フロントサスペンションブレース取付け穴 雌ネジ補修(リコイル)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ずっと気になっていた雌ネジ。
走行に支障はありませんが、仮止めトルク程度しか締め付けられないタワーバーは気分的に嫌な感じです。
スポーツ走行しない限り大した荷重は掛からないと思いますが、MR2の軽いフロントですから補強は大事ですよね。
2
先日、自分で雌ネジの補修をしようと購入したタップダイスセット。
普通のタップより補修向きとのことで試してみることにしました。
試しにどの程度のトルクで締まっているのかチェックしたのですが、ついに「カックーン」と雌ネジが再び逝ってしまいました。
そして、この補修タップでネジを切り直してみましたが、もうズルズル状態でダメでした。
工具は無駄になってしまい・・・これはリコイルするしかないかと思いました。
3
調べてみるとそれなりの金額で道具は手に入るみたいです。
しかし、リコイルと言っても結局はネジ穴を切りなおすので、電気ドリルや切り屑を吹き飛ばす為にエアーコンプレッサーも必要になるのかも?
閑静な自宅ガレージでの環境ではちょっと難しい。
ネジ穴一箇所の為に投資する額を考えるとプロに頼んでしまった方が安いかなと調べました。
何よりも自分でやると失敗しそうな予感もしたので・・・(笑)。
4
近所ではリコイルの相談をしても「?」みたいな感じで、ネジ穴を拡げるかナット溶接作業を勧められます。
いずれにせよ、サスペンションを外すなど多額な費用が発生する様子です。
またリコイルを知っていても反応が薄く、「ネジ穴も大きいし、強度の必要な箇所だからリコイルはちょっと・・・」などと否定的な意見を言うショップもありました。
他でも「滅多に外す箇所じゃないからネジロック剤で・・・」などとメカニックに言われた時は話にならないな~と思いました
5
調べた結果、自宅から遠方ですがリコイルを実施しているショップを発見しました。
レーシングカーもリコイルを施してネジ穴の強度を上げているとの事で、やっと正しい知識を持ったメカニックさんに会えたと思いました。
ショップもきちんと整頓され、ハードな整備までこなす工場でしたので安心しました。
6
結局はもう片側も傷んでいたので2穴リコイルしてもらいました。
これでしっかりとトルクを掛けられるようになりました。
強度が上がり、もう雌ネジを舐めることは殆どないとの事で、逆にボルト側を痛める可能性が高くなるそうです。
丁寧な作業、適切な工賃、ネジ締めのアドバイスまで頂き嬉しかったです。
たった二箇所のネジ穴でしたが、これでまた1つ悩みが減りホッとしました。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク