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こおり@のブログ一覧

2015年02月22日 イイね!

底付きと間違えた現象

底付きと間違えた現象たまに暇な時間ができると自分の過去の記事を見返したりするんですが、何とも間違えた内容を堂々と書いていたりするので恥ずかしくなったりします。

でも、そんな記事を見つけ出しては修正なんてしてたらキリが無いのでそのまま放置が現状です。(『それ間違ってるぜ!』って内容にも生暖かく見てやって下さいf^^;)


『それでも修正しておきたい!』
。。。と言うか、新たに分った事が有ったので、今日はそれをピックアップした内容をお送りします。

過去記事に【ダンパー底付き 】について書いたものが有るんですが

『実は底付きじゃなかった 件』



そもそもダンパーの底付きとは、
サスペンション(ダンパー)が限界まで縮みきった時、ダンパー内のロッド先端がケースの底を打つ現象で 主にスプリングレートが低過ぎる場合に起こるそうです。

底を付いた時の実際の現象としては、
【金属同士のぶつかる鈍い音】や【車体への衝撃】で伝わって来ます。
当時の私も上記の現象から
『え~?レートも低く無いし、バンプラバーで底付き防止してたのに何でやろ~?』
って悩んでましたが、それ以上考えても原因が他に思い浮かばなかったので半ば諦めてました。

でも
それは『底付きでは無かった』


原因は。。。スタビリンクとタイロッドエンドの位置関係



下の写真を見てもらえば分るんですが、これらの間の距離がスイフトスポーツ(ZC32)では極端に狭いんです。

そもそもFFは構造上 色んな機構がフロントに集約されてます。
そのスペースはギッチリ埋め尽くされていて、左右でタイロッドの長さも違います。

ZC32は特に助手席側のタイロッドが長く、上の状態からステアリングを切れば干渉しそうな事も十分に予想出来ますねぇ。f^^:



車が停まっている時はギリギリ干渉しないんですが、コーナリング中にスタビライザーが捩(ねじ)じれた時は さらに その隙間は狭くなります。
しかし
ドノーマル車両の場合、そこからリバウンドスプリングが作動し【車がそれ以上傾かない=スタビがそれ以上捩じれない】状態になります。

って事で、不具合は何も起こらないワケです♪


でも...当時の私の車両は
純正ダンパーにワンオフスプリングを組んだ状態。
そんな時に底付きの様な現象に遭遇。

そのワンオフスプリングは純正よりもレートは高いけど、伸び側(リバウンドストローク)も多く取れるワガママ仕様です。



脚がよく伸びると言う事は【スタビリンクとタイロッドエンド間の隙間も狭くなる】と言うか、それを通り越して干渉して仕舞うって事ですよ。

※(スタビリンクとタイロッドエンドがぶつかるから鈍い金属音がして、タイロッドの動きが止められるからステアリングに反応として帰って来る)


つまり
よく伸びる前脚を作った場合は、スタビリンクを短くしてスタビをバンザイさせる必要が有ったんですねぇ(車高を落としてバンザイさせる手も有り←と言うか普通はコッチw)

純正のモンロー脚の人で、底付きみたいな体験をした方はスプリング交換をしてなくてもスタビライザーに干渉跡が無いか?1度チェックしてみてはどうでしょうか。(ハイグリップタイヤに交換してもロールが増えてイン側は伸びますからねぇ)


ちなみに、今の私の車両はスタビリンクの長さを調整しているので問題は解決デス♪(^^)


干渉してた所は、サビを落として再塗装しました。



Posted at 2015/02/22 22:25:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | スイスポ@足回り | 日記
2015年02月12日 イイね!

格安スタビリンクで最適化♪

格安スタビリンクで最適化♪【前回の続き】
純正スタビライザーを有効に使う方法を考えます。






そこで、先ずはスタビライザーの現状取付け方を考察する必要が有りました。


ダブルウィッシュボーンのロードスターなら、スタビリンクはアームに取り付けられているんですが…
ストラットサスのスイフトの場合は、ダンパーケースに直接スタビリンクが取付けられてます。
そのリンクを介してスタビライザーへ動きを伝える訳ですが【ダンパーケースが動けば=ステアリングを切れば】スタビは効き始めます。


リンクには遊びが有るので、ステア初期には何にも反応は有りませんが
目一杯まで切って、最後のゴツンといったた手応えの後に少しだけステアリングが戻って来ます。
この戻って来るチカラがスタビが捻れて反発してるチカラなんでしょうね。







そんなステアリングは、ドライバーと繋がってる数少ない部品なので、【良い部品でも悪い部品でも】効果が体感し易い箇所←(ここが判断の難しい所)


ある程度構造が分かったら、つぎは現状にマッチしてるかどうかをチェックします。
車両1G状態で、スタビライザーの取付け端部分が平行かどうか?
車高を大きく下げている場合だと平行より上(俗に言うバンザイしてる状態)に有る事がほとんど。
逆に純正車高(または少し高め)の場合は、平行より若干 下を向いています。




『えっ!?純正って水平じゃないの?』
って感じですが、コレは事実。



純正脚の突っ張り感はこれが要因なのかもね。(^^;;



それなら
スタビリンクに無理の掛からない水平状態(もしくは少しバンザイ気味)が出来れば、動く脚が作れそう。(逆に敢えてバンザイ状態を作って、スタビ効果を薄くする事も出来そうですね..というか私はコレが目的)

って事で、登場するのが全長調整式スタビリンク!!
スイフトでは他車流用みたいなのが流行ってますが、それよりも【ミリ単位】で合わせ込める調整式が絶対にお勧め♪

唯一『買えば高い』ってのがネックですが、自分で作っちゃえば【一台分3000円前後】で手にはいるから挑戦しない理由は無いでしょ?( ´▽`)



ちなみに
スタビリンクが長過ぎるとタイロッドに干渉するので、注意が必要ネ。


【材料】
リンクボール BL型(右ねじタイプ) (4個/1台分)
スタッドボルト(2個/1台分)私は全長200mm品を購入
六角ナット(鉄/ユニクローム)(8個/1台分)


↓実は色々持ってるスタビリンクコレクション(笑)

下:純正290mm 中:TEIN車高調 補修用リンク270mm 上:自作品260〜290mm



ピロボールに見える先端は 単なるボールジョイントで、余りにも軽いチカラでスルスル動きます←(チョット心配な位)
だからと言って取付け後に異音がする事も無く、現在も機能しております。

耐久性は長期テスト後に分かる事でしょうが、各々の部品は信頼性のあるメーカー品なので、個人的にはあまり気にしてません。



【インプレ】
全長セット: 水平より少しバンザイ気味に調整
狙い:スタビのレスポンスを落とし、サスペンションの伸びを助ける


ロールは し易くなりましたが、フロントのスプリングレートを上げているので、嫌な傾き方はしません。

荒れた路面(狭い路地とか)を低速走行した時に『ガコガコ』と不快な挙動を起こしていましたが、それも随分と解消。
真っ直ぐ走っていても、スタビライザーが突っ張っていたら、乗り心地は悪い方向に向いてたんでしょうね。


少しだけど、街乗りも快適になりました。
【街乗りが快適なクルマはモータースポーツでも速い】が持論なので



少しは速くなった…かな?(^^;;
Posted at 2015/02/12 22:11:53 | コメント(3) | トラックバック(0) | スイスポ@足回り | 日記
2015年02月11日 イイね!

スイフトのスタビライザー

スイフトのスタビライザー ZC32型スイフトでスタビライザー
の交換をしている人はどれぐらい居るのだろうか?






はい。いきなり疑問文から始まりましたが、今日のお題は 見た通りの『スタビライザー』です。
ZC32に乗ってる人はフロント足回りを覗き込んで貰えば分かると思いますが、スタビライザーは狭い隙間を縫う様に複雑な形状で取り付けられています。


なので、こいつを交換しようとなると
フロントメンバーを外す(もしくはエンジン浮かせて隙間作る)必要がある為、大掛かりな作業になります。





【そこまでして効果あるの?】って所が1番の知りたいポイントだと思うんですが…
ここでしっかり押さえておきたいポイントが↓


【ZC32スイフトをモータースポーツで使用するかどうか?】デス。


ホント、これに尽きると私は思います。(・ω・)ノ
ちなみにオススメしたいのは、ズバリ街乗りオンリーの人
激しい運転はしないけど、ロールだけが唯一気に入らないと言った【乗り心地を重視する人にのみ】勧めたい。



じゃあ、何故モータースポーツ派には強化スタビをお勧めしないかと言えば
それは『コーナーリング中、イン側のサスペンションが伸びにくくなる』から。

構造上、仕方ないことなんですがイン側が伸びにくいと FFのスイフトは、回頭性の悪化とトラクション不足に見舞われます。
※トラクションが掛からないからって、安易にLSDの導入とか迷宮入り一直線だから要注意ですよ。(^^;;





自動車メーカーさんがフロントスタビライザーを採用してる理由の一説には、横転を防ぐ為だとも言われています。
そりゃあ、トレッドを目一杯広げてスプリングレートも高い物が使えるなら、メーカーもスタビライザー効果に頼る必要はないでしょうが、市販車じゃムリですもんねぇ。


僕らみたいなモータースポーツ派は
ロールが気になる場合…
ワイドトレッド化&スプリングレートUPで対応するのがベターなんだと思う次第デス。(わざわざ伸びにくい限界の低い脚にする必要ないよね?)

当然、前後のロール剛性を調整する分にはスタビは必要なんですけど、悲しいかな純正より細いスタビなんて何処からもリリースされてません。




だから、結論として
私はモータースポーツ派のスイフトには純正スタビライザーで充分だと思うんです。



そこで、純正スタビライザーのバランス調整方法を考えたんですが…
ちょっと長くなって来たので、この続きはまた次回で。( ´ ▽ ` )ノ
Posted at 2015/02/11 22:18:18 | コメント(3) | トラックバック(0) | スイスポ@足回り | 日記
2015年02月06日 イイね!

パーチェの代わり!?

パーチェの代わり!?どうも お久しぶりなブログ更新です。(^^)

前回の記事からも色んな事してたんですが、なかなか効果確認まで出来る様なモノが無くて、しばらくは寝かして置くネタばかりが増える今日この頃です。




さて今回はその中からサスペンション関係の話と言うか、小ネタを1つ書こうと思います。(^^)





直巻スプリングで有名なハイパコ。その中でも少し特殊な位置にいるのがパーチェと言う部品。

これは
直巻スプリングの上下に装着するパーツで、走りの性能と乗り心地を向上させてくれる役目が有ります。(ざっくりとした説明なので、詳しくは本家HPで)

理論的にも
『効果が有りそうな感じバリバリ』なんですが、何と言っても その価格。
構造からして高価なのも分からんでも無いですが、でもそれが二の足を踏む理由になる。…よね?^^;


…と言う訳で、なるべく安価で代わりになりそうなモノを作ってみました♪




【手配部品】
スラスト針状ころ軸受(ベアリング)566円/個  必要数:2
AS形軌道輪 (ワッシャー)161円/個       必要数:2
  
※ベアリングは、業界大手のNTN製なので品質もバッチリ♪



同じ様にスプリングのネジレを解消する部品と称して、薄いシート状のペラペラワッシャーみたいなのも売ってるけど…、
今回用意したのは、小さいながらも高荷重対応ベアリングだから、スプリングのネジレを修正する滑らかさは抜群!

気になる厚みも、4mm程度なので車高への影響も最小限なのが嬉しいっすね♪



スプリング内径は一般的な65mmやテインがよく使う70mmなんかが有りますが、NTNのベアリングは 両方ともラインナップされてるから嬉しい♪( ´▽`)

取り敢えずウチのスイフトには、リアスプリングへ のみ装着しました。

乗り心地の変化としては
もともとバネレートが5kgしか無く、乗り心地も良かったから『ほんの少しだけカドが丸くなった?』程度の印象止まりですが、ジャッキアップ&ダウン時に出てた【きしみ音】は無くなったから、その点はアリかな?


更に何か確認方法が無いかと検証した結果が以下の作業↓

車体が着地した状態でサイドブレーキを掛け、スプリング部を覗き込みます。
その時に相方にクルマを揺すって貰ったんですが、揺れに合わせてベアリングがグリグリと動いてます。

よしよし。ちゃんと動いてるって事は『走りにも効いて来るんだろう。』…っと、自分に言い聞かせる(笑)
※やっぱりサスペンションの効果はクローズドコースで試さなきゃ分んないやf^^;




パーチェ程じゃ無いだろうけど、こいつはコストパフォーマンス的にも期待は高まりますね♪
Posted at 2015/02/06 22:26:52 | コメント(3) | トラックバック(0) | スイスポ@足回り | 日記

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何シテル?   11/15 23:36
スイフトスポーツに乗っている こおり@です。 ページの方はもボチボチ更新していくつもりなので、コメントもお気軽に! pocketmoney-ra...
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