
遅ればせながら、新型スイフトスポーツに乗ってきました。(*´∀`*)
正直見た目が気にいらない新型ですが…
食わず嫌いもいけないし、何よりカタログスペックが良過ぎるので
『本当に大丈夫〜?』
ってチョット意地悪な感じでSUZUKIディーラーに行って来ました。(´∀`=)
ターボエンジンがどう
とか
軽量化がどう
とかは雑誌なんかに任せて、その他で感じた事を徒然と書こうと思います。
先ず『新型スイフトスポーツの何が良かった?』って聞かれたら私ならこう答えます。
ドライビングポジションが超最適化されてる所!!
コレにつきますよ。(いやホント)
歴代スイフトスポーツって、これはもう諦めないといけないのか?って位にドラポジが取りにくいクルマでして、ABCペダルの位置関係。
特にクラッチペダルの構造なんかは超最悪。´д` ;
ヒール&トゥがやり難いとかそう言うレベルの物じゃなかったんですが、それが新型では全くの別物で
コレ、ホントにSUZUKIが作ったの?って疑うレベルに最高です!♪( ´▽`)
クラッチペダルが生えてる根元位置も、奥側(エンジン側)に寄った事で手足の位置関係も最適に。
そして、見た目はほとんど変わってない純正シートも実は進化。
カタログにはサポート感が向上とか書いてますが、微妙な形状変更でドラポジの最適化に一役買ってました。
いゃあ、これらだけで新型の価値は有りますヨ。
でも、それだけじゃ
いくら安いと言われるZC33と言えど買えないので、走りの方もインプレしますね♩^ ^
6MTを1速に入れてクラッチを繋ぐ。
もちろん繋がる位置も操作感も旧型と比較してgood。
そして
クラッチミートした時に感じたのが、エンジンの振れの少なさ。
これは
エンジンマウントでしょうね。
旧型はユルユルのエンジンマウントで静粛性を確保してたんですが、それを強化して来た様です。
でも、イマイチ理解出来ないのが
マウントを硬くし揺れを抑えたのに搭乗者に振動も伝えず静粛性が良いトコロ。(´・ω・`)
技術は進化してるって事でしょうか?
それはさて置き
このエンジンマウントのお陰でシフトupが楽しくて楽しくて♫
新型ZC33のギア比は旧型ZC32と全く同じなんですが、トルクが有るから直ぐに回転が上がってくれるので、実質はクロスギア化と同じ。
(こりゃ、低速のターンからの立ち上がりも速そうだ。)
そして次は
サスペンションの話。
これがまた悔しく、新型の羨ましい所。。。
旧型で採用されていたリバウンドスプリング内臓ダンパーを廃止した代わりに、スプリングレートとダンパー減衰力を上げて来た感じ。
(データ未確認だけど、ZC32より軽く10%は上がってそう)
フロントダンパーはオイル容量が上がったのでしょうか?
微低速域でも減衰が早く立ち上がってタイヤの接地面が常に一定に近く、ステアリングフィールは、しっかり目(落ち着きある重さ)でした。
変わってリア。
こちら側の方が進化率は大。
兎に角、旧型と比較して剛性が高い。
これはもう【剛性感】みたいな『まやかし』じゃなくて、素人にでも判る
【本来の剛性】のレベルアップ。
開口部にもスポット溶接箇所を増やしてるんだろうか?
旧型は
路面の悪い所を通った時なんかユサユサ感が出たんですが、新型にはそれは無し。
(そう思うと、旧型は17インチタイヤを履きこなせていなかったネ)
しかし、ここは減衰力を上げて対策して来た感じじゃ無くて、ウチのクルマと同じ手法で対策してそうデス。
それが、バンプラバーを積極的に使った姿勢制御。
ただ、これがもう絶妙で
一体どんなバンプラバー使ってんのかメッチャ気になります。
軽いスラロームみたいな場面(一般道だと車線変更など)でも、ギュッと詰まった乗心地と操作感で、旧型で段差を乗り越えた時にあったリアの【ドスン】っと言ったトーションビームに有りがちな嫌な挙動も無し。
何だか良いトコロばかり書いてたら、もう腹が立って来たのでw、少しは駄目そうなトコロも書いとこう(笑)
新型のステアリングは、下部がDカットされてます。

これは街乗りや、ツーリングなんかでは足元のスペースが広く取れるので有効なんですが、ステアリング回す系(←なんだそりゃw)の私としては要らない加工だなぁ。
ステアリング持ち替えの時にDカット部が引っかかって、かえって邪魔なんですよ。
あともう1つが、サイドミラーの視認性悪化。
これはね。
フェンダーがワイド化された為、後方下部が見えなくなったんです。
うーん…。
でも大して悪い所ないや。
あとはホント、見た目だけなんだよねぇ〜。(^^;)
ロードスターRFみたいにかっこいい車だったら良かったんだけど。
Posted at 2017/11/03 23:08:39 | |
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