネルギーは結構大きいのが分かります。

短期間で車を新車に乗り換えていく事は決して「ECO」では無いんです。

車を形作る物全てに莫大なエネルギーを要します。鉄、プラスチック、ガラス等、原材料を掘削し、運搬し、加工し、組立て、塗装、使用後は廃棄し、これらのサイクルが、たった3年やそこらで損益逆転する訳がありません。

短期で乗り換える事を否定している訳では無いんです。人間は生きているだけでエネルギーを消費する生き物です。それを否定するなら山に篭って動物のように生きるしかありません。私が言いたいのは

古いものを愛着を持って大事に使う事に対し、理屈に合わない乱暴で浅はかな「ECO」と言う言葉で誤魔化すな！と言いたい。

嘘は言ってないかも知れない。でも本当の事も言ってない。

マスコミはもちろん、政府の発言すら信頼できなくなった危機的な状況で、一部の表面的で偏った情報を鵜呑みにするのは非常に危険だ。自分で調べ、物事を多角的にみて、自分の良心で正しい判断する事が重要だ。

話がそれてしまったが、つまるところ、

「車で税金取りすぎやろがい！」

税金高くなってきたからランクル売ってランドローバーに乗り換えようかな‥‥。














エサ代がいっぱいかかりそうです。