集中ドアロックスイッチ追加 ①準備編
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
かなり昔に用意していたMR-S用のドアロックスイッチ(トヨタ純正部品)。
車中泊時などに後部座席にいても集中ドアロックを作動させるために入手。
デフォルトのスイッチイルミネーションはトヨタ特有のグリーン!
これが原因で長い事寝かせる羽目になりました。
2
このタイプのオンオフスイッチは、基本デザインや仕様は同じ、表示部と発光部のデザインを変える事で、色々な車種に使われてました。
いつも通りT3のミニチュアバルブ+グリーンの樹脂キャップで発光させていると思っていたら…
何とキャップがありません!
3
と言うことは光源ではなく、発光部に着色されていると言うことになります。
仕方がないので分解して発光部を分離。
フロスト加工された樹脂板上にホワイトとブラックで印字し、最後にグリーン着色と言う仕様。
最初はグリーンだけ剥離しようとしましたが、下のデザイン面まで侵したら不味いので、有機溶剤系は避けたいところ。
とりあえず地道にサンドペーパーで削ってみましたが、グリーンだけ落とすのは至難の業。
これはもう全部剥がして再構築するしか無いと言う結論に達しました😢
4
どうせ削り落とすので、裏側からガリガリしてみたら悲惨な結果に。
ここまでが長期停滞の理由です。
この部分を作り直す方法をあれこれ考えながら時間だけが経過。最後は放置に至りました😓
5
諦めるのも癪なので、地道に解決方法を探っていたら遂に発見!
いわゆるプラ板です。ただし極薄で片面にプリンターで印刷できる様な表面処理が施されてます。
百均で売られてます。
子供の頃に絵を描いて、トースターで焼いた経験がある人も多いと思います。アレの現代版です。
フロストと白色の両方を購入。
6
まずはデフォルトのデザインを参照に画像データを地道に作成。
出来上がったデータを元に、印字部の耐久性を少しでも上げる為、クリア面を上にして裏側のフロスト面に左右反転して印刷。
※画像はクリア面が上です。
印刷面がフロスト仕様なので、デフォルトのでざいんを
7
試しに白色にも印字。
これだと透過性が無いので、裏側に印刷しても透過しません😂
印刷面が上になってしまうと、経年劣化で剥がれてきそう。
この案はやめました!
8
あとはオーブン(トースター)で焼くだけ。
同じサイズで焼いても、その時々の条件で微妙に収縮率が変わってしまい、なかなか安定せず試行錯誤を繰り返しました。
ようやく収縮の度合いやサイズ感が掴めた末に完成したのが最下段。
さらっと書いてますが、焼き上げ後に平らに仕上げるのも大変でした。
元は0.2mm厚のプラ板が加熱処理後、収縮によりは1mm厚まで変化します。
加えて印刷面も焼き上げる事でしっかり定着してくれている様です。
9
最終形。
右:印字部を剥離したオリジナル
左:完成品
10
表面を#4000のペーパーと微粒子コンパウンドで磨いた後、スイッチに貼り付けて完成!
多少の粗は否めませんが、満足いくレベルまでは持って行けたかなと😅
11
他スイッチ同様にイルミネーションをスカイブルーで統一出来ました。
②配線編に続く
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