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2016年02月21日 イイね!

リムラインって何?

皆さま、「リムライン」ってご存知でしょうか?

今回ランドナーに装着した某国内メーカーの38Aタイヤ。
トレッドが左右にうねったり高さが均一でなく縦振動が出るので、メーカーに問い合わせたところ、それは恐らくリムラインが均一でないからで、リムラインを揃えて装着してみてほしいと解説画像付きの回答があった。

曰く、リムラインというのはタイヤサイドに入った目印のラインのことで、全周にわたりこれが均一になるよう装着する必要があるとのこと。
確認してみると、確かにこれが均一でなく、一部が陥没してしまっている。

これがリムライン。


一部リムラインが隠れてしまっており、この部分で高さが3mmほど低くなっている。


恥ずかしながら、自転車遊びを始め35年、「リムライン」なんぞ初めて聞いた言葉で、タイヤ装着の際に意識したことも当然一度もなかった。
昔同じメーカーの38Aタイヤを使用したときには、普通に装着すれば当たり前にセンターは出て高さも揃い、こんなややこしいことをした記憶は一度もない。

それでもこのままではいつまでたっても乗れないので、この度初めて入手した「ビードワックス」なるものでタイヤサイドの滑りをよくし、調整に取り掛かったのだが、これがどうやってもうまくいかない。
低圧で引っ張ったりこじったり、或いは指定圧よりもさらに高圧にしてみるなどするも、必ずどこか一ヶ所が陥没する。
古いリムと最新タイヤの相性なのか何なのか、数時間にわたる格闘も甲斐がなく、もうほとんどこのタイヤを使用する気が失せてしまった。

タイヤってこんなにややこしいものなんでしたっけ?
太いタイヤをお使いのベテランの皆さまはどうされているのでしょうか。
Posted at 2016/02/21 09:54:20 | コメント(3) | トラックバック(0) | 自転車メンテナンス | 日記
2014年10月06日 イイね!

こっちもエビ印

こっちもエビ印taboomさんのモンキーに関する記事を見て、うちのは何だったかなと工具袋を開けると、こっちもエビ印でした。

ホームセンターに行く度、小さくて軽いモンキーはないかと探していて見つけたものです。
全長150mm・重量実測87g。
「ハイブリッドモンキレンチUM」というシリーズの一番小さいもので、ペダルレンチの代用にもなりそうです。
携帯工具として持ち歩くには丁度よいサイズで、ヘッドナットは回せませんが、白板さんの要求にもかなり適っているのではないでしょうか。

柄の部分は薄いだけでなく大きく肉抜きされ、見た目にも軽そうな印象です。




嘴先端はペダルにも余裕の5mmという薄さ。


あごは25mmまで開きます。


クランクを締めるには、もしかしたらもう少し柄の長い方がいいかもしれません。
Posted at 2014/10/06 22:32:22 | コメント(5) | トラックバック(0) | 自転車メンテナンス | 日記
2014年07月06日 イイね!

ユーレー・ジュビリーのチューン

ユーレー・ジュビリーのチューンまだ中学生の時分、ショップの店頭で見掛け、薄い板を組み合わせた自転車部品らしからぬエレガントな佇まいにズビビビビビーッ! とやられ思わず入手したユーレー・ジュビリー初期型Wレバー。
ディレーラーセットも美しいとはよく言われるが、このレバーほどに他を突き放してはいないように思う。

欠点はワイヤーがかかる部分の直径が小さい為、ストロークが大きいこと。リア6段、フロントトリプル、どちらもストロークは130~140°程だ。
と言ってもこの“よっこらしょ”という動きにも慣らされてしまい、今ではそれ程欠点には感じていない。
ただ見た目に締りがなく、何とかしたいとは思っていた。

ジュビリーのレバーをばらしたところ。ホントに板の組み合わせ。


真ん中のペリカンのようなパーツがキモ。
“ペリカン”の首の下にワイヤーのタイコがくわえられ、それがお腹の下にくるっと巻き込まれる。“お腹”がもう少し太ればストロークを小さくすることができるのだ。

以前工場を経営する友人の手(と設備)を借り改良品を作ってもらったこともあったが、あまりうまくいかず、それならととあるところに依頼してみた。
しかし以後何の音沙汰もなく、あ、やる気ねーんだ。と諦め大分になるが、知らぬ間にそこから発売されており、最初迷ったが入手してみた。

オリジナルのペリカン。


太っちょペリカン。お腹が大分太っている。


太っちょ装着の図。


ペリカンの“目”をレバー本体のストッパーに合わせ位置決めするのだが、“太っちょ”は微妙に目とお腹の距離が近く、お腹の内側をやすりで削る必要があった。

肝心のストロークはと言うと。

交換前リア。6段のローに上げたところ。


交換後。90°程で引けるようになった。


交換前フロント。


交換後。


構造上徐々に太らせるような形状にしか作りようがない為、全体でのストロークは小さくなったものの、特にリアのトップ側は一段のストロークはあまり変わらない印象、ローに向け少しずつ一段のストロークが小さくなっていく感じだ。

ま、元々見た目重視の話だし、嫌ならサクセス共用のこっちを使うしかないだろう。


Posted at 2014/07/06 20:38:03 | コメント(3) | トラックバック(0) | 自転車メンテナンス | 日記
2014年03月30日 イイね!

「持ち手芯」でリムロープ

「持ち手芯」でリムロープこれまで不勉強で全く知らなかったのだが、古いフランス車のWOホイールには「リム・ロープ」なるものが施工されていたそうだ。

月初めに雪道でダメにしたホイールからタイヤを剥いでみると、リムテープのあるべき場所に太くやわやわの紐が貼り付けてあった。
「これは何だろう?」と思わず“製造元”に問い合わせ、そういうものがあったことをY社長に教えていただいた。

曰く、スーパーチャンピオン等内側が段構造のリムは、リムテープを貼っても「リム打ち」パンクを起こしやすい。それを防ぐため、内部の凹み部分に這わせ段差をなくすためのロープが売られていたのだとか。

しかし今はそのようなものが市場になく、T社では手芸でバッグの持ち手部分に縫い込む“芯”「持ち手芯」で代替。これを必要な長さにカット、ほつれないように両端を糸で縛り、完成車のホイールに貼り付けているのだそうだ。

「持ち手芯」は手芸用品店などで普通に買うことができる。
T社では13mmの太さのものを、接着剤でリム内側に貼り付けている。

これは海外で「New Old Stock」として売られているもの。専用品らしくバルブ部分に当て革が縫い付けられている。


一台目の白い自転車はタイヤを装着したホイールをオーダーに持ち込んだため、リムロープが未施工だった。
記憶をたどってみると、実際パンクは殆どがリム打ちだった印象だ。

丁度、タイヤも「秩父・御岳山林道」のゴロ石ダート走行でトレッドやサイドがあちこち裂け、本格シーズンを前にそろそろ交換しておきたいところだった。タイヤ交換ついでにガンガン行ける“強いホイール”にすべく、こちらも持ち手芯を貼り付けておくことにした。

このような段構造のリムには是非施工すべし。中の段がチューブを噛みやすいのだ。


まず一方の端をほつれ止めに糸で結んでおく。


ニップル穴二つ置きくらいにボンドを塗布、少々乾き気味になった頃合いを見計らってバルブ穴部分からやや引っ張り気味に貼り付けていく。


一周してバルブ穴まで戻ってきたら余分をカット、ほつれ止めに糸で縛り、貼り付けたら完成だ。簡単。


ビード部の遊びが少なくなるため、タイヤ装着がややしづらくなることが、難点と言えば難点だろうか。

今回は遂に、戦うタイヤ「ツアラープラス・ブルベ・エディション」を導入。
パナソニックお客様センターへ特性などをいろいろ問い合わせ、スペック上は自分の使い方にかなりマッチしていると思われるタイヤだ。


さぁ~、まずは来週の「水元花見グランプリ」が楽しみだ。
Posted at 2014/03/30 20:27:16 | コメント(4) | トラックバック(0) | 自転車メンテナンス | 日記
2014年02月23日 イイね!

自己流バーテープの巻き方

自己流バーテープの巻き方サイクルスポーツの入門記事や付属の説明書などを見ると、なぜかバーテープは、必ずエンド側から巻き始めることになっている。
しかしながらこの巻き方、大概使っているうちに巻き終わりのフェルールのところからだらしなく剥がれ始めてくる。
どうにもそれが許せず、自分はいつもフェルール側からバーエンド方向へ巻いている。

今回T社へのオーダーの際も図解付きで巻き方を指定したのだが、何故かエンド側から巻かれてきてしまった。
年末に慌しく組んでくれたからだろうと善意に解釈したものの、やはりもう剥がれてきた。
剥がれ始めると気になりついそこをいじってしまい、ますます剥がれてくる。
こりゃもう限界! と言うことでいざ、巻き直しなのである。

まずは下準備。ブレーキブラケットバンドを隠すため、小さくカットしたテープを予め貼っておく。
注意点は貼り付けるテープ片を無闇に大きくしないこと。仕上がりがモッコリしてかっこ悪いので、あくまでも最低限の大きさで。


巻き始めは前方から後方へ。バー上部を握る際にはこの向きに力がかかるからだ。反対向きに巻くと緩む方向に力がかかってしまう。
ただ貼り付けるだけではシワや緩みが出てしまうので、巻く方向へグイグイ引っ張りながら貼って行く。


「教科書」ではブラケット部分はクロスさせ、ブラケットにも一周巻いてなどと書いてあるが、モッコリ太りかっこ悪いので無視々々。
巻きの向きは変えずに片側三分の一程度をブラケットに掛かるようにしながら、貼っておいたテープ片とで隙間ができないよう、またシワにならないよう充分引っ張りながら巻いて行く。
テープ片は必要に応じ位置を変え、隙間を作らないよう調節する。


巻き終わりはこのように、テープ幅二分の一程度はみ出させてカットする。


はみ出た分を中に押し込み、


エンドプラグを押し込んで出来があり。


これで巻き終わりが剥がれイラつくこともない。見た目もスッキリ。完璧!


反対側も同様に巻いて完成だ。


バーテープの巻き直しに当たり、やっと入手できたワイマン純正クロームアジャスター付のレバーブラケットに交換した。


間に合わせのダイアコンペでは機能しなかったクイックが、これでしっかり役目を果たすようになった。

Posted at 2014/02/23 19:50:13 | コメント(4) | トラックバック(0) | 自転車メンテナンス | 日記

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「[整備] #145 水温センサー交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/406520/car/322656/6532728/note.aspx
何シテル?   09/05 22:04
雑誌の記事でほとんど一目ぼれだったALFA145。 それでも自分がイタリア車なんぞ手にするとは思っていなかったのだが、思い切って乗り始めたらいつの間にか走行2...
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