去年の、5月にも、アテンザのソウルレッドプレミアムメタリックの匠塗りについて書いたけど
たまたま先週、ソウルレッドを塗装する機会があったので、その感想などぉ
ソウルレッドは、3コートなので、カラーベース→ カラークリヤー→ クリヤーの順に塗ります
車の塗装ではなく、ある製品をソウルレッドプレミアムメタリックに塗り替える仕事でした!
その製品の写真を載せると、あとあと大事になるといけないので、塗装した製品はアップしません(笑)
これがカラーベース アルミフレークって聞こえはいいけど、ただのメタリックです(笑)
赤は色のとまりが悪いので普通は下塗りを入れますが、この色は下塗り無しでも色のとまりが良かったです
カラークリヤー、クリヤーの中にソリッドの赤を少し混ぜた物で、シンナーで薄める前の原液でも透け透けです
GJ系初期モデルのアテンザのソウルレッドは、塗装がよくないって話題になってたので、去年の5月に、ソウルレッドの匠塗りを見に行った時の写真です
匠塗りって、マツダ自慢の塗装でしたが・・・ 塗装の肌も荒く、噂通り塗装が悪いな~って印象でした!

新型アクセラにもソウルレッドが使われてますが、ピンホールやバンパーとボディの色が違うとか、いまだに塗装不良が多い色ですね
サイドは特に肌は荒いし艶も無いですね 炎天下では、アテンザのボンネットの塗装がムラムラだったし
マツダ車でも、 トゥルーレッドなどの、ソリッド系の塗装は良いけど、メタとかパールは透かし気味に見ると艶が無く映り込みもシープさがない
これだけ塗装の肌が荒いと、修理で再塗装すると、塗り直したとこだけツルツル艶々にになって、余計に匠塗りのゆず肌が目立ちそう!
今回ソウルレッドに塗装した製品は見せられないので、ブログ用に、テストピース作ってみました!
まずカラーベース塗装 ソウルレッドとは思えないぐらい濁った赤メタです
カラーベースの上から、カラークリアーを塗装 写真だとあまり違いが分かりませんが、カラークリヤーを塗ると、赤みが増して、ソウルレッドらしくなります
クリヤー仕上げ後、自分の塗ったテストピースに比べ アテンザの匠塗りの肌の粗さが目立ちますね~

自分が塗装してこんなアテンザみたいなゆず肌だったらペーパー掛けして、もう一度塗り直すけどな(笑)
ソウルレッドプレミアムメタリックを塗装した感想ですが、意外と簡単? パーツなどのブロック塗りは、超簡単!
3コートのホワイトパールより全然楽です
ブロック塗りは、意外なほど楽ですが、車を板金塗装する場合は、調色、色合わせが大変な感じです
カラーベースの色合わせと、カラークリヤーも塗る回数で、赤の深みが変わってくるし、赤は色あせして変色しやすいので特に調色が大変そう
まぁ 自分は車の塗装じゃないので、支給、注文した塗料をそのまま塗るだけなので、調色作業はありません(笑)
赤は退色しやすい色なので、屋根付きガレージ保管か、最低でもカーポートでも無ければ、ソウルレッドの色鮮やかさも、5年持てば良い方じゃないかなぁ
クリアー塗装がされてないソリッドの赤は場合は白っぽく色あせしますが、ソウルレッドなどは、どす黒い赤に変わると思います
最近街中で新型アクセラのソウルレッドで、1年も経たずに!?リアバンパーが特にどす黒く変色してるのをよく見かけます
ソウルレッドと同じぐらい綺麗なマツダの赤で、ベロシティレッドがありますが、登録から6~8年経ったRX-8のベロ赤を見ると、新車のころの鮮やかな色合いが無くなり、赤からブラウン系に変色したRX-8を最近よく見かけます
ソウルレッドも、5年後、10年後、どれだけ色が変わるか未知数ですが、まずはバンパーの色が変色し、ボディとバンパー色の違う、2トンカラーになるでしょうね・・・
2016年3月追記
新型デミオの新車のソウルレッドを見ると、やっぱり色鮮やかで綺麗だな~って思うこともしばしばあります
その反面、2012~2013年式、初期の現行アテンザのソウルレッドを見ると、色がくすんでるな~って思います。
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Posted at
2014/08/28 19:57:49