• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

4Catsのブログ一覧

2013年05月06日 イイね!

明神林道から足柄路へ

明神林道から足柄路へH君のTOEIがとりあえず走れるように組み上がったと聞き、それならやはりそれなりの峠道へ行こうではないかと、連休後半の初日、明神林道から長尾峠、足柄路をつなぐ金太郎さんのふるさとへ出掛けてきた。
前回大荒れの路面に難儀した金時林道は割愛、オール舗装の周回ルートを、積もる話に花を咲かせつつののんびり道中だ。

明神林道の上り路面には、夜のうちに降ったと思しき雨の名残。空も雲に覆われ、朝の空気はひんやりとしていた。
ミシュランの44Bアメサイドタイヤを履かせたH君。しばらくロードしか乗っていなかったからか、しきりに「走りやすいなぁ」「乗り心地いいよ」と感嘆の言葉を連発。
極太タイヤの未知のクッション性能が、自分もちょっと気になってしまった。


明神林道を抜け長尾峠を目指す頃、ようやく雲が切れ日が差してきた。箱根山と仙石原のパノラマを楽しみながら、ペダルを回す脚も快調だ。


一年ぶりの長尾峠。まだ早い時間ながら、この日はこちらへ入ってくる車も少し多めだった。


峠にて、TOEI650B。590mmのフレームと極太タイヤが迫力だ。
昔はぶっといタイヤこそ最高。一番エライ! と憧れていたものだが、自分はいまだ未経験。環境と嗜好が変わり、この先も縁遠いままで行ってしまいそうだが。


昼に行き当たりばったりで入った、足柄駅近くの洋食屋さんは大当たり。
この味でこの場所でこのお値段で、ホントにいいの? 大丈夫? とこちらが心配になってしまうような、なかなかムフフなお店だった。


足柄峠上り口の大雄山宝鏡寺。ひと際目を引く立派な山門。広い境内は緑に覆われ、紅葉の頃はまた、かなり見応えがありそうだった。


丸岳を右手に。まだこの辺りの勾配はゆるやかだが・・・。


九十九折れながら、なかなかの急勾配だ。


走りでのある道を、立ち漕ぎでがしがし進んで行く。


金時林道方面からの合流点。峠までの時間を知りたいのだが・・・。


ビューポイントで一休み。残念ながら富士山は雲を被ってしまっていた。


ようやく足柄峠に到着。この辺り一帯は城址公園として整備されている。


走り出しは「降るかも」と思わせる怪しげな空模様だったが、天気は予報通りに回復。昔話に興じつつ新緑の中をのんびりと、楽しく気持ちのよい一日だった。
H君、次はどこへ行こうかねぇ。
Posted at 2013/05/06 04:43:01 | コメント(3) | トラックバック(0) | 林道ツーリング | 日記
2013年01月14日 イイね!

激坂地獄「小中西山林道」

激坂地獄「小中西山林道」事前の下調べが甘く、飛んでもない目に遭ってしまった。いや、遭わせてしまった・・・。

自販機フード・シリーズ第3弾と銘打ち、そば&うどんとトースト自販機を揃える群馬県みどり市の「丸美屋自販機コーナー」と、そこから程近い山中に続く全長20km程の「小中西山林道」を組み合わせたパスハンツーリング。
“おそばとトーストを楽しみ、のんびり回って遅くとも15時くらいまでに解散しましょう”などとtaboomさんa-waterさんのお二人を甘い言葉でたぶらかし、激坂地獄に引きずり込んでしまった。

タイトル画像は真実の一端。このような坂が一箇所や二箇所ではなく、かなりの区間に渡って続いたのである。もういやっ!

まだ余裕充分のプロローグ。
起点の「道の駅くろほねやまびこ」から5km程、国道122号沿いの「丸美屋自販機コーナー」に到着し、はしゃいでいた頃だ。


こだわりのオーナーが生麺を下茹でしてセットする「手造り」と、当たればかき揚げにプラスして海老天が付いてくるという「当り付き」がここのそば&うどん自販機の売りだ。


これは、くじ運にてき面の効果があるという稲敷・大杉神社の「当守」。


「あらいやオートコーナー」の途中で立ち寄った大杉神社へ改めて初詣に訪れ、その際、猫の絵が可愛くて購入したものだ。
これをバッグに忍ばせてきたところ、早速のご利益。「大当り海老天入り」が当たってしまった。


思い返せば、こんなところで当たりに喜んでいる場合ではなかったのだが、
「これは幸先いいぞー」
などと、かなり本気で悔しがるtaboomさんを横目に海老天入りそばを味わう。
だしはやや薄めで、先日訪れた「オートパーラーシオヤ」のそばとは随分味付けが異なっているところもまた、面白い。

ところでこの「丸美屋」、うどんを食べに立ち寄られた地元の方によると、一時は閉鎖も危ぶまれるほど閑古鳥が鳴いていた。
そこでオーナーさんが思いつき「海老天大当り」を導入したところ、これがヒット。近隣の人たちがゲーム感覚で食べに来るようになり、今では結構人気のスポットなのだとか。
実際、居合わせた地元の方の間で、「どう当たった?」「ダメだったよ」「あっ、オレ当たった」などといった会話も交わされており、地元の方のコミュニケーションにも一役買っているのかもしれない。

お次はこれ、今回初体験のトースト自販機。
下ごしらえされたパンを、恐らくは急速オーブン加熱でもしているのだろうか。
40秒の調理時間の後、アルミホイルに包まれ熱々の状態で取り出し口に落ちてくると、同時に「もわん」とトーストの香りが漂い食欲をそそる。


アルミホイルの中には、しっかり焦げ目のついたトーストサンド。
勢いに任せツナとハムの2種類を立続けに購入してしまったが、シンプルながら不思議に懐かしい味があとを引く。実はもう一つ、お代わりしてしまおうか迷ったほどだ。


3人して、ここで予想以上に盛り上がり、“さぁさぁお次は何を楽しみましょう”的ムードのうちに漕ぎ出だす。
自然、目に止まるものがあれば足を止め、案内役の自分自身、不覚にも時間のことをすっかり忘れてしまっていた。
渡良瀬川とわたらせ渓谷鉄道沿道、つい足を止めたくなる見どころが多すぎる。

趣きある駅のホーム。ここは「丸美屋」近くの花輪駅だ。


鉄道のすぐ脇を行く。


「小夜戸(さやど)」という非常にきれいな名前の集落の一角、飲料用か手洗い用か、湧き水が鍾乳石のように凍っていた。


その脇の用水池は表面がピキンピキンに凍っており、これなら乗れそうだと、taboomさんの勇気ある一歩。


日陰ながらいい雰囲気の道が続いて行く。車も全くと言っていいほど通らない。


警笛を響かせながら進むわたらせ渓谷鉄道。ジオラマの中を行くおもちゃの列車のようだ。


滝も凍る寒さ。


草木ダムにより堰き止められ、なみなみとした水を湛える草木湖。その東側湖畔を進んで行く。




湖の向こうに見える国道は、結構な交通量だ。


鮮やかな赤色がまぶしい草木橋。


鉄橋に目を止め写真を撮っていると、


ちょうど列車がやって来た。


沢入(そうり)駅の駅舎はログキャビン。








未だかつて“鉄”であったことは一度もないのだが、列車が来ると何故かカメラを向けてしまう・・・。




さぁ、遊びはここまで。
沢入駅付近から渡良瀬川を対岸の国道側へ渡り、国道を300m程南下して「けさ丸山登山口」方面へ右折、「小中西山林道」を目指す。いよいよ本日の長い長いエピローグの始まりだ。


当初はもっと下流の「小中」付近から林道へ入り、こちら側へ下ってくるプランを考えていた。しかし路面凍結の可能性を考え、北側から登り日当たりのよい南側へ下る逆ルートに変更。
結果的にそれは正解ではあったが、地図ももう少しよく見ておくべきだった。


東から西へ、赤線を引いた道を登っていくのだが、よく見ると等高線を突っ切るのに近い方向で進んでいく部分がところどころ目に付く。
等高線の間隔にもよるが、通常これを巻き込むように進んで行けば少しずつ標高を稼げるものだが、突っ切ると言うことは、目の前の斜面に真っ正面から挑むようなもので、それだけ斜度もきつくなる道理。
男らしすぎる林道だ。

前半遊びすぎのツケから、先程の登山道方面入り口で時間は既に12時を大きく回っていた。
このときはまだ等高線のことには気付いていなかったが、時間的に、一抹の不安が頭をかすめないでもなかった。
それでも「目の前の峠を越えずして・・・」と、「さぁ行きましょうか」とお二人に声を掛け漕ぎ出すと程なく、急勾配の上り坂が目の前に現れた。


「これ続くんですかね?」
若干不安げに尋ねるa-waterさんに、
「ここだけじゃないですかね」
と答えたものの、ごめんなさい、何の根拠もありませんでした。
しかも全然ここだけじゃなかったし・・・

相変わらずの斜度に、蛇行して進むa-waterさん。自分も蛇行しながら着いて行く。



一部アイスバーン化した残雪も登場。


道端の小屋も急傾斜。あっ、これは雪の重みか何かで傾いたのかな?


妄想はいつももっと先。5kmくらいは進んでいたかと思っていたが、ぐいっと現実に引き戻す「沢入駅3.6km」の標識。
国道からはまだ3kmほどしか来ていないことになるが、もう既に2回目の休憩だ。
ピーク地点まではまだ10km近くを残している。


緩急はあるものの、心理的「激坂率」は60%くらい。半分以上は苦しい坂を登っているように思えてしまう。
登れども登れども、遅々として先へ進んだ実感はない。そのうち段々と開き直り、踏ん張り続けても疲れるだけと、目に止まるものを見付けては小刻みに足を休めて行くことにする。

山側から流れ出る沢の水がカチンコチンに凍っている。それでも体は、登っていればむしろ熱いほど。
ひと段落して寒さを感じ始めたら自転車にまたがっての繰り返しだ。


路面を覆う残雪。こちらへ下ってこなくてよかった!


勾配はきついものの、紅葉の季節に来てもよさそうな林道だ。


やっとピークが見えてきた。ガードレールの角度から、最後の最後もなかなか手強そうな勾配だ。


ようやく到着したピーク地点。
既に日は陰り始めており、火を焚く余裕はない。
衣類を着込み、そそくさとランチを済ませる。


親の仇のダウンヒル。
さぁ、今までの恨み辛み、一気に晴らさせてもらいまっせ!


お二人には失礼をして、途中から先行させていただいた。

ぐんぐん下る。


ひたすら下る。




WOLBER SPORT25Cタイヤも快調だ。自分程度がいくら飛ばしてもグリップは申し分ない。
本日は空気圧を5.5kgに若干下げているが、クッションもよくきいて荒れた路面も走りやすい。
10kmほどで標高差700mを急降下するダウンヒルは爽快そのものだった。

お二人と合流後、「小中」交差点から国道へ戻り、そのまま道の駅へ。
この区間、距離にして8kmほどではあるものの、この期に及んでもまだアップダウンしながら進んで行く。
走りながら、朝、出発して間もなく下ったことを思い出した。ここで気を緩めたら、もう足が動かなくなってしまいそうだ。
ラストスパートを掛け、道の駅に帰還したときにはもう体がヘロヘロ、時間もは定より大幅遅れの17時となってしまった。

非常に楽しく走り出充分のツーリング、taboomさん、a-waterさん、お付き合いいただき、ありがとうございました。
また、準備・確認不足でスケジュール的に無理の残る内容となってしまい、すみませんでした。
これに懲りず、是非またお付き合いください。

<今回のコース>
Posted at 2013/01/14 19:13:12 | コメント(6) | トラックバック(0) | 林道ツーリング | 日記
2012年11月11日 イイね!

西伊豆スカイライン(戸田峠~土肥峠へ)

西伊豆スカイライン(戸田峠~土肥峠へ)今日はしんどかったぁ・・・でも、行ってよかった!

「道の駅伊豆のへそ」にクルマを停め、修善寺経由で「西伊豆スカイライン」を走ってきた。
クルマでは何度も来ていたが、自転車では初めて。
富士山の中腹で青く澄んだ空を見ていたら、無性にここの景色を見たくなってしまったのだ。
思い立ったら即実行だ。

山門脇のもみじに誘われ、寄り道した「修禅寺」。境内の見頃はもう少し先のようだ。
温泉街もそこここが紅く染まり始めている。どんぴしゃ時期にまともに来たら、さぞ混むことだろう。






西伊豆スカイライン入り口・戸田峠へは、「奥の院」から「達磨山林道」を一部経由する"裏道"からアプローチした。
このルート、地元の方の車ぐらいしか通らず、"里山の秋"といった長閑な風景が広がっている。








ただ、達磨山林道へとつながる最後の区間が急勾配で、休み休み上りはしたものの本日はここで足がほぼ"売り切れ状態"となってしまった。
にも関わらず、県道18号へ繋がる区間で100m程も下ってしまい、戸田峠へは約200m、峠からピークへはさらに200mも上り返さなければならない。
稜線からの眺めへの期待がなかったら、もうここで引き返していただろう。

小刻みに足を着き着き、30×24Tのギアでちんたらちんたらと、何とかかんとか上って行った。

尾根筋の道は四方に視界が広がり、クルマで通り過ぎてもバツグンの爽快感。
本日は足の売り切れのお蔭で、それをじっくり味わうことができた。


富士山と沼津・三島市街。これは序の口。


駿河湾


見下ろすと直下に戸田の街。


振り返れば今来た道が。




前方にはこれから行く道が。(これは少しつらい・・・)


今どき自転車のグループが軽快に上って来た。








本日は可能ならおいしい魚でも食べたいと考えてはいたのだが、眼下の海べりまで下ってしまったらもう戻ってこられる自信がない。
半ばそれを予想して準備しておいたランチを、丁度よい石を見付けて。


この後は土肥峠から国道136号を東へ下り、狩野川対岸の県道で道の駅まで、何とか帰り着いたのだった。
体調が完調のときに、是非また来てみたい。



<今回のコース>
Posted at 2012/11/11 00:46:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | 林道ツーリング | 日記
2012年10月22日 イイね!

秋空と紅葉に映える冠雪の頂~富士林道・軽水林道

秋空と紅葉に映える冠雪の頂~富士林道・軽水林道旧友H君と「自転車で山へ行こう」という話になり、それならと、未だ思いを残したままの"あの林道"を、三たび訪れることにした。

「道の駅なるさわ」で、H君は乗りなれたZUNOWレーサーを、自分はと言えば、ここ一番にはやっぱりこの一台、白いTOEI快走車をそれぞれクルマから降ろし、少々ゆっくり、8時過ぎにペダルを漕ぎ出した。


道の駅から望む朝の富士山は、「これぞ富士」といった美しく冠雪した立ち姿。今日こそは、最後までこの姿を見せ続けてくれるとよいのだが。


今回はH君がチューブラーの為、船津林道へは、ダートを避けた国道139号を河口湖方面から回り込むルートを取った。その代わり国道区間で大分下ってしまい、林道へのアプローチは、まず"借金返済"から始めなければならない。
国道から4kmほど、ほぼ一直線に上ってくるとようやく別荘地。この辺り、既に紅葉が始まっていた。


先の見通せる直線路での上りは心が折れそうになるが、あえぎあえぎたどり着いた船津林道には、



こんなご褒美が待っていた。
どうやら富士山麓の秋が深まる、もっともいいタイミングに訪れたようだ。


登坂の苦しさは一転して紛れ、色付く木々に二人して感嘆の声を上げつつ進んで行く。


道はほどなく富士林道に接続、しばらく行くと左手の広大な伐採地の向こうに、富士の頂が、道の駅で見たよりもぐっと迫った姿を堂々と見せ付けてきた。
これには二人、しばし足を止め見入ってしまった。


我に返るようにして先へ進み出すと、木々の色はさらにカラフルさを増す。
青く澄んだ空、合い間合い間でチラリと姿を見せる白く冠雪した山頂との美しいコントラストに、ため息の連続だ。
今日という日を選んで訪れたこの上ない幸運さに、ただただ感謝。












春に訪れた小熊黒沢林道のように、見事な秋の風景の連続に足は遅々として先へ進まない。
ゆっくりながらもいくつかのカーブをやり過ごしていくと、遂にこの場所、真っ直ぐと山頂を目指すかのような一本路、"天空回廊"に到着した。


富士林道を訪れるのは8月の終わりから数え三度目になるが、今にして思えば、前回前々回、雲に阻まれたお蔭で、結果的に最高のタイミングとめぐり合わせることになった。
ここまでのスローペースの為か、時刻はちょうど正午近く。ランチはもう他にはありえない、この場所を占有しとることに決定だ。


山頂だけでなく、西麓の朝霧高原・本栖湖方面、その向こうに広がる山並みもきれいに見えている。


1,900m近い標高からもう少し寒いかと用心してきたが、装備は保温アンダーウェアに冬用ジャージで充分、上り区間は暑いくらいだった。
居心地もよく見飽きることのない眺めに、ランチが済んでもなかなか腰が上がらない。

といって、いつまでもこの場所に居座っている訳にもいかず、何とも名残り惜しいが先へ進むことにしよう。

ピークはビューポイントのすぐ先にあり、そこから道の駅までは殆んど下り基調だ。




軽水林道への接続点。


ここでも振り返れば、色付く秋。あぁ、またまた足が止まってしまった。


軽水林道は路面良好で本来は"かっ飛び区間"なのだが、この日ばかりはペースを落とし、紅葉を愛でつつ道の駅を目指した。
もう何度か、足を止めつつ・・・。





Posted at 2012/10/22 21:52:13 | コメント(5) | トラックバック(0) | 林道ツーリング | 日記
2012年10月14日 イイね!

富士山をたっぷりと堪能~鹿留林道・二十曲峠越え

富士山をたっぷりと堪能~鹿留林道・二十曲峠越えこれ以上はないほどの秋晴れの一日。
ティオさんにご一緒いただき、山梨の鹿留林道を走りに行ってきた。

起点は山中湖西端、遊覧船乗り場近くの無料駐車場。
ここから一旦都留方面へ下り、国道139号「鹿留入り口」から林道へ。そして二十曲峠を越えて戻ってくるという50km程の周回コースだ。

7時前に出発をとの待ち合わせをしていたが、朝が得意の二人はともに5時台に到着。ゆっくりと自転車を組み立てても6時過ぎにはすっかり準備が整ってしまい、予定より大分早い6時20分に山中湖をスタートした。




国道をエスケープして忍野村を抜ける辺りでは、地上一面靄がかかっていたが、鳥居地峠を越えて大明見の集落に下りてくる頃には、富士山がくっきり姿を現していた。


鹿留林道に入ってしまうと山蔭の北側斜面を行くことになり、峠まで富士山はお預けとなる。峠を越え南側へ抜けたところで初めて、視界いっぱいどーんと富士山の雄姿が広がるはずなのだが、果たして本日は・・・。
昼間にかけて雲が湧き、山頂をすっぽり覆ってしまうようなことも珍しくはない。
どうか今日は、きれいな富士山に再会できますように・・・。


林道はしばらくの間、鹿留川に沿って進んでいく。
澄んだ水の流れに、橋があると思わず足が止まる。


「天願橋」と書くのだろうか?


ティオさんは太目の38Aタイヤだが、自分は乗り味が気に入って相変わらずコルデマドレーヌ23C。
それでも未舗装区間はごく一部の為、不自由はなかった。


大分高度を稼いできたようだ。


上り続けてきた道が緩い上り下りを繰り返すようになると、程なく二十曲峠に到着だ。


期待していた富士山は、目の前に、
どーーーーん!


本日は鮮やかな空色をバックに、きれいな姿を見せてくれている。
上ってきてよかったー! と思える瞬間だ。


ティオさんも感激の様子で、あちらへこちらへと場所を変えながら写真を撮りまくっている。


富士山の眺めを充分堪能し、ランチも富士山を望みつつ贅沢に済ませることができた。

忍野村へ下ってきてからも、相変わらず視界の中いっぱいに広がる富士山。
そこここで撮影を楽しみながらののんびりエピローグ。





山中湖への帰路は緩い上り道となるが、ペダルを踏む足は、何故かくるくると快調に回るのだった。


ティオさん、本日もありがとうございました。
次週天気がよければ、利根川&天丼の方もよろしくお願いいたします。

<本日のコース>
Posted at 2012/10/14 00:56:46 | コメント(4) | トラックバック(0) | 林道ツーリング | 日記

プロフィール

「[整備] #145 水温センサー交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/406520/car/322656/6532728/note.aspx
何シテル?   09/05 22:04
雑誌の記事でほとんど一目ぼれだったALFA145。 それでも自分がイタリア車なんぞ手にするとは思っていなかったのだが、思い切って乗り始めたらいつの間にか走行2...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

掲示板

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

短期的には日本はブラジル化… 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/04/18 10:30:14
FiatECUScan 145に接続を試みる 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/01/13 12:40:43
空調扇風機交換・衝突時護身用風船制御系統調整再挑戦・冬車輪交換・制動装置整備 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/12/03 09:04:24

愛車一覧

アルファロメオ 145 アルファロメオ 145
1994年の秋頃、自動車雑誌のグラビアページで初めて見て以来、アクのあるカッコよさにすっ ...
その他 自転車 その他 自転車
TOEI快走旅行車。 2004年10月23日発注、2005年6月28日完成。 TOEI初 ...
その他 自転車 その他 自転車
TOEI輪行車。 2012年6月30日発注、2013年12月27日完成。 NC誌今井C氏 ...
フランスその他 その他 フランスその他 その他
メーカー不明クルスルート。 2016年9月、海外オークションでフランスからフレーム入手。 ...

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation