![[本の小並感 117]ホームページ作成のツボとコツが絶対にわかる本 現場に詰めるプログラマーの苦労が垣間見える [本の小並感 117]ホームページ作成のツボとコツが絶対にわかる本 現場に詰めるプログラマーの苦労が垣間見える](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/044/005/588/44005588/p1m.jpg?ct=23cc3728b452)
驚くがこのブログは2009年から始めている。もう11年ということだ。知り合いのパンダさんに勧められて始めたわけだが、こんなに続くとは思わなかった。
大してこだわりがあるわけでも無いが、やはりブログが閲覧されると嬉しいし、何となく自分好みにデザインしてみたい気もしてくる。
だもんで、この本を買ってみた。2年前に。
全く捗らなかったが、とうとう先日最後までHTMLとCSSを組んでWEBページを作った。理解したというより、書いてある通りに打ち込んだ、に近いが、それでもCSSという単語さえ知らなかった頃からは、仕事以外で純粋に何か学んだ感じがあった。
例えばこのブログで太字を設定しようとすると、span style='font-size:20px;line-height:130%;' 太字にしたい文字 /span という表示が出てくるが、これはHTMLのコードであることが分かってくるし、単純に書いたコードがブラウザで形になって出てくるところ、特にCSSでデザインが立ち上がってくるフェーズなどは軽い感動がある。
以前、漫勉という番組で浦沢直樹が「ベタは楽しい。単純作業なのでアシスタントに任せるが、絵が立体的に立ち上がってくる。本当は自分でやりたい。」という主旨のことを言っていたが、それに近いような気がする。
この本は、単にコードの技術だけでなく、優れたWEBページのコーディングがどのようなものか、例えば、環境の変化により柔軟に対応できるコードや、担当者が変わっても明確に理解できるようなコードの構造など、「設計思想」にまで踏み込んで教えてくれるという点だ。
同じ表示・表現でも、コーディングは異なる場合がある。その場しのぎでパッチを当てるようなコードを繰り返していると、全体像が把握できず、思わぬところで崩壊してしまう場合もあるだろう。何となく現場に詰めているプログラマーが苦労が想像できるのだ。
と言っても、この本だけで自前でブログを立ち上げるのは私には難しい。そして、現在は自身でホームページを立ち上げるためのツールが多くある。そちらでやった方がいいだろう。
という訳でこっちの本も買ってみた。WordPressはプロでも当たり前に使用するらしい。同じ人の本。
Posted at 2020/05/16 23:46:41 | |
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