こおり＠のブログ一覧

タイトルの通り スイフトスポーツ@こおり号には、安易に車高調は投入せず、まずは純正バネとダンパーを使ってチューニングを目指してます。（＾＾）





取り敢えずはキャンバー角の調整から。
スイフトの脚はアッパーアームを持たないストラット式サスペンションです。
ロードスター等のダブルウィッシュボーン式とは違って、車体のロールでフロントタイヤのアライメント(キャンバーとトー角)が大きく変わってしまいます。(これは構造上ある程度は仕方ないことですが...)

だから皆さん予めキャンバーを付けてるのだと思うんです
今回は、その【キャンバーの付け方】にこだわってみたいと思います。



キャンバーを付ける際、使用される1番手軽な方法がEZカムに代表される偏心カムボルトへの交換じゃ無いでしょうか？
コイツはダンパーのネジ取付部の穴より一回り径の小さなボルトで、胴回りには偏心させたカムが付いています。コレを回す事でダンパーに長穴加工を施さなくてもその角度が変えられるって寸法ですネ。
値段も4～5000円と比較的手を出しやすいのでファーストステップに利用されやすいんですよ。
安いからと言って単純に細いボルトを使うとガタも出るので、かく言う私もEZカムを使いました。(^^)



はい。
ここまでは何の問題も有りません。
問題なのはこの次。角度が付けられたダンパーの上側の固定方法です。



冷静に考えてみたら、ダンパー側に角度を付けたんだから、アッパーマウント側でも その角度に合わせた（傾けた）固定じゃ無いといけないのは理解出来ると思います。
でも、アッパーマウントをゴム製で出来た純正品のままで使用してたら…？

答えは簡単。

ダンパー側に角度を付けた分だけアッパーマウントのゴムが歪みます。

（左が適正状態。右が純正アッパー＆EZカムのイメージ）
そして
歪んだゴムは常に、もとの形（ポジティブキャンバー側）に戻ろうとする力が加わってます。
この状態がマズイ理由は、最初に書いた【スイフトの脚はアッパーアームを持たないストラット式サスペンション】と言う事からです。
(詳しくはテイン等のHPを見てもらうとして)

ストラット式は
ダンパー全体がアッパーアームの代わりをしていて、そこには かなりの重量負担が掛かります。
そんな場所にあらかじめ、曲げ方向の力を加えていたらダンパーロッドもスムーズには動いてくれないだろうし、最悪はロッドの折損も考えられます。




だからね…。
私は純正のアッパーマウントに見切りを付けて、ピロアッパーマウントに換装したんです。(^^)

一般的にピロアッパーは、ガチガチに固定して仕舞うイメージが有りますが、実はピロ(目玉部分)は３６０度自由に動く事が出来て、ダンパー側で起きたアライメント変化(今回の場合はネガティブキャンバー)を適正な位置に合わせてくれるんです。素直なセッティングが可能ってワケです（＾＾）／
メリットは他にも合って、サスの沈み込みのモーションが直感的に分りやすくなります！


ノーマルのゴム製アッパーだと、ブレーキング後の挙動は。。。

ゴム製のアッパーマウントがたわむ→スプリングが縮む→タイヤがたわむ

と、スプリングが縮み始めるまで微妙な待ち時間と、不自然な動きが出ます。




これがピロアッパーマウントになると即座にスプリングの縮みがリニアに体感出来るので、アンダーorオーバーステアの限界ギリギリ一歩手前まで攻めた走りが出来るんですね！！＾＾
（ロードスターみたいなペッタンコの車高の車より、有る程度全高の有るクルマの方が体感出来そうです♪）


しかし、ピロアッパーと言えば唯一の気掛かりが異音と騒音でしょうか？
大抵は車高調と同時装着ってケースが多いと思うので、その感想は

『ゴツゴツする様になった』

や『ロードノイズが大きくなった』

などよく言われてますが、それはピロアッパー単体のせいでは無いんですねぇ。f^^;（大半は車高調の出来映えに対しての感想かと思います）

単純に『ピロは良いですよ♪』


純正アシとピロアッパーマウントの組み合わせは、取付けさえ間違えなければゴトゴト異音はしません。でもって騒音＆乗り心地も酷くなることは有りません。（サス全体の質量が変わるから固有振動数の変化で、多少の共振が起きる事はあり得ます。でも、そこまで気にする人は そもそもスイフトスポーツなんか選ばないと思いますw）

古くなれば、純正だろうがピロであろうが異音は必ず出て来ます。
ピロ＝異音は完全に都市伝説デス！（笑）

どうもどうも、お久しぶりのブログです。＾＾



さて。
スイフトを買ってかれこれ1ヶ月。
そろそろクルマいじりに片足を突っ込む時期になりました。(まだ走行距離は１５０kmですがw)


クルマいじりの方法は人それぞれですが、私の場合はパーツ交換より先ずノーマルの状態を身体に叩き込む事から始めます。

って、事で最初は 素の状態のアライメントを測ってみました。


ちなみに【整備書】による数値は…

前 トー イン1±1(mm)
後 トー イン4.1±4.1(mm)

に対して、『実測値』は…

前トー 0(mm)
後トー イン1(mm)



フロントは、ほとんど癖も無く、キレイに転がりそうな感じです。

リアの方は
基本的に『固定アライメント』のトーションビーム式サスペンションだけに、測定前は純正出荷状態が非常に気になる所でしたが、なかなか良い感じ♪
だって、始めから変な風に歪んでたら困るじゃないですか。(^^;;
…？あっ。チョット訂正。


流石に『変な風に歪んでる事』なんて事は無いと思いますが、トーションビームも工業製品だけあって公差が設けられています。
そして、その範囲なら全て合格品として出荷されます。
そんな事も含んでか？基準アライメントが4.1±4.1(mm)も広く取られて有ったので、余計に心配してたんですが実測値もそんなに悪く無くて良かったです♪( ´ ▽ ` )ﾉ


トーションビームは車高を下げるとリアのトーはイン側へ向きます。
そして車は安定方向へは向きますが、逆に曲がりにくいセッティングになっていきます。

後のトーインが浅いと言う事は、少しくらい車高を下げても【曲がりにくい車】にはならないと言う事ですね。( ´ ▽ ` )ﾉ

『こりゃイイね！』




そして次はキャンバー。

【整備書】による数値は…

前 -0°12′
後 -1°15′

『実測値』は…
前 -0°0.6′
後 -1°00′



こっちはアレですねぇ。(特にフロントは)あんまりスポーティーじゃ無いですね(^^;;

でも、街乗りしてるだけではタイヤの肩減りは有りません。

が…

その代わり、純正のアッパーマウントがストラット(ボディ上面側)との摩擦で削れる位にキャンバーが動いてやがります(驚)

(ゆえに色んなネガを吸収するZC32型の純正アッパーマウントは、相当な消耗品とみました。)

ここは安易にネガキャン付けるよりも、少し工夫が必要デスね。


と、言う訳で
まずはココら辺からチューニング始めますよ♪( ´ ▽ ` )ﾉ

今日はちょっとガレージ収納を買い替えに某ホームセンターに行って来ました。
最近はメタルラックも随分とお安くなったんですねぇ。
そんなこんなで色々オプションパーツも買い込んで、ホクホク顔で店を後にします。（＾＾）


じゃ、『帰って早速組み立てようか！！』とも思ったんですが。。。

ちょっと待った。



この前、オートバックスの屋上でミーティングした時に『こういう場所でブログ用のアイコン写真撮ったらカッコイイだろうなぁ』なんて思ってたので、立体駐車場の最上階（超人気薄の場所）でスイスポの一人撮影会をしました。←こうやって書いてるとなんか寂しいデスね...f^^;





確かスイフトスポーツのCMってこんな所じゃなかったでしたっけ？


ちょっとノって来たので色んな角度から撮ってみる。






でも、角度を変えるとこんな感じで他のお客さんの車も数台だけど居てます（笑）




納車から1ヶ月ほど経ってようやくブログ用の写真が撮れました。
そして、モータースポーツ用に足回りのチェックもボチボチと進めてるので来月11月16日の猛ドラ13でのシェイクダウンが楽しみです♪（^o^)/