セッティングメモ（結果、アンダー＆オーバー編）

備忘録としてスイフトの足回りについて書いておこうと思います。







話は2週間ほど前に遡り、雨の舞洲走行会の事。
今回はクルマの挙動に無理させてでもタイムを更新して行こう！と現時点で1番曲がる脚へとセッティングして行きました。

フロントは前回よりダンパーがストロークし易い様に5mmのパッカーを抜き、フロントに荷重を載せ易くしました←（良いか悪いかは別として）


そして、それをリアへ装着しバンプタッチのタイミングを変更。
リアのロール剛性をあげて、更にフロントタイヤにかかる荷重を多めに配分する。



スイフトスポーツの車重は1040kgしか無いのですがココまで極端にフロントへ荷重を配分すると『ブレーキング時のリアには、ほんのチョットしか荷重が回りません』

しかもフロントバネレートはたった【4Kgm】ですから、ドライバーがコイツの限界内でブレーキングしなきゃ『ドアンダーからのオーバーステア』っていう最悪の結末ねf＾＾；
減衰力調整とか出来ればもっとラク何でしょうけど、脚の仕組みを勉強中の身としては『手間は惜しんでいられまへんのや。』(￣Д￣)ﾉ



しかし！
当然ながらそんなセッティングは晴れた空の元の走行を予想してだったので、当日は曲がり過ぎてスピンの連続、連続、連続…。そしてたまにドアンダー。。。


リアが流れてもアクセルオン(フロントタイヤ)で引っ張ればオーバーステアは止まるハズですが、オープンデフだと先ずはインリフトを防止しなきゃ なかなか そうもいかない。
ここから学んだのは『FFのキモはリアとは言え、フロントのキャパシティが有ってのお話』と言う事


フロントの限界が低いと、駆動方式に関係無くツライよね。



今回は曲がり過ぎるクルマを作ったから（あくまで、そのつもりw）今度はそこへスタビリティを乗せた車に仕立てれば一気に近道出来そうな予感です♪ムズカシソウダケドネ
当然、街中や峠でそんなセッティングしてたらいくら命が有っても足りませんから、
ちゃんとクローズドコースでやりましょうね。(^^)