• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

半ねりのブログ一覧

2010年02月26日 イイね!

あの部屋で麻雀を

中学の友人が引越してしまったことを先日知った。引っ越したのはもう大分前だったらしい。連絡しろよ。

彼が一人暮らしをしていたアパートは広かったので度々集まった。酒を飲みながら麻雀をしたり、テレビゲームをしたりした(私はここで麻雀を覚えたのだ)。大抵は誰かが車を出して夜中に集合し、朝までそうやってだらだらと過ごす。朝、酒が抜けた頃を見計らって家に帰り、歯を磨いて寝る。起きるのは夕方近い。これをやってしまうと土日があっという間に過ぎてしまう。

大した思い出があるわけではないし、引っ越したと言っても大して遠くはないので、合おうと思えばいつでも会える。だがもう、あの部屋で麻雀をすることもないのかと思うと少しさみしい。
Posted at 2010/02/26 00:28:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2010年02月21日 イイね!

土偶展へ

土偶展へ本日は土偶展へ。最終日ということもあってか入場に20分待ち。井上雄彦の漫画展で行列ができるのは想像できたけど、土偶はちょっと予想外。恐るべし土偶。

で感想だが、なんというか、よくこんな形の人形を思いつくな、という感じである。写実的な意志が全くない。全くは言い過ぎかも知れないが、非常にデフォルメされていて「目に見えるままに、できるだけリアルに作ろう」というベクトルではない事は確かだと思う。目に阻害されていない、と言えば良いのだろうか。とにかく非常にユニークで現代人にこんな人形を作れる人はいないだろう、と思う。

我々はとかく目という感覚器官に頼りがちである。得られる情報量が圧倒的に多いし、何より安全だかららしい。7人の目盲の話がある。盲の人にゾウを触らせる。鼻を触った一人はゾウを蛇のようなものだと言い、足を触った一人は柱のようなものだと言う。そういう話で多くの場合は一部分に囚われず全体を見るべし、という戒めの話として語られる。一歩引いてゾウを”目で見れば”全体が把握できる、と。

しかし果たして見ているだけの人は触った人よりも多くの情報を得ている、と言えるだろうか。一概には言えないはずである。ゾウと皮膚や体毛の感触、匂いや体温や呼吸は触らないと分からない。見るだけの人は「8人目の盲人」である。少し前にNHKで「開け耳!」というような番組がやっていた。私は見逃してしまったので内容は分からないが、普段の生活の中で耳をすましてみれば、音によって構成される今まで見えなかった世界が見えてくる、そういう内容だろうと思う。

縄文人がユニークというのはそういうことで、彼らは我々が文明の発展の中で気づかないうちに失ってしまった感性で世界を見ていた。その結晶の土偶。それは新しい世界だ。だから魅力的なのだ。

写真は遮光器土偶の頭部。購入。土偶と言ったらこれでしょ。昔ドラえもんにこの土偶が襲ってくる話があって怖かった。ちなみに遮光器はゴーグルのこと。北方の民族(外国?)が雪や氷の照り返しを避けるゴーグルに似ていることから、この名前がついたらしい。青森出土だし。ただ縄文の遺跡からはゴーグルは発見されておらずあくまで推測だとのこと。あと土偶は全部女性であるらしい。男性は見つかっていないらしい。
Posted at 2010/02/21 23:13:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2010年02月18日 イイね!

なぜモロッコへ行ったのか

このページにはなるべくテキトーなことは書かないように意識している。結果的に間違った事実を書いてしまって後悔することも多いのだが、だからといってその記事を削除したり、修正したりは基本的にしない。そのときの私の記録だからだ。という訳で今回は「補足」します。

10日に民主主義を高嶺の花、と書いたがこれではまったく意味が通らなくなってしまう。民主主義への絶対視に疑問符をつけることから始めているのに、これでは理想の政治体系と見なしているみたいだ。ひとつの選択肢に過ぎない、と止めておくべきであった。

開戦当初(2001年10月だからもう9年目!)によく言われたことだが、アフガニスタンとパキスタンの国境線沿いは、パシュトゥン人が住むいわゆる部族地域で大幅な自治が認められていた(いる?)。東インド会社によってパキスタンを含むインドを支配していたイギリスは、アフガニスタンへの植民地拡大を目指して侵攻する。しかし二度の侵攻もパシュトゥン人の抵抗に合い挫折、カイバル峠を含む丘陵に国境線を引く。当時の外交官の名前からデュランド・ラインと呼ばれるこの国境線がそのまま今日のパキスタン-アフガニスタンの国境となる。

パシュトゥン人はこの国境によって二分された。パキスタンはパンジャーブ人でウルドゥー語、パシュトゥン人はパシュトゥー語。アフガニスタンもググればすぐに、多民族、多言語、多宗教国家であることがわかる。イギリスが自らの都合で勝手に引いた国境で近代的な国家成立は難しい。というより国家という概念そのものが馴染まないのでは?という印象すら受ける。

ではどうすればよいのか、と言われると困ってしまうが、ここで言いたいのは要は現在無抵抗に受け入れている価値観を疑おう、ということだ。我ながら実につまらない結論だ。だが例えば海外旅行の楽しみというのは何か、と考えるとき、やはり異なる価値観に触れることだと思う。私が旅行先としてあまり欧米に魅力を感じないのはそういうことだと思う(もちろん行けば行ったで面白いのだが…日本が近づいているといっても、言語からなにから違うわけだし)。私の始めての海外はモロッコであった。何故モロッコ?とよく聞かれる。性転換か、と。ずっと誤魔化して答えていたのだが、最近そういうことなのだと分かった。むこうはイスラム式で旧市街の店の商品には値札がない。全部客一人ひとりと交渉して値段を決めるのだ。苦い思い出もあるが・・・なかなか楽しかった。

中途半端だが終わろう。価値観疑うシリーズとして、少し続くかも知れない。
Posted at 2010/02/19 00:35:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2010年02月13日 イイね!

詩に対して

詩とはある一定レベルの共通認識の下でこそ、働く。芭蕉の古池や~の句を英語に訳そうとしてもまず無理であろうし、ましてやビジネスで必要とされるレベルの外国語能力ごときでは、その言葉によって詠まれた詩を理解することなどおよびもつかない。単語単語の微妙な意味に加えて、その裏にある歴史的背景や発音、漢字の特殊な読み方や形、唄全体のリズムまで全て味わってこそである。

今読んでいる本で印象的な詩があったので、その詩を載せて解説というか、その詩から浮かぶ風景をみたいなのを一度書いてみたのだが、消した。無粋というかいらないのだ。何を足しても余計だ。その詩はその詩だけで完結している。加えてお手軽にブログなどで紹介するような詩ではない気がしたので掲載もしない。という訳で中途半端なのです。
Posted at 2010/02/13 01:33:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2010年02月10日 イイね!

オバマの戦争

ベトナム戦争はケネディが始め、ジョンソンが拡大し、ニクソンが終わらせた。あまり詳しくないのだが、ざっくりそう理解している。本当はこのあたり正確な記述が欲しいところだが、まぁ大きく外してはいないと思う。加えてベトナムはやはりリンドン・ジョンソンの戦争であった、というのが一般的な認識であろう。オバマは後世にどのように評価されるのであろうか。アフガニスタンはブッシュが始め、オバマが拡大し、ペイリンが終わらせた、なんてことになるのだろうか。

今のイランや北朝鮮を見ると、戦前の日本もこのように孤立して行ったのだろうか、という思いに駆られる。戦前の日本を今のイランや北朝鮮と同じだ、と言いたいわけでは決してない。ただオバマが「国際社会の平和を脅かす」などの表現を使ってこれらの国々を非難するとき、アメリカの正義=国際社会の正義、という暗黙の前提にひどく違和感を覚える。

例えば民主主義は絶対の価値観だろうか。中国共産党のような一党独裁体制は、全く機能しない時代遅れの統治体系なのだろうか。今年の参院選で民主党が議席を減らせば、危機対応の意思決定はまた遅れることになるだろう。国会は今、品のない野次だらけで崩壊しているのだそうだ。日経が学級崩壊ならぬ国会崩壊という言葉で伝えていた。

The public is so tired of all this. They want to just get together and go forward with a solution. The congressional Republicans need to know that just saying no on everything and praying for the president to fail is not a good strategy.

上はクリントン元大統領がCNNのインタビューに答えた一節。まったく同感だ。最初のall this はオバマに対して厳しくなる(共和党からの)個人攻撃を指している。

私は日本の政治家は全員大衆に迎合するだけのポピュリストに過ぎない、などと思っている訳ではない。特に鳩山首相をはじめ、政権を奪取した民主党員は心に期すものがあるのだろうと思う。首相は11日の63歳の誕生日を迎える。Yahooのニュースでは記者団に「国民が幸せ感を感じるようになることが一番のプレゼントだ」と強調したのだそうだ。施政方針演説での「いのちを守りたい」発言、野党に突っ込まれることを承知で入れた「労働なき富」。最近この人は本当にその理念を実行しようとしているのだと思うようになった。

だが残念ながら現状を見る限りやはり日本にとって(アメリカもか?)民主主義は未だ「高嶺の花」であるように思えてならない。

ジョンソンはどのような気持ちでベトナム拡大に踏み切ったのだろう。アメリカはなんのためにアフガニスタンで戦い続けるのだろう。タリバンはある種の秩序を約束する。自由と民主主義という「当たり前」の正義を疑うとき、ノーベル平和賞受賞スピーチのオバマの言葉は、不気味な意味を帯びて将来に暗い影を落とす。

We honor them not as makers of war but as wagers of peace.

一体どうすればよいのだろうか・・・暗い文章でやんなっちゃうよ。
Posted at 2010/02/11 02:06:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「ビート、手放しました。13年ありがとう! http://cvw.jp/b/410066/45136597/
何シテル?   05/23 22:55
「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2010/2 >>

  123456
789 101112 13
14151617 181920
2122232425 2627
28      

愛車一覧

ホンダ ビート ホンダ ビート
2008年8月13日に納車しました。私にとってはこれが始めての車の購入でした。当時の私は ...
その他 その他 その他 その他
2月7日に納車のBasso Viper。本体120,000。ペダルと空気入れで総額130 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation