崖っぷち秋山のセコンドに“世界のTK”高阪剛氏

　３連敗を喫し、今回がミドル級（８３．９ｋｇ）からウェルター級（７７．１ｋｇ）に転じての第１戦となる秋山。しかし、昨年１１月に実験的にウェルター級への減量を経験済みで、新たなトレーナーに指導とアドバイスを仰いでいることから「減量も（それに伴う）パワー（ダウン）の問題もなく仕上がっている」と不安を感じさせない表情で、「今回は勝ちに行きます」と気を引き締めた。
　秋山はフィジカル・コンディショニング面で新コーチを迎えただけでなく、今回はＵＦＣでの経験が豊富なＴＫこと高阪剛氏にも師事。当日もセコンドについてもらうといい、秋山の戦略面・心理面での支えとなっている。

　対戦相手のジェイク・シールズはこれまでストライクフォース・ミドル級など多くの王座を獲得し、ダン・ヘンダーソンなど強豪も下してきている歴戦の猛者。崖っぷちとなる秋山には厳しいマッチメークとなるが、「強い選手に挑めるのは格闘家としてうれしいこと。チャンピオンで強い選手なので、思いっきりぶつかっていきたい」と意気込みを語った。

　この日は同じくＵＦＣウェルター級のキム・ドンヒョンを相手にタックルでテークダウンすると、パウンド、ヒジ打ちから腕十字という流れでタップを奪っていった秋山。シールズは寝技に長けた選手であり寝技での勝負は考え難いが、これをいかに攻略し、起死回生の勝利を得ようというのか。
　３年５カ月ぶりとなる日本での試合まであと４日に迫った。


大分身体は絞れてウェルター級の体格になってきたみたいですね。
持ち前のパワーが落ちていなければいいのですが・・・。
寝技で勝つのは難しいと思うのでスタンドでどれだけダメージを与えられるかに今回の試合の命運が掛かっていると思われます。
とにかく秋山も「崖っぷち」。
しかも敵のシールズは無茶苦茶強い相手。
しかし今回はTKに色々と教えてもらって万全の体制で臨めると思いますので期待大ですね。